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文学フリマ東京36・出店日記

ゲームブック「消えた相棒」と共に、ブース出店いたしました。
会場でブースをチラリとご覧くださった方、お立ち寄りくださった方、そしてご購入くださった方、ありがとうございました!

予想としては、興味を持ってくださる・購入してくださるのはこってりした「ゲームブック」ファンの方だけと思っておりましたが、実際には「ゲームブックってなんですか?」という方にも(割と結構)ご購入していただけました。僥倖!
(追記:もちろん「こってり」側と思われる方(中身の確認をしないでご購入くださったのはゲームブックファンの方だったのかなと思っています)にお求めいただけたのも大変うれしいです。楽しんでもらえたかなーと思いつつ……)

良かった点

・当日は「売る体制」で挑めた
価格表示、見本表示、POPの内容、販売姿勢(買おうかな……と思ってくださった方がこちらに声をかけやすいよう、準備作業の時以外はできるだけ立って待機)については、前回の一般来場時の検討↓(下記をご覧ください)を元に、見てくださる方目線で準備、実行しました。
★実際には至らぬ点が多かったかと思いますが、気の持ち様として。

あわてて撮った写真がどれもひどく、一番マシなやつでコレです。
分かりやすく、を目指していたはずなのですがこれを見る限り混沌としすぎ感……。
ポストカードの方のPOPも失敗してるなーとか、、

ブース設営はこんな感じ。↑グッズはいらないんでは……などと書いておきながらまんまとグッズ(ポストカード)を販売してみたりとか。
本の印刷は不思議にマットな仕上がり(用紙:モンテルキア)で、ポストカード(用紙:マットコート)は上品な艶感(コンビニとかのコピー機のテカテカ感とはまた違う)があって、同じ絵なのに違う印象の仕上がりなので、個人的にはポストカードも作ってみて良かったと思っています。
両方オンデマンド印刷機(雑な説明をすると立派なコピー機、トナーで印刷するタイプ)による印刷です。
紙の差なのか機械の差なのか、面白いものです。


反省点

・準備ぎりぎりすぎる
良くない。本当に良くない。のは分かっているのですが、いつも自分の処理能力を過大評価しすぎてぎりぎり(というか間に合ってない)です。
noteの記事を拝読していると、出店する本の作成、当日設営についてなど、コツコツ準備されている方も多く、見習いたいと思いながらできませんでした。
本自体の不備、POP類・ブース設営の未熟さなど、余裕を持った制作ができていれば回避できた問題です。
今更自分の性分を変えるのは難しいかもしれませんが、もっと少しでも余裕を持った準備ができるよう努めたいです。
★具体的には、以下の2点は特に実行したいと考えています。
・本:最終段階まで作ったら、製本状態で確認を行う(印刷会社さんに依頼するか、自分で作るかは問わず、本の形で確認した方が良いと感じました。今回は、A6の本だったので8P分をA3に面付けして出力、確認しましたが、本の形で見るとかなり印象が異なりました)、
・ブース:什器の準備、事前に家で配置してみてPOPなどを確認する

・POP落ちまくる

渡し棒に両面テープで留めていたのですが、固定が甘かったです。拾ってくださった方、ありがとうございました。
次回からはクリップ等も使ってしっかり固定します。
 
・付録配りすぎる
本の付録は別の袋に入れて、購入時にお渡ししておりました。
帰宅後確認したら、1個足りなかったので、どなたかに2個お渡しした可能性が高いです。配り忘れでなくて本当に良かった……。
(付録は多めに準備しているのでこちらは特に困らないし、お渡しした方も、多い分には多分困らないと思います)
でも、その逆が起こる可能性もあったわけで、これは大いに反省しなければなりません。
次回からは全部まとめた包装を行います。


要検討な点

・宣伝について
かなり特殊なジャンルの本なので、もっと宣伝を頑張れば売れるかというとそうでもないように思いつつ、今回のイベントではゲームブック愛好家、ではない方にもお手に取っていただけたので、その余地はありそうにも感じました。
作って公開して販売することを決めた以上、売れてほしいという気持ちは大いにあります。
もちろん良いものを作ることが第一として、外部発信についても検討していく必要があるかなと思っております。誰に向けて作っているのか、も明確にすべきかなーとか。


今後の予定

次回は9/9に浅草で開催される「アナログゲームフェスタ」への参加を検討しています。ボードゲーム系イベントなのでちょっとズレてるかもですが。。
また、次回11月の文学フリマ東京37、ゲームマーケット2023秋への参加も検討中です。
発行物は、ゲームブック、あと、もしかしたらゲームブックの番外編的な短編小説(ゲームはゲーム、小説は小説で読める方が個人的には見やすいかと思うので別々にします)を予定しています。

今後発行予定のゲームブックの内容(仮)
どの順に制作するか、いつごろか、などは未定です
・ファンタジー系、100パラグラフ位の軽いやつ(主人公は魔族系、ゆるっとしつつちょっとブラックな感じ)
・現代物(現実の、とある何かをネタにした非ファンタジー)
・今回発行した「消えた相棒」の前日譚。(おつかい+地下迷宮系探検)


修正点のお詫びとお知らせ・通販について

イベント後確認したところ、誤字脱字が判明いたしました。
大変申し訳ないことです。

なお、文学フリマ後に初版の在庫をBOOTHで販売しました。
おかげさまで完売いたしましたので、次回のイベント参加に合わせて重版予定です。

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