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人を好きになること

過去の恋愛は本当にヤバかった。
両親からは「結婚相手以外紹介さるのは無駄」と言われました。
もちろん、母はエホバの証人以外は「世の人」という意識なのでよく思っていないのは分かっていました。もちろん男女が2人でいるなんて「汚らわしい」って。それは、恋愛関係じゃない大学の友達でも。そう思う方が汚らわしくない?って思っていたけど、もちろん言えませんでした。
なので、結婚するまで「彼氏です」と親に紹介したことありませんでした。
彼氏と会う時も嘘ついて出かけてました。父には「彼氏と」って言えても、母には口が裂けても言えなかった。

お家で愛されてるかいつも不安定でビクビクしていたわたしは、彼氏に猛烈に依存する彼女でした。
連絡はまめにして。記念日は大切にして。いつも好きって言って。
本当は親にして欲しかったことを、無意識に全部彼氏に向けられていたんだなと今は思います。
困らせて、相手が好きでいてくれることを確かめることもしました。
お金を彼氏に貸したこともあります。金額からして100万ぐらい。
嫌われたくないから、彼にとっての「良い彼女」を演じてました。
そんなわけで、わたしも依存する。相手も依存するっていう世にも恐ろしいカップルが出来上がります。
いつも彼氏をダメにしてしまう・・・。そらそうだよね。

仕事で彼氏を決めていたこともあります。それはまさにネームバリューで。
両親が聞いたことある会社の人。たまたまその彼にプロポーズをされて
「この人なら親が安心するか。プロポーズされたしするか」
今なら、違和感しかなかった彼と結婚を決めてしまって、結果離婚することに。
付き合ってた時にもうっすら分かっていたような気がするDV気質が炸裂。
でも、元々持っていたものかもしれないけど、炸裂させるスイッチを押したのは
まさに、心の奥の傷と親から愛されていたと思っていなかったわたしが押したのかもしれません。今思うと。
ですけど。

今の旦那さんは、今も、過去も受け入れてもらえる、ここに居れば安心できるとそう思わせてくれる人です。彼のおかげで自分と向き合うことができます。
辛いことがあっても、ちゃんと戻って休める場所があります。
本当は、子供にとって最初の人間関係を作るお家がその戻って来れる安心できる場所っていうのが理想なのかもしれないですよね
多分ですよ?

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