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「欧米は凄い」を洗脳し続けるメディアの罪

日本人は幼少期からメディアを通じて無意識に「欧米は凄い」を刷り込まれている。今でもほぼ毎日「欧米は凄い」系のニュースや記事を見ている。

本日、YouTubeでたまたま関連動画に表示されたコレなんかもそう↓

ニュースを要約すると「ニューヨークシティバレエ団の主役に日本人が初めて抜擢された」というもの。

このような欧米で日本人が活躍したニュースを見る機会はよくあるが、これをニュースとして伝える意図はこうだ。

「欧米という凄い(レベルの高い)場所で日本人が活躍」

もちろん「欧米という凄い(レベルの高い)場所」というフレーズや表記はないものの、その意味が含まれていることは間違いなく、だからこそわざわざニュースにするわけだ。

このようなものを幼少期から見続けていると、自然と「欧米=凄い・レベルが高い」と刷り込まれる。そして気付いたらほぼ全ての日本人のように「欧米は凄い」と信じてしまう。おそらくこの記事を読んでいるあなたも無意識に欧米のことを凄い・レベルが高いと思っているはずだ。

このメディアの報道の仕方こそが、日本人が強く持つ「欧米信仰」の主な原因になっている。

多くの分野において欧米はレベルが低いし凄くない。本当は凄くないのだが、メディアの報道を含めさまざまな要因で凄く見えているだけ。凄いと洗脳されている、というのが実際のところだ。

今回のバレエに関しても、歴史はあるものの、果たしてこのバレエ団は本当に凄いのか?さまざまな人がいるなかで日本人(とは言ってもアメリカで生まれ育ち)が主役に抜擢されたのは確かに凄いかもしれない。でも、そもそもこのバレエ団はそんなに凄いのか?

多くの日本人が「凄い、レベルが高い」と思っているニューヨークという大都市にあるバレエ団で主役だからニュースにしているのではないか?単純にニューヨークで活躍しているから凄いといっているのではないか?

バレエは日本において超マイナーだ。市場なんてほとんどないに等しいし、国からのお金を貰えないと存続できないバレエ団もある。プロになっても給料が出ずにバイトをして生活費を賄っている人も多いと聞く。

しかしそんな日本人バレエダンサーは、本場の欧州やロシアで活躍しているケースは多々ある。最近も国際バレエコンクールで優勝したり、イギリスの名門バレエ団でプリンシパル(最高位)として踊っている人もいる。

そもそもこんなバレエが超マイナーな国なのになぜ活躍できる優秀な人が輩出されるのか?もちろん日本人の努力できる国民性、高みを目指せる国民性、きつい練習をこなせる国民性、これが一番大きいだろう。しかしバレエは体型・体格が非常に重要視される。明らかに手足が長い欧米人が有利であるにもかかわらず日本人が活躍している。

これはバレエだけではなく、あらゆるスポーツに関して言えることだが、欧米人は基本的に怠慢なのであり、練習も日本人ほどしない(できない)。これは、彼らの国の歴史を見てもわかる通りで、彼らはラクをしたい国民性なのだ。だからアフリカから人々を連れてきて奴隷として自分たちの代わりに働かせていたわけだ。

基本的に彼らは怠慢なのだ。

でもスポーツの世界では彼らは強かったりする。それはなぜか?一番の理由は体格が大きいからだ。え?そんな理由?と思うかもしれないが本当にそうなのだ。彼らは日本人含めアジア人よりも体格が大きいから練習しなくても勝ててしまうのだ。よく「欧米は科学的な練習をしていて」なんて聞くが、それはきつい練習ができないからあれこれ手を出しているだけであり、結局は体格の差で勝っているだけなのだ。(+運動神経も良い)

例えば米国は「陸上」や「水泳」が強い。これらのスポーツはほかのスポーツよりも体格が大事だ。なぜなら道具や技がないからだ。勝つ要因が複数あるとしたら、その多くを占めるのが体格だ。だから日本人が陸上100mで決勝に行くのは難しいし、水泳の50mクロールで優勝するのも無理だ。でもマラソンなら勝てるし、クロール以外の競技だと勝てる。距離が長ければ長いほど勝てる。なぜか?勝つには(きつい)練習が必要になってくるからだ。でも陸上100mも水泳50kmもきつい練習をしなくても体格、つまりパワーでゴリ押しできるのだ。ただ単に「体格の違い」で勝ってるだけなのだ。

卓球やバドミントなどを見てみればわかる。もちろんこれらのスポーツでも体格は有利に働く。バドミントのシングルスなんて、体格が優れていればリーチが長くシャトルを拾える範囲は広がる。スマッシュも角度が付いた速いスマッシュが打てるし明らかに有利。でも陸上や水泳などと比べるとそこまで体格は重要ではない。それよりもほかの「体力」や「技術」や「フットワーク」などが大事だし、それで体格差を補うことが可能だ。だから勝つ要因で体格が大きな割合を占めないスポーツではアジア人が強いのだ。

またスポーツの場合、欧米は常にルールを作る側だ。努力しないで勝つにはそもそものルールを自分たちの都合よく変更したほうが手っ取り早く勝つことができる。このルールメイキングも彼らの大きな武器だ。

スポーツを例にしても彼らはまったく凄くないしレベルも高くない。ただ体格の差で勝っているだけであり、勝てないけどアジア人・日本人選手のほうがはるかに凄い… と個人的には思う。

余談になるが、陸上の4×100mリレーを見てみると、黒人のなかに黄色人種がいる。そう、中国人と日本人だ。逆に白人が全然いないことに気づく。有利なのになぜか?それはいま説明してきた通り。もはや黒人の次に100mが速いのは黄色人種といっても過言ではない。
実際に9秒台を出したことのある選手を見てみると、もちろん白人はゼロではないが、中国人と日本人が多い。

白人は少ない。あれだけ体格に恵まれているのになぜ?そう、ただの怠慢だからだ。レベルが低いのだ。科学的な練習をしているはずなのになぜ?


かなり本題から脱線してしまったが、実はスポーツはもちろん、さまざまな分野で欧米は大したことないのだ。

ところがメディアの報道が欧米を凄いと思わせる報道しかしないものだから、すっかり欧米=凄いとなってしまっているだけなのだ。よく見かける世界の◯◯ランキングとかも同じ。

正直、この欧米崇拝は日本にとってかなりマイナスだと思っている。とくに昨今、SNSが主流になり欧米からの情報がすぐに流れている世の中。すでに欧米崇拝が染み込んでいる日本人は、欧米=お上=正義の図式なので、彼らと常に比較し、違いがあると「日本は遅れている」となり「恥ずかしい」となる。彼らの真似しかできなくなっているし、考えない教育、愛国心を育まない教育、歴史や文化を大事にしない教育などと相まって、どんどん中身の何もない、ただ欧米の真似しかできない国へとなりつつある。

個人的にこれは非常に憂慮しており、教育を大きく変えると同時に、メディアの報道も変えなければならない。でないといつまで経っても日本人の欧米崇拝は変わらず、主体性のある国にならないと思っているからだ。


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