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【詩】 いつもと違う杖


商店街を過ぎてしまい
一つ先の通りを
ゆく
夕暮れは
切ない男が
いつもと違う杖をついてる
オイルの高騰
本屋の閉店
胡瓜の安売り
あいつの外れた鼻唄
ペタペタ足音が近づく
軽快に
鼻唄
日の色は濃く僕の影は薄く
駄目な事ばかりが増えて
ゆく先はもう
何処にも無い

ペタペタ





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