ゲームマーケット2024春へ参加するにあたり検討したこと

はじめに

みなさん、どうもこんにちは。
昨日、運営する企業から当選の連絡を受けた者です。初参加ですが、どうぞよろしくお願いします。

今回の記事では、タイトルにあるように「ゲームマーケット2024春」に当選したことをお知らせするのと同時に、参加申し込みまでの経緯とプランを選ぶ上で考えたことを書き連ねていきます。

現実的な思考の過程と具体的な数値計算などを含みますので、この記事の読者には「割と同じこと思ってた」という方や、「それくらい普通に考えるよね(言い換えると、わざわざ書く必要ないのでは)」という考えを持っている方がいるかもしれません。

いずれにしても、この記事を引用してXにでも投稿してください。皆さんのご意見について、全て目を通しています。(話は逸れますが、前回のゲームマーケット関連の記事を引用やコメント、いいねしてくださった方々ありがとうございます。励みになります。)

ちなみに、本当は参加の当落が決まる前に投稿しようとしていたのですが、色々と本業が忙しくて今になってしまいました。こう考えるのも、次回の「2024秋ゲームマーケット」に参加する予定の方が、そろそろ準備を始める頃で、少しでも彼らの役に立つ記事を執筆しようと思っています。(準備万端の方はこの記事を読む可能性低い?とも思わないけど、それはそれ。)

別の理由には、私の記憶力は凡人以下なので、私自身の思考回路を記録しておくことで、未来の自分が読み返したときに簡単に記憶が戻るように、また思考を再現できるようにしておくためでもあります。

未来の自分がこの記事を読んで理解できることは重要です。これを実現できれば、おそらく私は誰かに説明することができると思いますので。

本題

さて、そろそろ本題に入ります。私は前回の「ゲームマーケット2023秋」に一般の参加者として参加してみて、「自分も参加してみたい!」と気軽に思ってしまったので申し込みました。しかし、その過程で

  • プラン

  • 達成したい目標

  • ゲームのテーマ

  • 予算

  • 目的

  • 含めるべき構成要素

  • タスクと期限

の各項目について、自分自身で納得する必要がありました。(サークルのような形式で)複数人でゆる〜くやる場合や個人で完成したら申し込もうという考えであれば、そこまで決めなくて良いのかもしれません。しかし、私は個人で開発しており、尚且つ「こういう流れで行こう」と決意しないと物事を前に進められない性格なので、上記で示した各項目について情報を整理してまとめる必要がありました。

出展プランの候補

まず出展プランの候補として挙げられるのは、個人(企業ではない)であることを踏まえると以下の6つになると思います。

  1. 海外挑戦プラン

  2. 一卓試遊あり

  3. 一卓試遊なし

  4. 半卓試遊あり

  5. 半卓試遊なし

  6. チャック横丁

このうち、1. の海外挑戦プランについては、何か素晴らしいゲームを開発できれば挑戦してみたいと思っています。しかし、それは早くても数年後でしょうから現在検討しても仕方ないです。

次に、2. と3. ですが、一卓+αは大き過ぎます。そもそもの前提として、「出展者証」と呼ばれる当日に出展者として入場する人の数だけ必要なものがあります。これはブースを運営するために最低でもこれくらい必要だと考えられる数が含まれています。2. と3. 、4. は4枚です。お金が潤沢にある場合を除いて、人が足りなくなりオーバースペックということになります。(人を雇うという選択もありますが、今回は個人であることを前提に考えます。)

さて、残りは4. 、5. 、6. です。先ほど4. は除外しましたが、試遊ができるという点で議論には残しておきます。話を進めます。

続く文章では4. 、5. 、6. のそれぞれの状況を整理します。

4. 半卓試遊あり

このプランを選考の候補に残っている良いポイントとしては、「試遊ができる」一択です。試遊ができる、というのは想像以上に大きなメリットで、私の購入基準ですとある程度の価格以上では、試遊できないと買わないです。これはいくつもの動画を見てきた感覚・感想なのですが、動画でとても分かりやすい解説をしてくれても、その時の「面白い」と思う感情は体験してみないと分かりません。また、誰かと一緒に気軽にゲームをプレーできる環境がゲームマーケットという場所だと思います。普段はボードゲームカフェなどに行かない人でも、気軽にボードゲームを体験し、その場で購入できる点が魅力だと思います。そして、その魅力を体験できるのはこのプランしかありません。人によっては『「試遊なし」を選ぶ理由が分からない』と言っており、当時は理解できませんでしたが、記事を執筆する時点では理解できました。

一方でデメリット、というよりマイナス点も挙げると、まず他の検討しているプランと比較して出展費用がかかります。当たり前ですね。また、その金額が意外にも高額なのも難点です。ただ、来場者数の関係などからでしょうが、土曜日(¥24,200)と日曜日(¥16,500)で大きな価格差をつけているので、試遊ありプランを選びやすくなっているのは良いと思います。良い面で差別化できているのが良いと思います。自分自身が2回目以降の参加なら選択していたかもしれません。

また、先ほども記載しましたが、人数の問題も敷居が高いです。とくに個人の場合は、ボードゲームが好きな友人がいないと完全に1人でやることになるので当日の運営が難しいと思います。

前回のゲームマーケット2023秋では、1人で運営されている「半卓試遊なし」プランの参加者がいました。これが要因かは分かりませんが、「方向性が似ている2~3のブースが共同で試遊ありを申し込んだ方が良いのにな」と思う場所がありました。うまく言えませんが、試遊ありで面白さを伝えやすいゲームなのに、(推測ですが)費用や人数の問題で試遊なしを選択している方がいらっしゃったのでもったいないと思っていました。

5. 半卓試遊なし

次に、半卓試遊なしの良い点は、一般参加の並びで出展できることです。おそらくライト層のボードゲーマーは、企業ブースまたはここ(一般参加)を中心に見ると思います。つまり、お客さんのうちの多くが目の前を通過してくれることになり、商品がお客さんに届けられる確率が高くなります。

また、事前に説明動画やプレー動画を共有しておくことで、事前に下調べして来場した方々は、試遊がなくても購入してくれると思います。さらに、説明しやすいゲームや、商品の見た目がよく映えるゲームはそれだけでも手に取ってもらえる可能性が高まります。

費用については、土曜日(¥12,100)と日曜日(¥11,000)で10%の価格差をつけていますが誤差と認識していました。開催回によりますが、過去の来場者数を見ると前回の2023秋は土曜日が14,000人で、日曜日が11,000人でした。先ほど誤差と記述しましたが、仮に¥1,000の商品を売るとすると、日曜日よりも土曜日の方が1つ多く売れればほぼ変わらない収支になります。もちろん商品の価格次第で変化しますので一概には言えませんが、運営側も出展料金を算出するためにこれらの値を前提に組んでいるでしょう。個人的にはこのような場合は比率で見ても良いですが、絶対参加者数が多い(土曜日)の方が買ってくれる人の数は多くなるので、そちらで出展したほうがいいと思います。

6. チャック横丁

最後に前回のゲームマーケット2023秋から登場したチャック横丁についてです。この出展は5. 半卓試遊なしをベースにして、そこから色々な条件をつけたプランで、その縛りの代わりに出展を安くし、出展のための敷居を限りなく低くしてくれたプランになります。

具体的な条件などは公式を読んでもらうとして

良い点としては、準備が少なくて資金が安く出展できることです。ゲームマーケットに初出展、というか初参加な人でも多分いい感じにできると思います。なぜなら、当日までに必要なものが細々としたものを除いて、ゲームマーケットで販売する商品と、机の下の正面側に1枚のみ貼れるポスターだけだからです。

逆にデメリットとして挙げられるのは、観覧者が少ないことです。過去のチャック横丁参加者も呟いていたように、(私自身も2023秋に参加して体感として)あまり人が来ていません。ボードゲームにある程度以上の興味がある人やオリジナリティ溢れるアイデアを見たい人が行くと思いますので、目の前まで来てくれるお客さんの数は少ないです。当然に売れ行きも良くないです。(もしかしたら、そこで心が折れるかもしれない。)しかし、そもそもチャック横丁はどんな品質のボードゲームでも、出展者として試しに参加してみることが魅力のブースですので、それも含めてのプランなんだと思います。

続き

最初に挙げた「これらの項目(達成したい目標、ゲームのテーマや予算、目的、含めるべき構成要素、タスクと期限)について考えをまとめる」みたいなことを書いていましたが、執筆に時間が掛かってしまったので、別の機会または皆様からの反応があれば(?)続きを書こうと思います。(一旦現時点で公開しておこうと思います。このまま書き続けてたらいつになるか分からなくなるので…。)

まとめ

出展プランの候補として「半卓試遊あり」、「半卓試遊なし」、「チャック横丁」を比較しました。

個人的に簡潔に各プランの良い点と悪い点をまとめます。

  • 半卓試遊あり

    • 試遊できる環境を整備できる

    • はじめての出展としては人数や費用の観点から参加ハードルが高い

  • 半卓試遊なし

    • 一般の来場者にに認知してもらいやすい

    • 無数にあるブースに埋もれやすい

  • チャック横丁

    • ゲームマーケットに出展できる

    • 一般の来場者に見てもらいにくい

おわりに

「続き」に記述しましたが、途中で投稿させて頂きました。いずれ、というか近いうちに改善のための何かを実行する予定です。書き足すか、別の記事に続きとして書くかもしれません。私の記事の執筆速度と思考速度が遅いために貴重な読者の皆様にご迷惑をお掛けしますが、ごめんなさい。

また、プランを考えている過程で思ったこととして、チャック横丁と半卓試遊なしの違いと価格差についてです。

チャック横丁は¥3,300で出展者証1枚(¥2,000)
半卓試遊なしは¥11,000で出展者証2枚(¥4,000)とパンフレット(¥1,200)が含まれています。

実質的には、場所代としてチャック横丁は¥1,300、半卓試遊なしは¥5,800という設定になります。無論、チャック横丁には各種制限がありますので単純比較はできませんが、こういうふうに考えてみると、相対的にお得なプランがあるのも見えてきます。(運営側は人数の分散などを目的として意図的にやっていると思います。)

本当のおわり

ついつい終わりを先延ばしにしてしまう癖があります。今度こそ終わります。ぜひ気に入って頂けた方や参考になった方などポジティブなフィードバックは積極的にやってください。とても喜びますし、モチベーションが保てます。ここまでお読み頂きありがとうございました。

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