見出し画像

#呑みながら書きました 〜 番外【マイソングス】アニーとボンボン "Les Sucettes" / フランス・ギャル (1966)


自分のクセの一つに、ギリギリまで我慢しちゃう。っていうのがあるんです。
時間の余裕があるときはやらず、余裕ぶっかましといて、最終期日が迫るとアセル。っていう人ですね。
言い訳じゃないんですが、人間切羽詰まったほうが、究極のところが知れる、っていうか最終的なとこまで削ぎ落とせるっていうか、その時のエキセントリックな部分と旬!な部分を上手に昇華できる、と信じています。だから私は、結構締め切り間近にしか物事を完成出来ないタイプ。
別に締め切りとかもないんですが、シンデレラのように一応12時にはその日の仕事を終わらせたいので、大抵noteの記事も12時前に仕上げるように心掛けています。

と、前置きが長くなりました。何か言おうとしていたけれど書きながら忘れちゃいました。

今日は珍しく、アペリティフをビールから始めなかったんですね。
大抵夜7時を境に飲み始めますが、今日は、ちょっといつもと変えたかった。今日のビールはあんまり好きじゃなかった。ふつう、12本入買いますが、今回のは何となく甘くて、毎日飲んでいるとその甘さがやけに気になって、週末なのに、何故こんな甘いビールを飲まなくちゃいかんのよ!って気分になって、遂に今日は、しばらくぶりでビールはやめました。
そして何を飲んだかと言うと!
トレ・フランセなアペリティフ、パスティス♥
これじゃ。


暑い時のアペリティフはコレだ!

マルセイユ産のスターアニスとその他ハーブで風味付けされている。
アルコールは40-45度と強く、甘口だが、強烈なアニス風味が特徴。特にフランスの南で作られ、アルコール度数45度以上かつ、アニスが1リットルあたり2グラム以上含まれるものには 「Pastis de Marseille(パスティス・ド・マルセイユ)」と表示されることが認められる。







アニスは茴香(ウイキョウ)という南欧の植物で、セリ科のハーブでミントの様な、でももっと黄色っぽい味。ニッキとは言わないけれど、ちょっとツンと来る。
わかるかな。緑っぽくない味。

主にマルセイユなんかが中心の、一般的にフランスのオヤジ連が昼間っから、ペタンクとかしながら一日中飲んでるやつ。
ペタンクっていうのは、ボールゲームで重いボールをガチんとぶつけ合うゲームです。
もー、なんでそんなに好きなのっ!?ってぐらいみんなあちこちでやってます。

それのお供がパスティス。
余りストレートでいく人はいなくて(だってアペリティフにしては原液強すぎ)、みんな水で好きな割合に薄めます。
大抵は5倍に薄めるらしいですが、水っぽくなるのが嫌いなマイ・ブレンドの目安はx3。
で、こーなる。

わかりました?何が違うか。
いやん♥色が。色がとってもキレイな黄色に。

これで喉が潤せます。

そこで聴いて頂きたいのがこちらの曲。
アニスを唄ってます。 
動画入れまーす。

1966年に、フランス・ギャルが歌った"Les Sucettes(レ・スセット)"。
日本語タイトルは「アニーとボンボン」。
ボンボンはアメちゃん、ペロペロキャンディー。
作詞作曲は、かのセルジュ・ゲンズブール氏ですよ。ゴロワーズの。


アニーはキャンディーが好き
アニス味のキャンディー
アニーの
アニス味のキャンディーは
アニーの喉を流れれば
彼女は天国にいる気分

アニーはキャンディーが好き
アニス味のキャンディー
アニーの
アニス味のキャンディーは
彼女の唇にアニスの味を添え
何ペニーかで
アニーがアニス味の
キャンディーを買えば
それは彼女の大きな瞳と同じ色
幸せの日々の色


アニーはキャンディーが好き
アニス味のキャンディー
アニーの
アニス味のキャンディーは
彼女の唇にアニスの味を添え
舌の上が小さな棒だけになったら
ドラッグストアに一目散に駆けつける


何ペニーかで
アニーがアニス味の
キャンディーを買えば
それは彼女の大きな瞳と同じ色
幸せの日々の色


アニスの香りのキャンディーが
アニーの喉を流れれば
彼女は天国にいる気分


MVを見れば、オトナな諸兄各氏は、ゲンズブールが何を言いたかったのか、すぐにあはん♥とおわかりと思いますが。
それにゲンズブールって日本ではオサレな代表みたいに崇拝されていますよね。ムッシュかまやつとかもそんな気持ちをガンガン全面的に押し出していましたが、この人とても言葉遊び、というか私達の好きな"別な解釈好き"な方でして。

上の歌詞をね、ぜ〜んぶエロエロ解釈で聴いて頂ければ、ゲンズブールは制覇したも同じじゃ!

こちらがゲンズブールバージョン。
ワウワウ全開でそれだけでもあはん♥

いやん♥セクスィー。でどーしてゲンズブールがあれ程崇拝し続けられるのかがわかって🙄いただけるでしょうか。(なんでー?) ただのエロおやじー。

ま、昔から、アニスは魔女の媚薬で、あんまり取りすぎると、使いモノにならなくなる、って言い伝えもありますんで気をつけましょーね。
(実験してないのでホントのところははっきりわかりませんが)

一応、今日は呑んだ記録です。
アペリティフの後、何を飲んだのでしょ〜か?

こちらは今日父の日だったので、イイの買って来い、とのお達しで、(ちぃっと)いいの。
クリオネさんいわく、華奢で神経質な、ピノ・ノワール。ブルゴーニュの気取ったピノ・ノワールです。
お料理はポークソテー・ア・ラ・ジャポネーズ。
豚肉甘辛醤油味!
付合せはブロッコリーのアーリオオーリオ(これイタリアんでしょ)
ブロッコリーをにんにくと炒めます。
白飯と一緒に。
ご飯と赤ワインって、ちょっとー...ですが、美味しかったですよ。
さらっと気取って、ボディコンにワンレンみたいな懐かし系イイ女、って味です。
ゼッタイイイ女。と思いながら味わったらやっぱりイイ女だった。っていう。
満足感。
でしょ?

それから、しばらくちょっと書いてて、ちょっとさみしいな、と思ったので、
しばらく顔を見ていなかった、ジェイムソン君に😘

12年物のアイリッシュ君と一緒に昔を懐かしがりながら、あはん♥なロックで。
いや〜ん。味深し。ウマすぎ。ちょっと軽めのアメリカン・バーボンなんてダメダメ。

でも特に誤字もなく書けてますよね?
ほら、そんなに酔わないの。
ま、一人で家飲みじゃ酔わないでっしょ。
一応、こんなの呑んでますー、って紹介でした。


さぁ、そろそろ12時過ぎました。
シンデレラ、これ以上呑んでると逆に目が冴えて来ちゃうので、ベッドタイムですね。


それではまた😘






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?