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University of Oxford

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Oxford大学への留学に関する記事をまとめています。留学を検討されている方におすすめの内容です。
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記事一覧

【Oxford留学】印象的だったこと_1週目

Oxfordでの1週目の授業が終わりました。 今週は"pre-sessional week"と呼ばれる、本格的に授業が開始する前の助走期間のようなもので、10月初旬から始まる1学期(OxfordではMichaelmas termと呼ばれます)に学ぶ科目の基礎となる数学とFinancial Reportingの授業を受けました。1科目3時間(途中に休憩20分を挟みます)が1日に2コマというスケジュールです。16時には授業が終わるので、比較的緩めの日々でした。 Oxfordで

【Oxford留学】全図書館探訪

オックスフォード大学にはBodleian Library(ボドリアン図書館)という学術図書館があります。この図書館は、1つの大きな図書館ではなく、27の専門的な図書館に分かれてOxford市内に点在しています。Bodleian Libraryについて、以下のマップ内に表示されているほぼ全ての図書館を巡りましたので、ここで紹介したいと思います。紹介順は以下のマップの番号に沿っています。 各図書館について、以下の4つの観点から星をつけています。記事にリズムを持たせるためだけにつ

【Oxford留学】入学式_Matriculation

Oxfordでは日に日に秋が深まり、建物の外壁を走る蔦の葉が赤く染まりはじめました。栗のような木の実が道端に落ちているのを見かける機会も増えました。 一方で、近所のスーパーでは早くもクリスマス商品が店頭に並び、否応なく年末を意識させられる今日この頃です。 Matriculation10月14日(土)にMatriculationと呼ばれる入学式がありました。 Matriculationは伝統に則って行われる、儀式的なイベントです。 例えば、以下のように参加時の服装が厳密に定

【Oxford留学】伝統のTutorial教育

Oxfordの教育システムの中で重要な位置を占めているTutorialを受ける機会に恵まれましたので、その内容について書いてみようと思います。 Tutorialとは? TutorialとはOxfordとCambridgeで伝統的に採用されている教育手法のことです。具体的には、教授1人と学生1〜3人が共通のテーマについて議論を行う個別指導を指します。 進行方法や時間配分は各Tutorialでまちまちですが、私が受けたTutorialでは、1時間の枠内で、学生2人が事前に提出

社会人が留学に行く意味はあるか?

私が所属している会社では社会人留学がごく一般的に行われており、会社としても留学に行くことを推奨する風土があります。 新人の頃の私は今よりも少しばかり尖っていたので、「純粋にキャリアを追求するのであれば留学というブランクを挟まずに仕事を継続することが最適解のはずだ」と考えていました。留学経験のある先輩方に聞いても「視野が広がるから留学には行った方が良い」という抽象的なアドバイスが返ってくるのみであったので、「時間とお金をかけてまで行く意味はないのではないか」と思ったものです。

【Oxford留学】実際どの程度英語でやっていけているのか

留学を意識したときにまず不安に感じるのが、英語のことだと思います。 私は帰国子女ではなく、英語圏で暮らしたこともないため、英語生活への不安は当然にありました。特に、Oxfordは「英語が流暢に使えて当たり前の世界」と聞いていたので、なおのこと上手くやっていけるか恐ろしく感じていました。 ここでは、私がどの程度Oxfordでサバイバルできているかについて、ありのままをご紹介します。私のステータスとサバイバル度合いを見て、「自分が留学に行ったらどんな感じになるかな?」と想像し