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13 グランツーリスモ

映画「グランツーリスモ」を見た。

ゲーム「グランツーリスモ」との付き合いは初代からで、かれこれ30年近くになる。

ナムコの「リッジレーサー(1994年)」セガの「デイトナUSA(1995年)」「セガラリーチャンピオンシップ(1995年)」等というレースゲームの後塵を拝す形となったが、満をじして、1997年、ゲームソフト「グランツーリスモ」はポリフォニー・デジタル社から「リアルドライビングシミュレーター」として発売された。

1997年12月23日。記念すべきグランツーリスモシリーズの初代作品がプレステ1に登場。100車種146グレード、コースは全11コースが収録。当時のレースゲームの中では、車の挙動が実車に近いということでヒット。レースを楽しむアーケードモードとライセンスを取ったりクルマを買ったりレースに挑んだりするメインストーリーとなるグランツーリスモモードが存在した。

2作目の「グランツーリスモ2」は1999年12月11日に発売。CD-ROM2枚組で、シリーズ初のダートコースや実在のサーキットであるラグナセカ・レースウェイが収録された。

「グランツーリスモ3 A-spec」は2001年4月28日にPlayStation 2のソフトとして発売された。PlayStation 2になったことで、車やサーキットのクオリティが向上。動きもより繊細になった。

次が「グランツーリスモ4」2004年12月28日に発売。監督としてドライバーに指示を出すB-specが登場。

番外編「ツーリスト・トロフィー」
2006年2月2日発売のオートバイレースゲーム。実際に乗っていた「ホンダ フォルツァ MF06」も収録されていて、それなりに楽しめた。

番外編2「PSP版グランツーリスモ」
2009年10月1日にPSPで遊べるグランツーリスモが登場。PSP-3000を同梱した「グランツーリスモ RACING PACK」を早々に購入。この前久しぶりに引きずり出したら、バッテリーパックがパンパンに膨らんでいた。バッテリーを買い替えて、復活させようか検討中。

「グランツーリスモ5」
再三の延期を繰り返し、PS3上に2010年11月25日発売した6年ぶりのナンバリングタイトル。シリーズ最多の1000車種以上を収録。プレミアムカーとスタンダードカーが存在。プレミアムカーのダメージ、一部のコースの天候・時刻変化、ダウンロードによるアップデートや追加アイテムの購入などが採用される等、数多くの新しい要素が盛り込まれた。

「グランツーリスモ6」
2013年12月5日に発売。シリーズ最多の1200車種以上が収録。ビジョン グランツーリスモ車両が追加。アップデートの度に新車や新コースや追加されるようになった。

2017年10月19日、度重なる延期の末PlayStation 4に「グランツーリスモSPORT」が登場。シリーズ初のPS4作品として、画質も大幅に向上し、当時シリーズ最高峰のクオリティを誇った。シリーズ初のポルシェを収録。シリーズ初のオンライン専用となり、オフラインではデータセーブができない仕様となった。「リバリー」機能が追加され、ボディのカラーリング、ステッカーの配置、デザインを編集することが出来るようになった。シリーズで初めてeスポーツに参入。FIAとパートナーシップを締結し、「新たなモータースポーツ」として「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」も開催された。国別対抗・個人戦の「ネイションズカップ」や、自動車メーカー対抗の「マニュファクチャラーシリーズ」の2種のチャンピオンシップも開かれた。

現行の「グランツーリスモ7」は7年ぶりのナンバリングタイトルで、2022年3月4日に発売。グランツーリスモ初のPlayStation 4・5マルチ対応となった。よりリアルな天候変化や路面温度、気温や気圧の再現、またそれらによる空力やスリップストリームの効き具合の変化も再現。また、雨が降った際には路面の水量がコースの場所や走行ラインによってリアルタイムで変化する。NASAのデータから日の出日の入りや、月の出月の入りや惑星の動きまで再現されているらしい。

2023年11月2日に、新たなクルマと新たなコース、そして多くの新機能を追加した「SpecⅡ」アップデートが実施された。

話は映画「グランツーリスモ」に戻る。
ゲーム「グランツーリスモ」の「GTアカデミー」から生まれた、ゲーマーからレーサーになった実話を映画化。実話といってもそれなりの脚色はあるだろうが、音も映像も大迫力で、車やレースを見ているだけでも終始ニヤニヤしていた。ツッコミどころもあったし、もう少し深掘りしてほしいと思うところもない訳ではないけれど(時間的な制約もあるだろうし)王道のエンターテイメントとして楽しめた。

プロデューサーの山内さん役は本人で良かったのに・・・
それにしても、山内さんがあんなところで出演しているとは・・・

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