【詩】 ちゃぷん
(あの信号機を左に曲がってください
しばらくゆくと
地下への階段がありますので……)
教えられた通りに進む
夜に沈んだ黒さの扉を
開けようとふれると
ちゃぷん
と音がした
わたしは
わたしの形の水を自覚した
水の色は
泡とともに変化して
ふさわしい色を
くじら先生に
教えてもらえばよかったと
後悔したが
遅かった
なにとぞ🐦
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詩集 マチ子の欠けら
320円
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