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新宿区立漱石山房記念館

今回は、夏目漱石さんゆかりの「漱石山房記念館」を訪れました。

この建物は、鉄筋コンクリート造で、地上2階・地下1階の建物になっています。

漱石山房記念館・全景

入場券を購入し中に入ります。

入場券

入場券を購入した際に頂いたパンフレットです。記念スタンプが有りましたので押してみました。

パンフレット
エントランス

地下1階:図書室・多目的スペース・講座室・事務室
地上1階:導入展示・漱石山房再現展示室・
     ミュージアムショップ・ブックカフェ
地上2階:展示室

こちらでは、夏目漱石さんが数々の名作を生み出した「漱石山房」の書斎を再現されていたり、2階の資料展示室では、グラフィックパネルや映像などによって、漱石が生み出した作品の世界観や人脈相関図などが紹介されています。

ちなみに。
夏目漱石さん(1867年2月9日 - 1916年12月9日)は、明治末期から大正初期にかけて活躍し、その間、教師、小説家、評論家、英文学者、俳人など様々な分野で活躍しています。

小説家としては、現代書き言葉を作った近代日本文学の文豪の一人とされています。代表作には「吾輩は猫である」、「坊っちゃん」、「こころ」、「門」などがあります。

夏目漱石さんは、胃潰瘍など病気に苦しみながらも名作を残した文学者として、日本文学史に大きな影響を与え慕われていたそうです。

書斎の再現
書斎の再現
夏目漱石さん
夏目漱石さん

2階には、新宿区が所蔵する草稿や書簡、初版本などの資料も展示されていました。

その他にも、客間やベランダ式回廊をできる限り忠実に再現されています。

1階にあるブックカフェでは、漱石の本が本棚に飾られ、漱石作品や関連図書を読みながら、ゆったりと過ごす事ができます。

CAFE SOSEKI カフェ・ソウセキ 入口
空也のもなかセット(コーヒーは2人分です。)

コーヒーを飲むと猫の姿が浮かび上がってきました。

飲みかけのコーヒー
CAFE SOSEKI の猫のオブジェ
CAFE SOSEKI カフェ・ソウセキ

CAFE SOSEKI カフェ・ソウセキ
「吾輩は猫である」に登場する空也のもなかセットをはじめ、お飲み物(コーヒー、紅茶、ほうじ茶など)やこだわりのスイーツをご用意しております。
営業日 :木曜日、金曜日、土曜日、日曜日、祝日
営業時間:10時~17時30分(ラストオーダー17時)
定休日 :月曜日、火曜日、水曜日

新宿区立漱石山房記念館より

ミュージアムショップにて漱石山房記念館ガイドブックを購入し、改めて夏目漱石さんの足跡を堪能させて頂きました。

漱石山房記念館ガイドブック

新宿区立漱石山房記念館
〒162-0043 東京都新宿区早稲田南町7−7
電話 : 03-3205-0209 FAX : 03-3205-0211
観覧料(通常展)
一般300円、小・中学生100円
開館時間
10時00分~18時00分(入館は17時30分まで)
※漱石公園開園時間
4月~9月 …8時~19時
10月~3月 …8時~18時
休館日
①月曜日 ただし、月曜日が休日の場合は、直後の休日でない日
②年末年始(12月29日~1月3日)
③その他設備維持のため等の臨時休館日
※漱石公園は年中無休

新宿区立漱石山房記念館より

新宿区立漱石山房記念館 Webサイト
https://soseki-museum.jp/

建物を出ると横には漱石さんの銅像、そして、漱石公園が有りました。
綺麗な花々を咲かせ、訪れる人を楽しませています。
そこには猫塚も有り、漱石さんが愛猫家だったこともうかがえました。

夏目漱石さんの胸像
漱石公園
漱石公園
漱石山房案内図

道草庵という建物が有り、この中にも漱石さんゆかりの関連資料やパネルなどが展示されていました。

道草庵
道草庵

庭園内に「猫の墓」として猫が祀られていました。

猫塚

美しい花々も咲き乱れ、訪れる人々を楽しませてくれます。

咲き誇る花々
咲き誇る花々

とても充実した時間を過ごす事ができ、この機会に夏目漱石さんの作品を読み返したいと思いました。

ここまで読んで頂き有り難うございました。
また週末に気温が急上昇する場所もあると云われますが、皆様も体調に気をつけお過ごしください。

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