【超短編小説】 密談
〜幽霊らによる〜
〜世にも恐ろしい〜
〜深夜の話し合い〜
幽霊一(よーし、人が通った時の練習しとくぞぉ)
幽霊二(やっぱよ、最初が肝心だからよ、出囃子を決めようぜよ)
幽霊三(よーよーよーよーうるせーよーぽよ。その口癖なんとかならねーのかぽよ)
一(まぁまぁまぁ。喧嘩はよせ。オレはだな、こんな感じだ
ひゅ〜どろどろどろぉ〜
二(ありきたりじゃねーかよ。オレならよー
どろぅどろぅどろぅよっ
どろぅどろぅどろぅよっ
三(おいおいおい、ふざけてんのかぽよ。なんだよその最後の「よっ」てのはぽよ。怖くもなんともねーじゃねーかぽよ)
二(よーよーよー、じゃーやってみろよー)
ひゅるるるるるる〜ぽ(我慢)
ひゅるるるるるる〜ぽ(我慢)
二(いひひー。あはー。なんだよその最後の「ぽ」てのはよー)
〜幽霊らによる〜
〜世にも恐ろしい〜
〜賑やかな密談は続いた〜
〜終〜
〜こちらもよろしく🐦〜
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