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お姉さまの香り謎解き!? 匂いの正体を追え!

(この記事タイトルは、ChatGPT-3.5 に作成してもらいました)

実は、もう、しばらく前からの話なのだが、例のお姉さまから発せられる匂いが、やや気になっている。

まあ、私自身が、かなり匂いに敏感な方だ、という事実はある。柔軟剤の匂いもキツいのは耐え難いし……一時期は、例の桃やココナッツの香りがする某ボディーソープにはまっていたくらいだし(笑)。

話を戻すが、その変化に気づいたのは、ある日突然のこと。

最初に感じた匂いは……何ていうか、一番近いのは汗の匂いだろうか。具体的には、今は懐かしき、体育館の奥に放置されている運動マットのような匂いと言えようか。
(彼女、事情があって、昨日、お風呂に入れなかったのか?)
くらいに思っていたが、その日以降、毎日続いているので、お風呂が原因でもなさそうだ。

それに、時期的にも、秋真っ只中だったと思う。であれば、やはり汗ではないだろうと。

次に近い匂いは、生乾きのタオルの匂いか、湿布の匂いか、特殊なハンドクリームの匂いか? または、これらが複合的に絡んだような匂いのような気もするのだが、いずれにしても、なんだかツンとくる匂いで、どうしても不快に感じるのだ……。

発生源は彼女ではないかもしれないと思っていたが、彼女がいないと匂わないし、彼女がやってくると匂うので、やはり、犯人は彼女に間違いない。

 

これって、もしかしたら、いわゆるフェロモンのようなものなのだろうか? フェロモンといえば、それが心地よいと感じるのか不快と感じるのかは、自分との遺伝情報の距離によると聞いたことがあるのだが、私が不快と感じるのであれば、彼女とは遺伝情報が近いということなのだろう……か?

とはいえ、まあ、ある日突然始まったということを思い出すと、やはりフェロモンでもないのかもしれない。それでは、いわゆる加齢臭なのか? しかし、加齢臭というのは、一体何なのだろう?

ある日突然ということを考えたら、やはり、単にハンドクリームか何かを変えただけなのかもしれない。それがたまたま、私が不快に感じる匂いだったのだろう……か。

 

――ちなみに、これはもう、15年も昔の話なのだが……当時、それなりに仲のよかった(そして、密かに想いを寄せていた)会社の異性の同僚から、それこそ変な匂いがしていた頃の話を思い出した。

そのときの臭いは……まるで生ゴミのような匂い。当時、その彼女は、部屋が汚いと言っていたし、生ゴミの処理もせずに洋服に匂いが染み着いているものと思っていた。彼女自身、それをごまかそうとしてか、匂いの強いハンドクリームを使ったりしていたのだが、これまた複合的に絡み合い、余計にエキゾチックな匂いとなっていた。匂いは打ち消されず、混じり合うものなのだろう。

そして、その匂いが日に日に強くなり、とある日、ついに彼女自身からカミングアウトされる。
「ねえ、これ何ですか? ワタシの体、生ゴミ臭いんですけど!?」
彼女は、その頃、仕事もうまく回っていなくストレスもたまっていたし、元々自虐的なキャラだったし、私とは、よくざっくばらんに話していたからこそこんな発言があったのだと思うが、これはもう、はっきりと分かるレベルで彼女から匂っていた。ただ、当時の私は、彼女自身が何か変な病気じゃないかと心配になり、それなりに調べたところ、恐らく「彼女の急激なダイエットによる、いわゆるケトン臭ではないか」と結論づけていた。その時期、彼女自身が、
「仕事も忙しいし、ストレスでお腹空かないし、ほとんど毎日ご飯を食べてなくて……ダイエットにもなるし、ちょうどいいかと(笑)。」
と言っていたので、おそらくそれで間違いないだろう。

まだ20代中頃の彼女。当時、私が30代前半……私は、そんな健気な彼女が、何ともいとおしくて仕方なかったのだが、結局、私は、彼女への想いを「冗談っぽくでしか」伝えることができず……。とはいえ、彼女からも、都合がいいときだけ利用されたり、いいように扱われたりで、一向にギブアンドテイクにはならず、最終的には、私がキレて……でも、友達が少ない彼女なので、すぐに私と仲直りして、という連鎖を何度か繰り返し……。

ある日、2人きりで飲みに行って、2人で1つのアイスクリームにスプーンを差し合ったあの日以降、私はもう、いつでも彼女と付き合うことができるんじゃないか? と確信を得ていたのだが、結局、それ以上何をやっても一切進展することもなく、はぐらかされ続け……人事異動で離ればなれになったタイミングで、自然とこの関係も終わった――ような記憶がある。結局は、彼女自身がいいとこどりというか、こんな中途半端な関係を望んでいただけのようだった。

 

――だいぶ話がそれてしまったのだが、いや、ただ、ここまで書いて思ったのだが、もしかしたら、このお姉さまの体臭の原因も、ダイエットによるケトン臭ではないだろうか? ということなのだ。

何となく不快でツンとくる匂い、はっきりと発生源であることが分かること――などなど、過去のいとしき彼女との共通点も多い。匂いの種類がだいぶ異なるので、ケトン臭ではないかも? とも思ったが、実は、ケトン臭というのは、その段階において様々な臭いがあるようなのだ。

具体的には、初期段階として、脂っぽい匂いが発生し、次の段階がアンモニアのような匂いらしい。その後は、リンゴが腐ったような匂い――ということで、この最終段階が、いとしき彼女の生ゴミのような匂いだったのだろう。

そして、お姉さまの、体育館の運動マットのような匂い――というのが、ここでいう脂っぽい匂いではないかと思っている。

しかし、原因が分かっても、対策の立てようがない……。比較的仲がよかった、いとしき彼女でさえも、体臭のこととか気楽に話せなかったわけだから、このお姉さまとは……ただでさえ険悪な関係ぐらいなので、なおさら話せるわけがない。セクハラ扱いをされ、私が不利益を被るだけだろう。

とはいえ、実は、「匂い」というのは、結局は、その対象の好き嫌いによって感じ方も変わるのではないか、とも思っている。例えば、納豆。今でこそ、そこまで強烈な匂いのする納豆もほとんど見かけなくなったが、私が子どもの頃の納豆は、それはそれは臭かった。でも、味は大好きだったので、そんな匂いも、そこまで気にならなかった。豚骨ラーメンだって、ものすごく刺激臭レベルのお店もあるが、そういうのに限って味もおいしかったりして、食事中は、匂いもそんなに気にならない。

15年前のいとしき彼女だって、彼女から発する生ゴミ臭も、実は、そこまで気になっていなかった。むしろ、これが彼女自身の匂いなんだと、そんなキツい匂いをもう少し近くで嗅いでみたい……くらいに思っていた。

要は、私は、このお姉さまのことが嫌いなのだ……。だから、匂いも不快に感じるのだろう。

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