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えのぐの楽曲について個人的に語りたいだけ~後編~

えのぐの楽曲について語りたくなったので楽曲について語ります。
その後編になります(2021年~2024年発売の楽曲まで)


Present for you!

作詞/作編曲:キノシタ

えのぐではお馴染みになったキノシタ氏のクリスマスソング。
前奏と後奏であんずママと環少年の寸劇が入る。
歌詞は親子の…ではなくラブソング。
D・O・K・I ドキドキのひと昔前のアイドル感。
行動力のあるちょっとあわてんぼうの恋する乙女がプレゼントを渡して思いを伝える歌。
誰かの考察だとこの親子のママの恋愛だという話もあったがどうなんでしょうか。
あくまでサンタさんが子供にプレゼントを渡す中、一人の少女は思いの相手にプレゼントを渡すくらいの感覚で考えていました。

Love Me

作詞:Lauren Kaori 作曲:ArmySlick、Lauren Kaori 編曲:えとゆま

Present for you!がクリスマスならこちらはバレンタインの曲。
ショートカットでよろしくの次くらいに歌詞が甘々な楽曲。
直接的表現が多く、情景を表す内容が多いあちらよりこちらの方が濃厚な甘さという意見もありそうです。
ですがショートカットは既に恋人同士であり、Love Meは好きな相手に告白するという内容なのでこの順位とさせて頂きました。
THE アイドルという楽曲でありながらも季節が限られてしまうためライブの披露は少ないものの、ライブの待ち時間に流れていることが多いですね。

アンプリファー

作詞/作曲:小倉しんこう 編曲:小倉しんこう/梅原新

ライブでの評価が非常に高い。
環ちゃんのラップでOK! Break down, check it outでぶちかます曲であることが証明されているし、らーららーららーららららってワイパーしながら合唱するのも盛り上がりの特徴だし、やっぱり回る曲は楽しいって相場が決まってるんだ。
多分広いスペースだったりファン層がライブ慣れしてたらサークルモッシュになりそう。
足を止めて聴くのは勿体ない、全力で動き回りたい楽曲。
ライブが楽しすぎるせいでCDで聴くとちょっと物足りない感じになってしまうがライブとは違うMIXによるエフェクトも味わい深いので違いを比較してみるのも面白いです。

Armor Break

作詞/作編曲:山崎真吾

元々間奏でひなおのソロダンスがウリの楽曲だったものの、ひなお用曲というわけではなかったが長い時間をかけてペンライトが緑の曲になり、ひなおメイン曲に昇華された。
あのソロダンス見せられたらこの楽曲の主役はひなおという回答で満場一致だからなあ。
歌詞は攻撃特化過ぎて一部語彙力が無くなってしまう部分や擬音のごり押しで細かいこと考えていないで楽しめというスタンス。
ちなみに実際ライブでこの楽曲中にリアルで地震が起きたこともあるという。

Magic

作詞/作編曲:鶴﨑輝一

しんみり系のラブソング。
下手なコールやペンライトの振りはせずに、ひたすら静かにケチャをし続けるのが一番合うと思っている楽曲。
これまでの楽曲と比べて大人っぽさがあって、大人になりつつあるえのぐだからこそ大人っぽい楽曲も歌えるようにならなきゃという感じなのかな。
恋は魔法ということもあり、ラブソングでMagic(魔法)ってなると後述するイレイザー☆ビームみたいな曲になりがちなんですがそうならないのがやっぱりプロなんですね。

BRAVER

作詞:東乃カノ 作編曲:サクマリョウ

高校野球のタイアップになり、MVも2Dアニメーション。
あんずちゃんの選手宣誓のような力強いソロから始まる青春ソング。
2番サビ後の間奏のギターがとてもかっこいい。
この楽曲は特にバンドの生演奏で聴くのが一番だと思っているのでライブ音源で是非とも聴いて欲しい。特に間奏。
ペンライトを上に掲げるのが勇者っぽくて曲名とマッチするのとその前の手を前と横にするのは応援団っぽくてコンセプトがしっかりしていてライブの定番曲です。
コロナ下で隣が空いている時は気持ちよく手の振りが入れられたけど、今は隣にぶつからないように気を付けながらなので振りがこじんまりしがち。

Defiant Deadman Dance

作詞/作編曲:丸山漠

通称DDD、この曲初めて聴いた時は度肝を抜かれましたね。
こんな楽曲も歌えるんだと。
デスボイス出せる人たちに一度カバーしてもらいたい。
ヘドバン曲なんてよっぽどのアイドルじゃなきゃ持っていないから武器としては相当強いんだが、喉痛めないんかなという心配も。
イントロから疾走感が心地よく、エフェクトで声を加工する表現はそれだけでかっこよく思えてしまう単純思考なのでAメロ後半の部分が好きです。
ライブだとCメロで足を溜めてラスサビで最後走りきる流れで、ただノッってペンライト振ってるだけの自分も息が上がって達成感を感じてしまう。

イレイザー☆ビーム

作詞:山崎真吾 作編曲:中村瑛彦

えのぐの楽曲で一番好きな曲。
二番目と三番目でかなり熱く語っていたにも関わらずそれらを押しのけて一番になるのには意味があるのですよ。
発表当時歌詞を色々と考察してねと言われており、まず歌詞について色々と考えることを楽しむ余地もあり。
ラブソングなのか失恋ソングなのか何かに例えているのか想像が膨らみます。
歌詞としてイレイザー☆ビームというキャッチーなフレーズがあることで思わず口ずさみたくなるし、無意味な単語ではなく物語においてキーになっているからこそ陳腐にならないのが大きい。
MVが可愛いよね、アニメの主題歌を歌っている風の曲調だし。
アニソンあるあるの可愛い曲調なのに間奏のギターソロがかっこいい。
ボカロや歌ってみたのようなイラストを何枚か使っての簡易アニメーションだけど、我々はむしろその手のMVに慣らされているから、えのぐをあまり知らない人にも目に留まりやすいし。
ピンクの髪のヒロイン可愛いよね。
ライブだと「イレイザービ ビ ビ ビ ビ ビ ビーム☆」の振りも楽しいし、Bメロは入れている人あんまりいないけど曲調的にPPPHが合いそうだし。
自分の中では革命的な楽曲でした。

フラストレーションガール

作詞:常楽寺澪 作曲:石黑剛、常楽寺澪 編曲:石黑剛

人類皆フラストレーション溜まってるよね。
「タリナイ、タリナイ」、歌詞にあるけど煽りとしても優秀だよね。
ライブにおいてまだ中途半端、盛り上がっているけどまだいけるよね、自分を抑えつけずに解き放てと言われているような感じがして、ライブの中盤でくると自分の中のライブのノリを最大限に引き出してくれる。
Cメロで静かになるところが個人的にメリハリが効いててラスサビでぶち上がるための溜めになっていて良いですね。
歌詞もえのぐが歌う想定でガールになっているし、タイトルを歌詞に含んでいるけど、別にガールに限らずフラストレーション溜まっている現代人向けでも良いくらい。

燈し火

作詞:東乃カノ 作曲/編曲:サクマリョウ

ペンライトのワイパーと言えばこの曲。
クラップも楽しくライブとCDで感じ方が大きく異なる曲。
終盤や締め向けで薬玉から銀テが降ることの多い楽曲ですね。
アンプリファー以上にライブとそれ以外で曲の評価が変わる。
歌詞はメッセージ性が強くて歌詞の意味をかみしめながら聴くとえのぐのこれまでの歩みが感じられて二度おいしい。
MVの実写ドラマ曲第二弾。
確かに楽曲ってその1曲からドラマが作れるくらい内容が凝縮されているからなあ。
個人的にはやっぱりワイパー楽しいからライブ寄りの評価が高いです。

Possible

作詞:常楽寺澪 作曲:石黑剛、常楽寺澪 編曲:石黑剛

なぜか唯一カラオケJOY SOUNDで配信されている。(他のえのぐの楽曲はすべてDAM)
曲の始まりがTo the top To the top What's your faith.(上へ上へあなたは何を信じますか?)
癖が強い曲がきたなあというのが第一印象。
ラップが入っていたりなんというかひと昔前のアイドルソングって感じ。
AKBというよりモー娘って感じの方向性。
特にサビの後ろでダウナーな感じでヘーイ!(いえーいの間違いかも?)って入っているのが特にアイドルという宗教チックな曲。
英語版も英語版で違った良さがあるのでそちらもおすすめ。

鏡花水月

作詞/作編曲:馬場遼太郎

神秘的というか雅な楽曲。
歌詞から曲調、振りまで一貫してる。
こういう曲もえのぐはできるのかという気づき。
今まではダンスだったがこの曲はどちらかというと舞い。
この曲は静かにケチャしながら聴きたい。
この曲ほど三連MIXとかコールがノイズになるものは無いと思っている。
ステージの演出にも味があり、前回の2589日目の奇跡のスモークとライトで光がふわふわ揺蕩っているのが神秘的でとても目を惹かれました。
規則的に昇ったり降りたりそんな光の繰り返しですが何故か惹かれるんですよね。
コールやペンライトに脳のリソースを使わないからこそ、舞台と演出をしっかりと目に刻んでいます。

too good

作詞/作編曲:WEART

ひなハルデュエット曲。
ベースの重低音が味わい深い。
本領はダンス、この二人のキレのあるダンスは必見。
ダンスもキレッキレだけど歌詞のワードチョイスもキレッキレ。
誰かが言ってましたが、K-POPとかそっち側のノリに近い。
少なくともひなおとハル姉の二人だからこそこういう曲になったというのがよくわかる。別の組み合わせなら絶対こういう楽曲にはならない。
ライブで二人のダンスを見ることはもう叶わないけど公式チャンネルにダンス動画があがっているので、二人のキレのあるダンスを見ながら聴くのがこの曲を一番うまく味わう方法だと思います。

なんとなく、青

作詞:小林亮輔 作編曲:丸山漠

キーボードが前面に出てくるのがYOASOBIとか流行りの曲っぽいなと。
意外とえのぐの楽曲ってキーボードが主旋律奏でる曲ってなかったよなあと。
青という色をキーワードとなっている曲。
えのぐの曲で虹色とかメンバーごとの色が入っていること、白はあったけど、ピンポイントで青色という指定は無かったなと。
この曲で青として出されているのが空、愛しき日々、チョーク?、猫。
青の色が表す意味は「忠誠」「信頼」「安定」「知性」「冷静」「冷たい」「クール」「真実」
この曲はなんとなくという言葉もあるのでこの中から不安定という意味で捉えてます。
確かに今の自分を色で例えたりはよくするのでそういうことなのかなという推察です。

恋擬き

作詞:常楽寺澪 作曲:石黑剛/常楽寺澪 編曲:石黑剛

鏡花水月のような神秘的で雅な曲。
とはいえコンセプトはそっちじゃなくて、これもひと昔前のアイドルの曲という感じ。
ラブライブの冬がくれた予感が好きな人には刺さる。
とはいえ擬きという言葉は、似せて作られたまがい物の意味なので、恋だけど恋じゃない、恋だと思っていた別の感情についてなのか。
歌詞に比喩表現が多いのも擬きを感じさせる。
叶わぬ恋の虚しさを歌った失恋ソングという認識。
それにしても今思えば完全な失恋ソングはえのぐには無かったなあと。
大人になった証拠なのかな。

one and only

作詞/作編曲:鶴﨑輝一

one and onlyでもnot lonelyな某アイドル曲ではない。
君がいてくれればから繋がっていると勝手に思ってます。
曲のイメージとイコールな例えでは無いのですが、君がいてくれればは雨の中傘を差しだした場面で流したい曲で、この曲は雨が止んで二人で虹が架かった空を見ている場面に流したい曲。
あんたま曲は涙腺を刺激する曲が多い。
歌で気持ちをぶつけてくるのはどの曲でも同じですが、この曲はノリや勢い、魂をぶつけてくるのではなく、気持ち、絆、二人で歩んだ思い出をぶつけるように歌ってくるので、バックボーンがあってもなくても心にくるものがあると思います。
あんたまのハモりでしか得られないものがこの楽曲には詰まっています。

僕らへの詩

作詞:東乃カノ 作曲/編曲:サクマリョウ

ピアノとバイオリン(弦楽器に詳しくないので間違っていたらすいません)のイントロを聴くだけで泣きそうになる。
ハル姉から始まって、落ちサビでまたハル姉に戻り、ラスサビでユニゾン。
そうハル姉の卒業もあって、送り出す歌。
歌っている時に何を思って歌ったんだろう。
MCだったか配信だったか少し触れていた気がします。
ハル姉への想いが強ければ強いほどこの曲に対する刺さり方が変わってくると思います。
バックボーンによって影響度が変わる曲は月日が経ち、この曲は夏目ハルというアイドルに向けた曲と言ってもピンとこない人新規の方が増えると思いますが、今いるえのぐのメンバーが大切な人に向けて歌った曲という認識でも良いです。
知らないことがあるために曲の良さを十分に享受できないのは悲しいので。

LIVE Ⅳ LIFE

作詞:常楽寺澪 作編曲:鶴﨑輝一

Cメロの時計の針…の部分好き。
他にもたくさん同じように歌ってる曲は多々あるけど、特にこの楽曲のサビで4人でユニゾンしてるのが心地よく感じる。
ライブの頭、中間、末尾どこに入れても役割が持てるのが大きい。
ラップで盛り上げられるし、曲自体勢いがあるし。
歌詞も「眠れないほど悔しくて」と反骨心を剥き出しにしているからこそ心にくるものがあるのも事実で、フラストレーションみたいな間接的なものを除いて直接的なネガティブ寄りのワードがここのところ使われていなかったなという気づき。
もちろん3番あたりに少しという配分だからこそネガティブの胸焼けもまったく起きず、抑揚に繋がっているよい塩梅だと思います。

星は三度瞬く

作詞:常楽寺澪 作曲:藤井健太郎(HANO)

LIVE Ⅳ LIFEの次で4という数字から3という数字に引き継がれた曲。
前奏なしで始まって、あのAメロ→Bメロ→サビの流れはアイドルアニメのオープニングテーマっぽい。
歌詞の「春になって桜が舞って 想いはここにある」の部分好き。
長らく桜に対するバックボーンに関する曲が無かったからこそ破壊力が高かった。
上記部分を除いても歌詞のワードチョイスが自分好みでやっぱり現状のえのぐに重ねて作られた曲は刺さる。
ライブで思ったのが「Ah キミと僕の一等星」の部分、えのぐが歌った後、えのぐみが合唱するの無くなっちゃったんだね。
えのぐもマイクを向けてはいっ!ってやってるし、結構好きだったんだけど。
ハートのペンキの時から思ったけどコールは好きでもかっこの歌詞を歌うのは好きじゃない人が多いのかな。

奇跡なんかじゃなくたって

作詞:内田直孝 作曲:内田直孝、岸明平 編曲:岸明平

僕らのへ詩と同じくバイオリンの音色が良さを引きたてられている曲。
バイオリンの音色が曲を包み込んでいるようで温かくなるんですよね。
歌い方も優しくて。
でも優しいだけの曲じゃなくて歌声に意思の強さも感じる。
歌詞も柔らかいワードチョイスこそしてますが、言葉一つ一つには確かに思いの強さを表現している良いラブソングだと思います。
相手の一歩後ろを歩いている子のための歌。
隣に並べるような存在じゃないし、自分より横にいてふさわしい人がいてその人と比較しちゃうけど、やっぱり自分がそこにいたいという強い意志。
こういうラブソングは可愛さでカバーできず歌唱力や表現力がモノを言うのですがその点えのぐは問題なく歌い上げるところが凄さですよね。

SUN HIGH SUMMER!!!

作詞:東乃カノ 作編曲:サクマリョウ

常夏パーティタイムが真夏のジャンボリー的なノリなら、こちらは少女が夏にパリピする感じ(語彙力×)
むしろタオル回すのがあるから印象が引っ張られているだけで歌詞自体はこっちの方が真夏のジャンボリーっぽい。
フロア沸かしたり、大胆な水着を推したり、パッションで攻めてるから、また違った夏に照準を合わせたぶち上げ曲に仕上がっている印象。
まあTIFとか夏にはフェスがあるからこそ、夏の曲はいくつあっても良いですからね。
ノリがわかりやすい常夏で興味を持った人を掴むポテンシャルはあると思います。
メロディが陽気なのと歌詞がパリピなのでノリやすい曲ですね。
一応合いの手はありますが、あんまりタオル回したりコールしたりが好きじゃない人がノリたい時はこっちの方が良いかも。

ヴァーチャルバーサーカー

作詞:常楽寺澪 作編曲:田中俊亮

ミューコミVR2位おめでとうございます。
MVのえのぐの3人の姿がめっちゃかっこいい。
えのぐの楽曲を聴くと、曲に合った格好を想像しちゃうってことがよくあるよね。
午前0時のプリンセスならドレス、無敵のヒーローならヒーロー、えのぐなら制服、常夏なら水着、Present for youならサンタ、Love Meなら制服の上にコートなど。
この曲がライブで披露されている時、この曲の間は確かにえのぐの三人は戦っているんだよなあ、歌詞が戦闘を連想させるフレーズがあったり、フリもそれに倣っているというのもあるけど、曲を聴きに来ているというより、少女たちの戦う姿を見に来ているような感覚で臨んでます。
バーチャルだしライブの合間に衣装変更とか期待してた時期があったのを思い出します。

ビリパリッ!!!

作詞:小林亮輔/サクマリョウ 作編曲:サクマリョウ

いまだに全部コールが覚えられない。
環ちゃんプロデュースなのは間違い無い。
今ライブで一番盛り上がる曲と言っても過言ではないレベルに詰め込まれている。
オタクが勝手にガチ恋口上とかいれるとアレだけど、公式だと何のしがらみもなく口上が言えるからうまいなあと。
えのぐみは地下とかのライブ現場の人間だけじゃないから非公式のコールを忌避する層もいるけど、推奨されたら楽しんでできる。
その辺の蟠りを解消させるのが環ちゃんの胆力だよね。
地下アイドルの現場に結構行ってる自分ですらむやみやたらに関係ないコール入れるのはあんまり好きじゃないから助かってる。
ちなみにインスト版を聴くとそれはそれで8bitピコピコの可愛らしい曲になっているのでそちらもおすすめです。

BAD DANCE

作詞:川島亮祐 作編曲:サクマリョウ

ひなおプロデュース曲。
ASMRが好きなので耳元でささやかれるのが好きなんですよね。
ただしこの曲でささやかれる言葉は「地獄の一丁目…」
歌詞の世界観がかなり独特で冥界、それも地獄側にいるけどエレクトリカルパレードしたりレーザービーム決めたり、何か楽しく踊っているという。
初お披露目の時に一緒に踊りやすいように簡単な振り付けにという話があったのでフリコピを試しましたが玉砕しました。
慣れてる人にはいけるかもしれませんが、慣れてない人間にはやっぱり難しい。
そう考えると1曲まるまる一緒に踊れる楽曲とかあったら楽しいなと。
オタクの体力がもつかわかりませんが。
余談ですがタイトル初めて聴いた時、「農協牛乳」の空耳でお馴染みのあの曲を思い出しました。

小さな勇気

作詞/作編曲:めんま

サビがめっちゃ爽やかで、王道の楽曲。
MIXの収録曲の中では一番好き。
ライブで急激に化けたりはしないけど、安定感がかなり高い。
むしろCDで聴くのが一番映える。
えのぐの楽曲って最近ライブでより楽しめる側面のある曲が多い印象だからこそ、こういう楽曲単体で良いなと思わせてくれる曲の重要性を感じる。
新しいアルバムが出たらそういう曲は増えてくるけど、三人のプロデュースの楽曲としてえのぐの三人でうまくバランスが取れてると感じた。
歌詞はタイトルにはないが色の要素があり、小さな勇気とあるように背中を押してくれる応援・支えるがテーマになっていて、無敵のヒーローより更に等身大の存在に向けているのかなあ。
それともあんずちゃん自身を歌っているのか。

僕色インフィニティ

作詞:常楽寺澪 作曲:サクマリョウ

サビに入る前のしゃがんでグルグル回るの好き。
えのぐの楽曲に色にちなんだものは少なくありませんが、久々に結構重きを置いて色を扱っているなと。
久々にえのぐらしい曲が来ましたね。
もちろん他の曲だってえのぐらしさはあるし、メンバーの個性が発揮された曲もたくさんあるけどそうじゃなくて、うまく伝えられないけどえのぐの原点回帰と言えばよいのか、メロディーの構成や歌詞の内容がえのぐって感じ。
わかってくれる人はいると思う。

NoReason

作詞:常楽寺澪 作曲:石黑剛/常楽寺澪

ひなおプロデュース、BAD DANCEの時といい、ひなおの中の楽曲・ダンスの魅せ方を表現しているなと。
コンセプトにあった楽曲に集中して手が止まってしまうというより、生活に溶け込むようなそんな立ち振る舞いをする御洒落な感じにハル姉の影響があるのかないのか無意識なのか意識的なのかシティポップの雰囲気も少し足されていて(諸説あり感じ方の問題)、ひなおという存在を意識してしまう、無視できないという状況を作り出しているのではないかという。
とはいえタイトルにあるようにNoReason(理由はない)、下手な考えをせずに楽曲を楽しもうと思いました。

とぶらぶっ!!!

作詞/作曲:MUTEKI DEAD SNAKE

イントロでかっこよい感じがきたので、環ちゃんにしては珍しい感じのノリなのかなと最初思ったのですが開始早々飲み会のコールみたいなノリが始まって、あっこれライブでJump!を誘導するぶち上げソングだと認識をすぐに改めました。
えのぐみ打ち上げで飲む時に改変して「のむらぶっ!!!」しそうってなりましたね。(アルコールの一気飲みはやめましょう)
確かに楽曲の中でいーじゃんに小刻みにジャンプするところはあれど、楽曲のコーレスのタイミングだから、無心でただジャンプする楽曲は欲しいという人は多そうだったので環ちゃんのセンス〇ですね。
ガチ恋口上にタオル回し、ヘドバン、ジャンプときたら、次は何だろうか?

またね、って言うよ

作詞/作曲:鶴﨑輝一

あんずちゃんプロデュース。
またねって言うからしんみりしたしっとり系が来ると思いましたが、楽曲自体は王道アイドル曲。
小さな勇気から思ってましたが、正統派がいることの安定感。
そういえばあんずちゃんが一番アイドル好きの側面が強かったなということを思い出して、あんずちゃんらしさとは何かについて今一度改めなおすこととなりました。
えのぐのメンバーの中で初年度から今にかけて一番変化が大きいのがあんずちゃんだからこそ自分の中である一定の時期のイメージで固まってしまっていたのが払拭されました。
Colorsの時のような別れをマイナスにしないというマインドが今でもしっかりあんずちゃんの中にあるんだろう。