心の扉は内からしか開かない
「心を開く」という言葉を作った人は、どうして心が「開く」ものだと知っていたのだろうか。
心を「明かす」とか「見せる」とか、そんなものが続いたかもしれないのに。
「開く」なんて、まるで心の部屋に扉があるみたいだ。
でももし、扉があったとしたら、それはどんな扉だろうか。
子供の頃は、なにをするにも親や周りの頼れる人に引っ張られて行動していたように思う。
自分と他人の境界線がほとんど見えなかった。
それから少し経って、引っ張られるまではいかなくても後押ししてもらうことでなん