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私とカメラのおつきあい(18)~YouTube発信の再開をもたらした「VLOGCAM」~

某プロパガンダをきっかけに、YouTubeデビューをした方も多いかと思うが、そんなYouTubeデビューの需要に合わせ登場したのが「VLOG対応カメラ」である。
そもそもカメラには静止画専用の「スチルカメラ」と、動画専用の「ビデオカメラ」の2種類に分かれるが、最近のデジタルカメラやスマートフォンのカメラでも動画機能が備わったこともあり、スチルカメラでも動画撮影が可能となった。中には動画機能を重視するべく撮影時間の制限を無くしたものまで登場している。このため、最近のデジタルカメラはスチルとビデオの線引きが無くなっていると言っても良い。

今回はそんな「VLOG対応カメラ」から、ソニーのある機種にスポットを絞って紹介する。


VLOGCAMがやって来た!

2022年6月、手元に新たなカメラがやって来た。

ソニーのVLOGCAM ZV-1
新品だと高いので中古で購入した。シューティンググリップ(GP-VPT2BT)が付いたシューティンググリップキットである。

本体がこちら。
見た目は立派なコンパクトデジタルカメラと言っても良いが、動画撮影用にボタン類が色々変化している。例えば軍艦部にある大きな網のようなもの・・・それはマイクとなる。

通常のスチル機でのマイクの大きさは、ちょっとした穴が開いている程度なのに、こちらはその面積がいかに大きいかがお解りだろうか。まさにVLOGに特化したカメラと言えよう。
この機種はビデオカメラだけでなく通常のスチルカメラとしても利用出来るので、まさにスチル・ビデオを一石二鳥でこなすことが出来るカメラと言っても良い。


VLOGCAMとのお付き合い

2022年6月からお付き合いを始めたばかりなので、まだそこまで経っていないが、当機種とどうお付き合いをしているのかを説明していこう。

VLOGCAMを導入した理由、それは


YouTubeの発信再開。


2022年7月で退職を決め、「写真家」と言うクリエイターへ転向した私であるが、実は2016年頃からある事を始めていた。それは「YouTube」での動画配信。

当時は「七語零黎チャンネル」と言う名前で開始し、主に鉄道やカメラ関係を配信するものであった。デビュー当初はかなりの緊張ぶりであった事と、説明が全然なっていない事が度々あった。そのためコメントで洗礼を受けたことが何回かあった。以降は顔出しなしで鉄道動画のアップに集中したが、あまり持たず程なくして配信を止めてしまった。
2020年6月に「七語零黎チャンネル」は、現行名称である「青・空・虹 動画」へ変更し、お散歩動画なども取り入れて行ったが、鉄道動画だけ伸びていくものの、お散歩動画は思うように動画再生数が伸びず撃沈。それ以降も某プロパガンダの煽りを受けてしばらくお休みしていた。

そして、2022年8月。「青・空・虹 動画」が久しぶりに配信再開。そこで動画機として用意したのが今回紹介しているVLOGCAMとなる。
動画内容は鉄道とカメラ関係には変わりないものの、説明を解りやすくしたため、動画の視聴回数も徐々にではあるが増えつつある。今後は一度撃沈したお散歩動画もVLOGCAMを使用して撮影を行う予定である。


ZV-1にした理由

VLOGCAMには紹介している「ZV-1」ともう1つ、「ZV-E10」と言う機種がある。お互いの違いはこの通り。

  • ZV-1:コンパクトデジタルカメラベース

  • ZV-E10:ミラーレス一眼ベース

ZV-1はソニーの高級コンデジの1つ「サイバーショットRX100」シリーズをベースに製造しており、それをVLOG仕様へと変えたのがZV-1である。そのためセンサーサイズが1インチ積層型CMOS(Exmor RS)を採用。元々RX100シリーズをVLOGなどの動画機として使用するケースが多かったために登場したものと思われる。

もう1つのZV-E10はソニーのAPS-Cミラーレス一眼「α(4桁機)」がベース。

スチル機のα6400がベースとなっている様だが、ファインダーが無いことやバリアングル液晶を採用している点でαの4桁機と異なる。
センサーサイズは前述の通りAPS-Cなので、動画・静止画の解像感はZV-1を上回る。なお、ZV-E10は某プロパガンダの煽りによる半導体不足の影響で一時期販売中止となっていたが、現在は再開。

私がZV-1にした理由・・・それは、一眼カメラのメーカーがソニーではない事。
ZV-E10はミラーレス一眼ベースだが、マウントが「ソニーEマウント」を使用しているため、キヤノンRFマウントしか持っていない私は別途レンズの準備が必要になってしまう。そこを考慮して敢えてZV-1にした。

ZV-1もまだお付き合いしたてなので、これからの活躍に期待したいところである。お付き合いしていく度に新たな発見が出来る事を。


次回予告

次回は、キヤノンRFマウントの小型ミラーレスカメラについてのお話。

― 次回へ続く


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