萩原朔太郎詩集『月に吠える』を読む
萩原朔太郎詩集『月に吠える』(「天景」)を読む
今回の詩人は萩原朔太郎です。
現代詩の源流に朔太郎あり。西脇順三郎も朔太郎がいなければ日本語で詩を書くことを諦めていたかもしれないですし、少なくともスタートは遅れていたはずです。となれば西脇以降の詩人たち、吉岡実をはじめとした現代の詩人たちの詩も今とは違うものになっていたかもしれません。
そんな偉大な詩人、朔太郎の詩の中から『月に吠える』の「天景」を取り上げます。
「天景」を読むにあたっては、参考にしたい、これ以上ないくら