私達の内界の風景

たまには堅苦しい話は抜きにしまして。
今日は単純に我が家の風景のお話をお話しようかと思います。
肩の力を限りなく抜いたお話となります。

私達の内界の「家」と呼ばれる拠点は、真っ白な壁と天井に、大理石の様な白い床が貴重になっています。
これは、秦羅の好みによるものです。
そして、家の形は円形になっています。

奥側の壁は、半径左側にずらりと男性陣の部屋のドアが並び、半径右側に女性陣の部屋のドアが並んでいます。
尚、無性・中性・トランスなどの子は、各々の見た目や自認性の方に部屋を置いています。
ドアは本当に色が様々で、各々好きな色にして(単色もあれば複数色もあります)、ドアをデコレーションしていたりするので、真っ白な空間に何やら色とりどりで眩しい空間があるなぁと思いながら私は眺めています。
因みに、私の部屋のドアは真っ黒で猫のドアプレートをかけていますシンプルイズベストですよ。

家の中央には長くて大きなテーブルがドン!と置かれていて、その周りにドアと同じカラー・柄の1人用ソファや椅子が適当に置かれてます位置も移動します。
そこから少し離れたところに、玉座のようなアンティークソファが5つ並んでいて、普段はそこに幹部5人が鎮座しています。
ソファのカラーは各々のイメージカラー。

意識を持つ為の半円(以降これをスポットと呼びます)から見て左右の角には大きなモニターが配置されています。
内界の人格の大多数はそのモニターで外の様子が確認できるようになっています。
全員が見れる・聞けるわけではないのが解離の難しいところです。

スポットの少し離れて隣には何故か玄関があります。
そこから、内界における外に出れます。
外は自然に囲まれていて、まず家の周りはぐるっと池になっています。
池に囲まれていて、その池が淡水・汽水・海水に分かれていてそれぞれの魚が泳いでいます。
石橋が1本かかっていて、周りは森です。
完全に静かな森で、森の中に何個かエリアがあるだけのシンプルな世界となっています。
基本的に私はスポットにいるし、中に戻ると7割方は意識を失うので滅多に外を見ることもありませんが。

お家に帰りましょう、帰宅です帰宅。
お家は地下1階地上3階、屋上付きです。
地下には食料庫などの倉庫がメインとなっています。
半分はキッチンが占めていて、内界における食事などはここで用意されます。
この地下の片隅にとある人格の個人的な部屋がちょっとありますが。
1階は先程説明した通りリビングエリアなので飛ばします。
2階は上がって左側に浴室があります。
男女と無性・中性用の3種です。
真ん中奥に小さなキッチンがあり、真ん中にちょっとしたテーブルと椅子、右側には会議室・談話室・面談室が並んでます。
3階はなんか色々ペットがごった返してます(?)
屋上は季節感ガン無視の花が咲き乱れてます。
これは中の子達の趣味です。
色別にそれてるだけ纏まりはある……かな……。

そして、内界を語るにおいて重要なことは、この私達のいる家は表層と呼ばれてる層にあります。
この層についてはまた別の記事にて書きますね。

では、この辺で。

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