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読書感想【見るだけ読書】

見るだけ読書
著者→浅田すぐる
発行→ダイヤモンド社

 最近また読書欲が湧いてきたのでいろいろ購入してるんだけど、その中でも読書をより良いものにしたいと思っていた時に本屋さんで見つけた本。
著者の浅田すぐるさんはトヨタで長年働いていく中で紙1枚に纏めるというスキルを伸ばし、起業までされた方。
 そんな紙1枚に纏める技術を読書に応用して、約20数冊の本の内容を1枚にまとめ、さらに読書後ジブンゴト化するための行動に起こせる1枚ワークまで記載してくれているこの本。

●ビジネスの基礎力
●コミュニケーション
●成長
●なりたい自分になるために
以上の4部構成で書かれている本。

 この本で学んだ4つのことを紹介します。

 まず一つ目は悩みを解決し、なりたい自分になるため学びを人生に活かすということ。
 読書には悩みを解決する力がある。
 そのためには読書後なにかひとつでもいいから行動することが大事であり、読んだ後どう実践するかが重要である。
 なぜそれが大事なのか?
 まずはなりたい自分になるため。そのために読書をより良いものにするためである。
 そしてその知識で他者の問題解決を行えるようになり、そのおかげで自分を好きになることができる。
 だから自分の状況に当てはめて読書をし、読書の学びについて纏める習慣をつけ、一つでもジブンゴト化して行動することが大事だと思った。

 二つ目は、コミュニケーションは与えることで与えるためには自分を愛さないといけない。
 コミュニケーション=与えることとは?
 人望を得るためには学び続けないといけない。その得た学びを他者交流に活かす=与えること。その結果、人望を得ることができる。
 自己犠牲ではなく、他者志向→先払いの精神
 先払いの精神は小田桐あさぎさんが『女子とお金のリアル』で書いていた資本主義ゲームに勝つ方法と同じ。
 先払いで他人を少し幸せにした人だけが資本主義ゲームで勝つことが出来る。
 なぜ与えるためには自分を愛さないといけないのか?
 自己が確立していないとギバー(与える人)にはなれない。
 相手よりもまず自分の自信、自己肯定感を上げることが人を愛する最初の一歩。
 ひとりでいられること=人を愛する必須条件。
 そのために得た学びを伝えていく活動をしていきたい。インスタやnoteでシェアしていくこと。
 自分のしょうもない欲望にすべてOKを出していく。
 主語を自分にして考える。他人軸で生きない。

三つめは他責しないため、自身にとっての好きなことを一人でやり続ける。
 人間は現状維持したい生き物で、現状維持で満足していない場合、周囲を妬み周りに迷惑をかけ他責モードに入る。
 他責モードに入ると、自分の大切な時間やエネルギーが無駄になる。そして他責モードは、人にも映る。周りにもし他責モードな人がいるのならそれはもしかすると自分がそうなってるのかもしれない。
 人は自分を写す鏡である。
 好きなことを一人でし続けるのは、独学や自主練の一人時間が成長のカギになるから。一人時間で的確に客観視し、セルフフィードバックし続けることが大事。そのためには、自分にとっての好きを原動力にして日々の失敗の連続と向き合う必要がある。
 成長にはエネルギー切れを起こさないことが大事。エネルギー切れを起こす原因は自然に触れる機会がないこと。だから意識して自然と触れ合う時間を作る。
 書き出す→客観視する→セルフフィードバック
 この流れが成長するうえで大事な基本動作
 思い浮かんだことはとりあえずやってみる。

 四つ目は、本を読み終わることはゴールではなくスタート。
 人生とは日々起きる出来事、人生の問いにどう答えていくか。そのためには読後どう活かすかが大事になる。そして物事、知見、経験をストックしていくことが大切である。
 人生には拡げる時期と絞る時期がある。貫きたいものがなければ拡げる時期と認識し、幅広く挑戦していく。貫く道が見えたら絞る時期と捉え周りに囚われず極める。どちらの時期にもストックしたものをどう活かすか、行動に移せるくらいシンプルに纏めておく。
 そのための読書であり、読後の行動が大事になる。

 この本で得た知識を纏めてみました。
 これを読んだことによって、今後の読書体験がより良いものになると思う。そして全てのビジネスパーソンに必要な本だと感じた。
 今、私は休業中だけど再就職した際は、また改めて読みたいと思った本でした。ぜひ読んでみてください。

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