okona

詩を書くことが好きです。お酒が好きです。食べるのが好きです。旅が好きです。ひとりでいる…

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詩を書くことが好きです。お酒が好きです。食べるのが好きです。旅が好きです。ひとりでいるのが好きです。誰かといるのも好きです。エッセイを書きたい気持ちは山もりですが、いまのところ苦手です!

マガジン

  • エッセイ

    自分が書いたのもののなかで、おそらくエッセイに位置付けられるであろうものをこのなかに放り込んでいます。

  • ドイツ語の歌

    タイトル通り。説明はいらないでしょう

  • Diaryというか心象?

    日記的なものをここに入れてます。 ここに書いてあることは、詩とかとは違ってリアルで起きたこと。

  • お隣のA子さんシリーズ

    推定50代のA子さんが、30代前後の頃の恋愛を思い出して語っています。

最近の記事

  • 固定された記事

ぼくの空

空を見上げることが好きだ。 今日の空は、ぼんやり霞み空。 桜の花ってどうしてこんなに一斉に咲くんだろう。 鼻歌混じりの河川敷。 今日もおじさんが、 いつもの場所で、いつものように、 「アルハンブラの思い出」を奏でている。 おじさんのギター、いつも同じ個所でつまずくんだよな。 アルハンブラの空は、 ここの空とは違うのかな。 さぁ、明日は、なにを着ていこう。 空を見上げることが好きだ。 今日の空は、新緑の隙間に見える青空。 君の顔にかかる影に、 ときどき、きらきらと太陽が眩くて

    • 【エッセイ】リラックスする瞬間

      朝ごはんは、しっかり食べる派です。 冬はトーストにバター、場合によってはさらにハチミツをジャム代わりに塗って食べるのが好き。 薄暗い中でコーヒー入れてる瞬間も、牛乳を少し温めている瞬間も、静けさとコーヒーの香りで幸せになるひと時。 はちみつにも色んな種類ありますが、皆さんはどのお花のはちみつが好きですか? わたしは、最近、向日葵のはちみつにハマってます。 暑くなってくると、スペイン料理の1つ、 パンコトマーテとコーヒー☕️を朝食にいただくのが好きです。 コーヒーのお湯

      • 記憶と存在と

        断片的なイメージだけが連なって その輪郭を捉えることができない 僕は それ をどう記憶するのだろう 確かに揺らいで 胸はじんと熱くなる それは事実なのに それ の存在は不確かで それ がなくなっても たぶん僕は気づくことすらできないのだろう 失われたことにも気付けないのなら それ は初めから 存在していなかったのだろうか なのに流した涙は本物で 何度も笑ったのも本当で 胸がこんなに痛いのも真実で 言葉 イメージ 音 それらもきっと存在していた 僕はそんなぼや

        • 【ドイツ語の歌】Die Himmelblau

          ドイツのロックバンド Die Ärzte の"Die Himmelblau 空色 " Die Ärzte - Himmelblau - YouTube Der Himmel ist blau und der Rest deines Lebens liegt vor dir 空は青く、残りの人生は、君の目の前にある Vielleicht wär es schlau, dich ein letztes Mal umzuseh'n 最後にもう一度、自分を振り返ってみるのが賢明だ

        • 固定された記事

        ぼくの空

        マガジン

        • エッセイ
          18本
        • ドイツ語の歌
          2本
        • Diaryというか心象?
          7本
        • お隣のA子さんシリーズ
          6本

        記事

          眠る街

          休日の都会の朝は 街がまだ眠っていて ビルが静かに佇んでいる 太陽で煌めくそれは高く 高く 空を切る フレームに収まった広告と青い空 電車だってちょっぴり静かに黙っている 人も車もいないのに 信号を待ちながら 白黒の横断歩道を眺めたあと 街を見渡すの 目新しいものなんてなにもないはずなのに 背筋を伸ばして一歩踏み出すだけで 世界が少しだけ軽くなる たった一本しか木のない広場だって 通り抜けてゆく風が やけに爽やかで こんなコンクリートの街ですら ちょっぴり愛おしくなる

          眠る街

          冷たい土

          その溝は 広がり続け 言葉は塵となって 飛んでゆく 散ったはずの桜の花びらが 春の嵐に 逆さに宙を舞う 耐え難い その質量の軽さは 溜め息ひとつ 耐えられそうにない 半分に欠けた朧月は 遠すぎて 僕らを照らすこともできない 電灯の灯だけが落ちる 黒光りのアスファルト 僕はもう土の冷たさを忘れてしまった ********************** 先週か先々週の職場の帰り道の1場面 巻き上がる桜 ビル 電灯 遠すぎる月 土のない地面 美しい時はたぶん巻き戻

          冷たい土

          愛だとかなんだとか

          愛だとか 好きだとか そんな大風呂敷を広げるつもりはないの それよりももっと些細なことだとか もっとグラデーションがあって もっとバリエーションがあって 豊かな感情があるでしょう そういう具体的な小さな名もない感情に 1つ1つ別の言葉をあてて贈ることこそが きっと伝えるということなんだ 愛だとか 好きだとか それは面倒臭がり屋さんが使う便利な道具 だからみんなすれ違っていく 愛とは? 好きとは? 千差万別の意味が返ってくるでしょう。 あなたはそれを愛と言うのね。 私はそれ

          愛だとかなんだとか

          Diaryというか心象?_桜咲く季節は

          さくら、特にソメイヨシノは、綺麗に咲き誇ったかと思った矢先に散るから、何だか寂しい。 眺めていて、美しいって気持ちもあるけど、最近は切ないって気持ちの方が強くなった気もする。 昔は、大島桜のように葉っぱと一緒に咲く桜よりソメイヨシノの方が好きだったけど、いまは花と葉っぱを同時にみると安心する。なんでだろうねぇ。 今日は久々に晴れて暖かったこともあって、お花見客で賑わってた。そこら中から醤油とビールの香りが漂ってくる感じはあんまり好かないけど笑 でもみんな楽しそう◎ そう

          Diaryというか心象?_桜咲く季節は

          2017年

          踊りたいって言ってるのに 一緒に踊ってくれない人なんて いらない それは君? それは君? 一緒に帰る道すがら 一緒に写っている写真を見て たった1人だけ挟んで横にいたのに 全く気づかなかった不思議 7年越しに出会う不思議 だから捕まえてて欲しい どこにも行けないように でも自由でいたい あぁ7年越しに聞かされるストーリー 私は知らなかった 知っていた 知らないふりをした 少し背伸びをして ヒールを履いて戦っていたときには 気づかなかった 気づかなか

          Diaryというか心象?_覚書

          東京に帰ってきて早速思うあれこれ。 ヒールを履いて颯爽と歩くには、 抱えている荷物が重すぎる。 電車に乗ったら巨人化した気分。 (162㎝しかないんだけどね) 玄関を出ると、今日1日すべきことを忘れてしまうほどの快晴で、真っ白な家と真っ白な車に目が眩む。 口説き落としたいなら、 ワインボトル一本じゃ足りないよ。 人を傷つけることだけが上手くなっていく。 いっそのこと口を閉じてサンドバッグにでもなろうか。 誰かを拒絶して、誰かに拒絶されて、誰かを受け入れる。一度に3

          Diaryというか心象?_覚書

          風薫る夜の蝶

          輝いてみえたその世界の 闇の深さは底知れず 人の欲望と享楽が入り乱れる 漆黒の夜に燃える業火 火花に散る青い蝶は あなただったか 私はそれと知らず あなたを燃やし尽くした 何度もめぐりゆく 時の流れの中で 重ねられていく過ち 何にのみこまれたというのか 膨らみ続ける虚栄心 純粋で無垢ゆえの一途 その真直ぐさは あなたを切り裂く 嘘で塗りつぶされた 愛欲に抗うこともできず はかり知れない孤独に慄き 震えるあなたは 命を滑らせていく 煉獄の炎は犯したその罪を 焼き尽くしてくれるの

          風薫る夜の蝶

          終われない冬

          どのくらい長い道のりになるのだろうと、 君は溜息をついた。 ちょっと腰を掛ける椅子もない。 不協和音の連鎖はとまらず、 いまや泣き笑いの交響曲が鳴り響く。 春だというのに外は寒い。 桜の花びらの一枚でも散ってくれればいい。 最後の最後まで空っぽの会話が続く。 君は笑わずにはいられない。 上から覗いた2人はひどく滑稽だ。 真実の言葉に辿り着くことは永遠に不可能に思われる。 それに付き合うことが贖罪だというのか。 君は、時計をみて、時間の概念を捉えなおす。 過ぎた時間は取り

          終われない冬

          春風吹くまにまに

          月を優しく抱くのは 星の散りばめられた漆黒の夜 その穏やかな眼差しの先で 春風が花々と戯れる 灰桜色の花びらが月に照らされ 季節を違えた雪のように ひらひらと舞う 霞んでいく想いと 浮かび上がる想いとを 波打つ湖面に並べ それらが流れゆく先を眺めていた 今日と明日のあいだを 広げることは叶わない 春よ 春よ その名に相応しい 暖かで 麗やかな 光風で 冷たく竦んだ この身を 隅々まで包み込んで欲しい 想いのまにまに この原野を歩む力を与え賜う

          春風吹くまにまに

          Diaryというか心象?_リスボンで

          無駄に暇な時間ができたので、noteでも書いてみる。 いま、私は、リスボンのホテルの一室にいる。 別に来たかったわけではない。 11日から、出張で、ポルトまで来ていた。 ポルトに到着するなり、ルフトハンザ航空がストをすること、それから、ハンブルク空港(いま私はハンブルクに住んでいる)の職員が14日の22時までストをすることを速報ニュースを見て知り、すごく嫌な予感がした。 というのも、私の帰りの便が、14日22:20着の予定だったから。 今回は、自分で旅行の手配をしてい

          Diaryというか心象?_リスボンで

          乗継便ゲートまで走った後の、2分前にclosedって表示ほど切ないものはない。明日の一番早い便に変更してもらったけど、12:00にリスボン発。日通が来るのが9時〜10時だから、間に合わん笑!荷物をピックアップするためにオフィスに行ったら、探すのに45分以上かかるってさ。

          乗継便ゲートまで走った後の、2分前にclosedって表示ほど切ないものはない。明日の一番早い便に変更してもらったけど、12:00にリスボン発。日通が来るのが9時〜10時だから、間に合わん笑!荷物をピックアップするためにオフィスに行ったら、探すのに45分以上かかるってさ。

          そうだよね。キャンセルだよね。ポルト16時発→リスボン18:10発→ハンブルクの便に変更。リスボンには17:00着の予定だったんだけど…。遅延でポルト17:25発に。乗継便、ちゃんと待っててくれるのかな☺️雲行きが怪しくなってきた😂明日の朝に引越し業者が来る手筈に😇

          そうだよね。キャンセルだよね。ポルト16時発→リスボン18:10発→ハンブルクの便に変更。リスボンには17:00着の予定だったんだけど…。遅延でポルト17:25発に。乗継便、ちゃんと待っててくれるのかな☺️雲行きが怪しくなってきた😂明日の朝に引越し業者が来る手筈に😇