maryo/世界一周中

インドア派だった人間が南米始まりで世界一周中。派手なことしてる自覚はあるけど些細な気づ…

maryo/世界一周中

インドア派だった人間が南米始まりで世界一周中。派手なことしてる自覚はあるけど些細な気づきを見逃したくない。旅の日々を忘れない。 世界の多角形な美しさをリアルな気持ちと共に記します。

マガジン

  • ペルー旅行記【世界一周1ヶ国目】

    世界一周最初の国、ペルー。 広大な自然の内側に歴史が佇んでいる素晴らしい国。 磊落で朗らかな人々、気を衒わない美味しいご飯。 自然と歴史のバランスが素晴らしい舞台で旅の幕は上がりきった。 照明が私の旅路を照らしていて眩しい。未来も明るく光っているように見えるので、とにかくジャーニーを続けよう。

  • ボリビア、チリ旅行記【世界一周2,3ヶ国目】

    塩の上で眠り、駆け抜けたボリビア。蒼い湖と資源に満ちた土壌が広がる。 その先にはチリ共和国。北には地球外を思わせる荒々しい砂漠地帯が広がり、内陸には星の渓谷。国としての成熟を感じる首都を通り過ぎ、そのまま南下すればそこは自然の宝庫パタゴニア。

記事一覧

今夜いちばん海のそばにいる(サンブラス諸島/パナマ)

世界旅行144日目。 ブラジルのサンパウロからコロンビアを経由してパナマシティへ。 パナマのお目当ては人生初のカリブ海を満喫すること。 これはサンブラス諸島、素朴なカ…

地元民と街歩き、食を楽しむ(サンパウロ/ブラジル)

サンパウロ滞在3日目。 日本人街があるリベルダーデ地区を楽しんだ1、2日目。 記事はこちら。 1日目、サンパウロに到着、日本食材に翻弄される 2日目、日本のラーメンを…

10

日本人の栄光、その影にある虚無(サンパウロ日本人街/ブラジル) 

ブラジル滞在6日目。 昨日に続き今日もサンパウロを楽しむ。 日本人街地区でラーメンを食べ、ブラジル日本移民資料館で歴史に少し感情移入した話。 今日もパートナーの同…

22

プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

ブラジル滞在5日目。 私たちはイグアスからサンパウロへと向かった。 パートナーの同僚であるブラジル人のセルジオが住んでいるので会いに行くのが一番の目的。 あと日本人…

8

悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)

42日間滞在したアルゼンチンを出国。 そしてブラジル入国。初めましてブラジル。 世界旅行132日目にしてやっと5ヶ国目。牛歩だね。 さて、ブラジルの一番のお目当て、イグ…

23

威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在41日目。プエルト•イグアスへ。 お目当てはもちろんイグアスの滝。 イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。 それぞれ…

21

虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

アルゼンチン30日目、ラ•リオハを立ちサルタに滞在。 ラ•リオハの旅行記はこちら↓ サルタの街の周囲には山や高原、亜熱帯の乾燥した大地が広がる。 ワインの産地として…

11

旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅はたくさんの出会いがある。 宿泊施設やバスやツアーでのちょっとした挨拶や軽い情報交換。 もう少し仲良くなれば一緒にご飯食べに行ったり、その人の国を訪れた時に連絡…

13

砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。 イスチグアラスト自然公園を巡ったのあとはさらに車を走らせタランパヤ国立公園へ。 イスチグアラストの様子はこちら↓ タランパヤ自然公園に到…

10

土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。 今日はラ•リオハから車で3時間ほどのところにあるイスチグアラスト、そしてその先にあるタランパヤ自然公園群へ行った。 早朝、送迎の車が迎え…

12

地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに滞在中、一旦アルゼンチンを出てウルグアイへ行った。 アルゼンチンの旅はまだまだ続くけれどウルグアイを訪れた理由はひとつ…

9

地元民から聞いたリアルな税制事情(アルゼンチン)

激しい物価上昇の渦に飲まれるアルゼンチン。 財政事情というと堅苦しくて理解が難しい記事が多いけれど、地元民の話や旅の中の思い出を交えながらコミカルポップに書けた…

13

世界最南端の街でみた動植物の色めき(ウシュアイア/アルゼンチン)ビーグル水道

アルゼンチン滞在6日目。 世界で1番南の都市、ウシュアイアに来た。 南極までわずか1250kmの距離。 目当てはビーグル水道でペンギンを見ること。 ビーグル水道はチリとア…

9

人生初の氷河、迫力にひそむ儚さ(エルカラファテ/アルゼンチン)

チリ47日の旅を終えて今日はアルゼンチンへ。 チリのプエルトナタレスからバスで6時間ほど、国境を越えてアルゼンチンのエルカラファテへ。 税関でのチェックもないし、混…

13

息切れの私、しゃれた岩峰を目指す(パイネ国立公園/チリ)パタゴニア

プンタアレナスからバスで約2時間、プエルトナタレスへ。 目的はパイネ国立公園。パタゴニアの一番の見どころのひとつ。 パイネ国立公園の周り方はいくつかあり、ツアーに…

13

旅の日常化(プンタアレナス/チリ)パタゴニア

チリ滞在41日目。 プエルトモンから飛行機で2時間半ほどの街、プンタアレナスへ。 お目当ての街はプエルトナタレスなのでここは乗り継ぎするためだけに訪れた街。 ところ…

5
今夜いちばん海のそばにいる(サンブラス諸島/パナマ)

今夜いちばん海のそばにいる(サンブラス諸島/パナマ)

世界旅行144日目。
ブラジルのサンパウロからコロンビアを経由してパナマシティへ。
パナマのお目当ては人生初のカリブ海を満喫すること。
これはサンブラス諸島、素朴なカリビアンを満喫した一泊二日の旅行記。

早朝、パナマシティから送迎のバンに乗り込んだ。
南米一周してここで初の中米だけど、パナマの運転の荒さはものすごい。
急発進急停車。少しでも減速すると後ろからクラクションを鳴らされる。
そして歩行

もっとみる
地元民と街歩き、食を楽しむ(サンパウロ/ブラジル)

地元民と街歩き、食を楽しむ(サンパウロ/ブラジル)

サンパウロ滞在3日目。

日本人街があるリベルダーデ地区を楽しんだ1、2日目。
記事はこちら。
1日目、サンパウロに到着、日本食材に翻弄される

2日目、日本のラーメンを食べ、ブラジル日本移民資料館で歴史を学ぶ

今日もパートナーの同僚であるブラジル人のセルジオと
セルジオのパートナーのセリアが宿まで迎えに来てくれた。

朝はブラジル式のモーニングに行こう!とのことで訪れた店。
なんとビュッフェ形

もっとみる
日本人の栄光、その影にある虚無(サンパウロ日本人街/ブラジル) 

日本人の栄光、その影にある虚無(サンパウロ日本人街/ブラジル) 

ブラジル滞在6日目。
昨日に続き今日もサンパウロを楽しむ。
日本人街地区でラーメンを食べ、ブラジル日本移民資料館で歴史に少し感情移入した話。

今日もパートナーの同僚であるブラジル人のセルジオと
セルジオのパートナーのセリアが宿まで迎えに来てくれた。

治安の悪いサンパウロ、来るか迷ったけれどセルジオがいるならと訪れた。
昨日初めてセルジオと会った時、セルジオのTシャツには「無責任」と書かれてあっ

もっとみる
プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

ブラジル滞在5日目。
私たちはイグアスからサンパウロへと向かった。
パートナーの同僚であるブラジル人のセルジオが住んでいるので会いに行くのが一番の目的。
あと日本人街があるのでそこで食料調達もしたい。

フォスドイグアスからバスで18時間。
フルフラットのシートを予約したのにまさかのフルフラットじゃなかった。
そんなにリクライニングできないし狭めのシート。居心地の悪い移動だった。

バスの窓には黒

もっとみる
悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)

悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)

42日間滞在したアルゼンチンを出国。
そしてブラジル入国。初めましてブラジル。
世界旅行132日目にしてやっと5ヶ国目。牛歩だね。

さて、ブラジルの一番のお目当て、イグアスの滝へ。
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。
見え方が異なるので両方行くのが旅人の定番。

↓アルゼンチンサイドの旅行記はこちら。

ブラジルサイドはアルゼンチンサイドに比べ大パノラマビュー

もっとみる
威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在41日目。プエルト•イグアスへ。
お目当てはもちろんイグアスの滝。

イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。
それぞれ国立公園があり見え方が異なるので両方行くのが定番。
今日はアルゼンチンサイドのイグアス国立公園へ。

街からイグアス国立公園まではバスで約30分。
エントランスをくぐり、トロッコに乗ってトレッキングポイントまで行く。

トロッコの駅か

もっとみる
虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

アルゼンチン30日目、ラ•リオハを立ちサルタに滞在。
ラ•リオハの旅行記はこちら↓

サルタの街の周囲には山や高原、亜熱帯の乾燥した大地が広がる。
ワインの産地としても有名で見所たくさん。
サルタからはいくつもの日帰りツアーが催行されていて私たちは
南米のグランドキャニオンと呼ばれるウマワカ渓谷に行くツアーと
別日、ワイナリーを訪れた後に巨岩がひしめくカファジャテ渓谷に行くツアーに参加した。

もっとみる
旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

旅はたくさんの出会いがある。
宿泊施設やバスやツアーでのちょっとした挨拶や軽い情報交換。
もう少し仲良くなれば一緒にご飯食べに行ったり、その人の国を訪れた時に連絡して再会することもある。

アルゼンチンのラ•リオハでの出会いはそれ以上で、人生で何度でも会いたいし、会いに行くし!と思った。
大切な友達ができた話。

旅を共にするパートナーは幼い頃から大学一年生までの10年間、柔道をしていた。
就職し

もっとみる
砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。
イスチグアラスト自然公園を巡ったのあとはさらに車を走らせタランパヤ国立公園へ。
イスチグアラストの様子はこちら↓

タランパヤ自然公園に到着し、入り口の管理事務所で専用のバスへ乗り換え公園内を散策する。
専用バスを待つ間、お昼ご飯を食べた。
お昼付きとツアー予約ページには書いてたけど付いていなくて、リュックに入っていたパンをしがんだ。お貧しい。

そしてツアーは英語ガイ

もっとみる
土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

アルゼンチン滞在20日目。
今日はラ•リオハから車で3時間ほどのところにあるイスチグアラスト、そしてその先にあるタランパヤ自然公園群へ行った。

早朝、送迎の車が迎えに来てくれた。
送迎と言ってもタクシーのような感じ。乗車するのはわたし達のみ。
ただひたすら何もない平坦な道を進む。
こうゆう時、爆睡できればいいんだけどこの日はやたらと寝つきが悪く、寝不足にも関わらず車の中でも眠れなかった。

イス

もっとみる
地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに滞在中、一旦アルゼンチンを出てウルグアイへ行った。
アルゼンチンの旅はまだまだ続くけれどウルグアイを訪れた理由はひとつ、近いから。
ブエノスアイレスから川を挟んだ向こう側にウルグアイの首都、モンテビデオがある。
船での越境も人生初なので経験してみたかった。

いざ、ちょっくらウルグアイへ。
朝、ブエノスアイレスの宿を立ち港へ。
バスに乗ってさくっと行けるつ

もっとみる
地元民から聞いたリアルな税制事情(アルゼンチン)

地元民から聞いたリアルな税制事情(アルゼンチン)

激しい物価上昇の渦に飲まれるアルゼンチン。
財政事情というと堅苦しくて理解が難しい記事が多いけれど、地元民の話や旅の中の思い出を交えながらコミカルポップに書けたら思います。

※2024年3月頃の話です。
※多数人に取材したわけではありません。42日間の滞在で個人的に感じたことです。

アルゼンチンにはブルーレートが存在する。闇レートともいう。
ブルーレートとは銀行のオフィシャルレートに代わる非公

もっとみる
世界最南端の街でみた動植物の色めき(ウシュアイア/アルゼンチン)ビーグル水道

世界最南端の街でみた動植物の色めき(ウシュアイア/アルゼンチン)ビーグル水道

アルゼンチン滞在6日目。
世界で1番南の都市、ウシュアイアに来た。
南極までわずか1250kmの距離。

目当てはビーグル水道でペンギンを見ること。
ビーグル水道はチリとアルゼンチンの国境であり、太平洋と大西洋を繋ぐ海峡でもある。
小さな島や岩礁がたくさんあって、そこにオタリア(アシカに似た動物)やペンギン、海鳥が生息している。
ビーグル水道はボートで巡るのでツアー参加が必須。
ペンギンが生息して

もっとみる
人生初の氷河、迫力にひそむ儚さ(エルカラファテ/アルゼンチン)

人生初の氷河、迫力にひそむ儚さ(エルカラファテ/アルゼンチン)

チリ47日の旅を終えて今日はアルゼンチンへ。

チリのプエルトナタレスからバスで6時間ほど、国境を越えてアルゼンチンのエルカラファテへ。
税関でのチェックもないし、混んでないし早くてスムーズな越境だった。

エルカラファテの街にはラベンダーがたくさん植えられてあって側を通るといい香りが微かにほのめく。
中心地は並木の道になっていて、観光客向けの店が多いけれど綺麗な街並みだった。
チリよりもアルゼン

もっとみる
息切れの私、しゃれた岩峰を目指す(パイネ国立公園/チリ)パタゴニア

息切れの私、しゃれた岩峰を目指す(パイネ国立公園/チリ)パタゴニア

プンタアレナスからバスで約2時間、プエルトナタレスへ。
目的はパイネ国立公園。パタゴニアの一番の見どころのひとつ。

パイネ国立公園の周り方はいくつかあり、ツアーに参加するか、もしくは自力でトレッキング。
自力といっても道はわかりやすいし、辺りには同じくトレッキングを楽しむ人たちがたくさんいるので問題なく進める。
1日で周れるコースもあれば、2〜3日かけてキャンプをしながら周るコースもある。
私た

もっとみる
旅の日常化(プンタアレナス/チリ)パタゴニア

旅の日常化(プンタアレナス/チリ)パタゴニア

チリ滞在41日目。

プエルトモンから飛行機で2時間半ほどの街、プンタアレナスへ。
お目当ての街はプエルトナタレスなのでここは乗り継ぎするためだけに訪れた街。

ところで地名が驚くほど覚えられない。今、ここはなんてとこだっけ?となる。
周辺の街、プエルトモン、プンタアレナス、プエルトナタレス。
だめだ。似てる。

今いるのはプンタアレナスです。
ここで何泊かしてもよかったんだけど、空いているバスが

もっとみる