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欲じゃ、それが欲じゃ!

プーチン氏の中国訪問に際したコメントでプーチン氏が “国益考慮が重要” と述べた事がNHK文化の癇に触った様です。国家元首が自国の国益を保障するのは、元首の責務そのものですが、何か他に優先する課題が有るのかと。

 先ず、国益とはと振返えって見ると、憲法第12・13条の規定に「公共の福祉」と有ります。国民皆が個人として尊重される、つまり各個人の文化的な生活をする権利が満たされた上で、他人の領分を侵略し無い事が「公共の福祉」です。権利の濫用とは、他人の領分 (権利)を侵害する行為です。

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

日本国憲法, e-Gov

此考えを国際関係に外挿すると、国益は国民全員を代表してその国の政府が保障する権利です。とすると、国家元首の国際政治に於ける責務は、自国の国益を保障する事です。それを公言するのが、顰蹙を買うとすると、国益や個々人の基本的人権を越える価値観が存在するという事です。

勿論、その価値観は人が人たる所以、不滅霊魂 (欲) です。欲に駆られて突っ走ってる人を、決っして傍迷惑と思わず応援するのが人の道です。だから、ウクライナのクレミア独立騒動にしても、クリミアの富が欲くて一生懸命活動してる人達が居るんだから応援しなきゃって感じです。も一つ付け加えるなら、村のハナエさんちの孫娘がアメリカ行って、頑張ってるぞ。内らも負けるなってのも有りかと。

つまる処、アメリカには、世界中から開拓精神溢れる血の気の多い人達が集まって、次は何処で花火を上げるか画策・実行する基地の役割を果してます。だから、アメリカ人は国境を気にし無い。アメリカが何の国を標的にするにしても、誰か其国の関係者がアメリカに居てお祭りに参加してる。不滅霊魂の威力です。

とすると、日本周辺で国益を優先して不滅霊魂を蔑ろにしてる国は、ロシア、中国、朝鮮です。中国 (共産党政府) は経済の為に「一つの中国」を受入れて共産党政府とお付き合いしてるけど、本音は不滅霊魂を共有する中華民国 (台湾) と仲良くしたいって感じかと。朝鮮との付合いも気にしてますが、此方は「核」と言う名の「お薬」絡みかと。

最後に、社会科の課題は、憲法の規定を軸にして論理展開すると、理解し易いし振れ無い。日本人が頭が良くて信頼出来ると言われるのは此な処から来てます。

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