maryo/世界一周中

インドア派だった人間が南米始まりで世界一周中。派手なことしてる自覚はあるけど些細な気づ…

maryo/世界一周中

インドア派だった人間が南米始まりで世界一周中。派手なことしてる自覚はあるけど些細な気づきを見逃したくない。旅の日々を忘れない。 世界の多角形な美しさをリアルな気持ちと共に記します。

マガジン

  • ペルー旅行記【世界一周1ヶ国目】

    世界一周最初の国、ペルー。 広大な自然の内側に歴史が佇んでいる素晴らしい国。 磊落で朗らかな人々、気を衒わない美味しいご飯。 自然と歴史のバランスが素晴らしい舞台で旅の幕は上がりきった。 照明が私の旅路を照らしていて眩しい。未来も明るく光っているように見えるので、とにかくジャーニーを続けよう。

  • ボリビア、チリ旅行記【世界一周2,3ヶ国目】

    塩の上で眠り、駆け抜けたボリビア。蒼い湖と資源に満ちた土壌が広がる。 その先にはチリ共和国。北には地球外を思わせる荒々しい砂漠地帯が広がり、内陸には星の渓谷。国としての成熟を感じる首都を通り過ぎ、そのまま南下すればそこは自然の宝庫パタゴニア。

最近の記事

プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

ブラジル滞在5日目。 私たちはイグアスからサンパウロへと向かった。 パートナーの同僚であるブラジル人のセルジオが住んでいるので会いに行くのが一番の目的。 あと日本人街があるのでそこで食料調達もしたい。 フォスドイグアスからバスで18時間。 フルフラットのシートを予約したのにまさかのフルフラットじゃなかった。 そんなにリクライニングできないし狭めのシート。居心地の悪い移動だった。 バスの窓には黒いシートが貼られていて外が見えなかったので 朝、サンパウロに着いた時も気づかなく

    • 悪魔による水のシンフォニー(イグアスの滝/ブラジル)

      42日間滞在したアルゼンチンを出国。 そしてブラジル入国。初めましてブラジル。 世界旅行132日目にしてやっと5ヶ国目。牛歩だね。 さて、ブラジルの一番のお目当て、イグアスの滝へ。 イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。 見え方が異なるので両方行くのが旅人の定番。 ↓アルゼンチンサイドの旅行記はこちら。 ブラジルサイドはアルゼンチンサイドに比べ大パノラマビューを楽しめる。 そしてかの有名な悪魔の喉笛の麓に行ける。 アルゼンチンサイドは悪魔

      • 威厳と癒しを同時にたずさえる場所(イグアスの滝/アルゼンチン)

        アルゼンチン滞在41日目。プエルト•イグアスへ。 お目当てはもちろんイグアスの滝。 イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境にまたがる三大瀑布のひとつ。 それぞれ国立公園があり見え方が異なるので両方行くのが定番。 今日はアルゼンチンサイドのイグアス国立公園へ。 街からイグアス国立公園まではバスで約30分。 エントランスをくぐり、トロッコに乗ってトレッキングポイントまで行く。 トロッコの駅からはトレッキングコースを辿っていく。 公園内は整備されていて歩きやすいし道に迷う

        • 虹の谷、アースカラーの全てが揃う場所(ウマワカ渓谷、カファジャテ/アルゼンチン)

          アルゼンチン30日目、ラ•リオハを立ちサルタに滞在。 ラ•リオハの旅行記はこちら↓ サルタの街の周囲には山や高原、亜熱帯の乾燥した大地が広がる。 ワインの産地としても有名で見所たくさん。 サルタからはいくつもの日帰りツアーが催行されていて私たちは 南米のグランドキャニオンと呼ばれるウマワカ渓谷に行くツアーと 別日、ワイナリーを訪れた後に巨岩がひしめくカファジャテ渓谷に行くツアーに参加した。 まずはウマワカ渓谷へ。 早朝サルタから出発し、3時間ほどにあるプルマルカという村へ

        プラスチックフィルムが眩しい(サンパウロ日本人街/ブラジル)

        マガジン

        • ペルー旅行記【世界一周1ヶ国目】
          15本
        • ボリビア、チリ旅行記【世界一周2,3ヶ国目】
          14本

        記事

          旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

          旅はたくさんの出会いがある。 宿泊施設やバスやツアーでのちょっとした挨拶や軽い情報交換。 もう少し仲良くなれば一緒にご飯食べに行ったり、その人の国を訪れた時に連絡して再会することもある。 アルゼンチンのラ•リオハでの出会いはそれ以上で、人生で何度でも会いたいし、会いに行くし!と思った。 大切な友達ができた話。 旅を共にするパートナーは幼い頃から大学一年生までの10年間、柔道をしていた。 就職してから練習する機会は減ったみたいだけど旅行中も訪れた街に柔道クラブがあるか確認し

          旅の中、大切な友達ができた話(ラ・リオハ/アルゼンチン)

          砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

          アルゼンチン滞在20日目。 イスチグアラスト自然公園を巡ったのあとはさらに車を走らせタランパヤ国立公園へ。 イスチグアラストの様子はこちら↓ タランパヤ自然公園に到着し、入り口の管理事務所で専用のバスへ乗り換え公園内を散策する。 専用バスを待つ間、お昼ご飯を食べた。 お昼付きとツアー予約ページには書いてたけど付いていなくて、リュックに入っていたパンをしがんだ。お貧しい。 そしてツアーは英語ガイド付きって書いていたけれどそれもなくてめちゃめちゃな英語翻訳の紙を渡されただけだ

          砂と風の記憶、文明のバトン(タランパヤ自然公園/アルゼンチン)

          土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

          アルゼンチン滞在20日目。 今日はラ•リオハから車で3時間ほどのところにあるイスチグアラスト、そしてその先にあるタランパヤ自然公園群へ行った。 早朝、送迎の車が迎えに来てくれた。 送迎と言ってもタクシーのような感じ。乗車するのはわたし達のみ。 ただひたすら何もない平坦な道を進む。 こうゆう時、爆睡できればいいんだけどこの日はやたらと寝つきが悪く、寝不足にも関わらず車の中でも眠れなかった。 イスチグアラストは約2億年前の地表がむき出しになっており、恐竜や植物の化石が多数採掘

          土、私たちの時代は何色ですか?(イスチグアラスト自然公園/アルゼンチン)

          地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

          アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスに滞在中、一旦アルゼンチンを出てウルグアイへ行った。 アルゼンチンの旅はまだまだ続くけれどウルグアイを訪れた理由はひとつ、近いから。 ブエノスアイレスから川を挟んだ向こう側にウルグアイの首都、モンテビデオがある。 船での越境も人生初なので経験してみたかった。 いざ、ちょっくらウルグアイへ。 朝、ブエノスアイレスの宿を立ち港へ。 バスに乗ってさくっと行けるつもりが路線が難しくて乗るのに手こずった。 グーグルマップで調べたバスに乗ろうと

          地元民の優しさで成り立つ異国の歩き方(ウルグアイ)

          地元民から聞いたリアルな税制事情(アルゼンチン)

          激しい物価上昇の渦に飲まれるアルゼンチン。 財政事情というと堅苦しくて理解が難しい記事が多いけれど、地元民の話や旅の中の思い出を交えながらコミカルポップに書けたら思います。 ※2024年3月頃の話です。 ※多数人に取材したわけではありません。42日間の滞在で個人的に感じたことです。 アルゼンチンにはブルーレートが存在する。闇レートともいう。 ブルーレートとは銀行のオフィシャルレートに代わる非公式(違法)の市場レートのこと。 お得に両替できるため、怪しさはあるがブルーレート

          地元民から聞いたリアルな税制事情(アルゼンチン)

          世界最南端の街でみた動植物の色めき(ウシュアイア/アルゼンチン)ビーグル水道

          アルゼンチン滞在6日目。 世界で1番南の都市、ウシュアイアに来た。 南極までわずか1250kmの距離。 目当てはビーグル水道でペンギンを見ること。 ビーグル水道はチリとアルゼンチンの国境であり、太平洋と大西洋を繋ぐ海峡でもある。 小さな島や岩礁がたくさんあって、そこにオタリア(アシカに似た動物)やペンギン、海鳥が生息している。 ビーグル水道はボートで巡るのでツアー参加が必須。 ペンギンが生息している島に行くツアーはウシュアイアの街からは離れているのでちょっと値段が高かった。

          世界最南端の街でみた動植物の色めき(ウシュアイア/アルゼンチン)ビーグル水道

          人生初の氷河、迫力にひそむ儚さ(エルカラファテ/アルゼンチン)

          チリ47日の旅を終えて今日はアルゼンチンへ。 チリのプエルトナタレスからバスで6時間ほど、国境を越えてアルゼンチンのエルカラファテへ。 税関でのチェックもないし、混んでないし早くてスムーズな越境だった。 エルカラファテの街にはラベンダーがたくさん植えられてあって側を通るといい香りが微かにほのめく。 中心地は並木の道になっていて、観光客向けの店が多いけれど綺麗な街並みだった。 チリよりもアルゼンチンの方が国の経済発展が進んでいることが街並みからよくわかる。 お昼からはエル

          人生初の氷河、迫力にひそむ儚さ(エルカラファテ/アルゼンチン)

          息切れの私、しゃれた岩峰を目指す(パイネ国立公園/チリ)パタゴニア

          プンタアレナスからバスで約2時間、プエルトナタレスへ。 目的はパイネ国立公園。パタゴニアの一番の見どころのひとつ。 パイネ国立公園の周り方はいくつかあり、ツアーに参加するか、もしくは自力でトレッキング。 自力といっても道はわかりやすいし、辺りには同じくトレッキングを楽しむ人たちがたくさんいるので問題なく進める。 1日で周れるコースもあれば、2〜3日かけてキャンプをしながら周るコースもある。 私たちはテントとかもないし、トレッキング初心者なので日帰りにした。 バス停から山を登

          息切れの私、しゃれた岩峰を目指す(パイネ国立公園/チリ)パタゴニア

          旅の日常化(プンタアレナス/チリ)パタゴニア

          チリ滞在41日目。 プエルトモンから飛行機で2時間半ほどの街、プンタアレナスへ。 お目当ての街はプエルトナタレスなのでここは乗り継ぎするためだけに訪れた街。 ところで地名が驚くほど覚えられない。今、ここはなんてとこだっけ?となる。 周辺の街、プエルトモン、プンタアレナス、プエルトナタレス。 だめだ。似てる。 今いるのはプンタアレナスです。 ここで何泊かしてもよかったんだけど、空いているバスが次の日だったので1泊のみすることにした。 到着後、もう夕方だけどとりあえず今日し

          旅の日常化(プンタアレナス/チリ)パタゴニア

          希望の朝を抜け、海の宝石を堪能(プエルトモン/チリ)

          トランキーロから北上、海の街プエルトモンへ移動。 まだ薄暗い早朝にトランキーロを出発してから数分後の車窓。 世界一美しいと称される街道を行く。 パタゴニアに朝がきて湖面に光の柱が揺らめく。 眠っていた山が目を覚まし、緑の彩度があがる。 黄金に輝く枯れ草。 圧倒的希望感を持った太陽。 高校生のころは低血圧で朝が大嫌いだった。 「朝は灰色、一ばん虚無」と綴った太宰治に頷いた過去があったけれど、自然と対峙するとそうじゃないなと思う。 朝は希望!黄金! さて、バスと飛行機を乗り

          希望の朝を抜け、海の宝石を堪能(プエルトモン/チリ)

          パタゴニアの秘境、地球が見たマーブル模様の夢(トランキーロ/チリ)

          パタゴニア地域。 コジャイケからバスで6時間ほど、トランキーロへ。 コジャイケよりもさらに田舎の小さな街。 すごく空気が美味しい。 道中舗装されていない道があったけれど街のインフラは整っていてとても居心地がよかった。 この辺り、冬は雪が積もるんだろうけど今は夏。 ぽかぽか日差しに爽やかな涼しい風。 こうゆう日は大阪や東京にいた頃はあんまりなかった。 だいたい暑すぎるか寒すぎで、心地いいなって日は年に4日ぐらいしかない気がする。 パタゴニアの夏は「ずっとこの気候でいいのにな

          パタゴニアの秘境、地球が見たマーブル模様の夢(トランキーロ/チリ)

          国としての成熟(サンティアゴ→コジャイケ/チリ)

          エルキ渓谷からラ・セレナを経由し首都のサンティアゴに移動、さくっと観光後、パタゴニア地域へと突入した話。 ラ・セレナからサンティアゴはバスで15時間ほどの道のり。 サンティアゴは大都市。 街にはショッピングモールや美術館、森林公園などがあり地下鉄で移動できる。 道ゆく人たちはお洒落していて、派手に髪を染めたりピアスやタトューを入れている人など都会的な雰囲気を纏っている。 タバコやマリファナを吸っている人も多くてお金があることも伺える。 街には美術館が多くて国民が美術に関

          国としての成熟(サンティアゴ→コジャイケ/チリ)