見出し画像

『とろけるなみだ』に包まれて

どうやったら思いが伝わりきるでしょうか。

今日はとても素敵な贈り物をいただいたので、紹介させてください。




出会いはこちらのnoteでした。▼

「あなたの記事から絵を描きます」という、とても惹かれるタイトルと、そして見出し画像。


思わず足を踏み入れると、「あなたの記事からイメージした絵を1枚、私が描きます。」と書かれていました。

なんと魅力的な文言。

自分の書いたものを絵にしてもらえる企画なんてすごい、ととても惹かれました。

わたし自身も絵を描くので、文章がどうやって絵になるんだろうと単純に興味が湧きましたし、誰かに描いてもらえるわくわく感みたいなものも知っているので、余計にこの企画が気になって仕方ありませんでした。

でも、この時わたしはこの企画をされている清世さんとは全く繋がりがありませんでした。

たまたまこのnoteと出会っただけだったので、気になるけれど参加してもいいのかな…と迷って、一度そのページを閉じたのを覚えています。

夜中の3時ぐらいだったと思いますが、閉じたあとも結局気になって、1時間くらいどうしようかなとしていたかと思います。

でも参加条件がとても優しかったんです。

・これまでのフォロー有無、交流の頻度は無問題。
 これから繋がりができたらいいなと思っています。

「フォローの有無が関係ない」って、まずすごいなと思いました。

誰でも受け入れようとしてくれているこの人はどんな人なんだろうと、清世さんのことも気になりました。

そして「これから繋がりができたらいいな」という言葉と、コメント欄に残っていた他の方との会話を見る限りの清世さんの人の良さや朗らかさのようなものを勝手に感じて、さらには辿り着いた日がたまたま締め切り日だったのにも後押しされて、わたしは記事に戻って参加を希望するコメントを残しました。


そうしてわたしはお願いができて、自分の番はいつかないつかなと、時々清世さんのところに覗きに行っては楽しみに待っていました。

ちょうど2日くらい前に、急に通知がたくさん届きました。

noteだけではなく、色んなSNSからです。

わたしがやっているSNS全部に、清世さんは足跡を残していってくださいました。

いよいよ自分の番が回ってきたのかなというどきどきと同時に、note以外にも足を運んでくださっていることに驚きました。

わたしのnoteからは他のSNSへはひと続きにしていないはずなので、まわるのは面倒だったはずですし、記事以外にも目を通してくださるなんてと、ただただびっくりしました。

どこまで読んで、どこまでわたしのところに来てくれるんだろう、清世さんはどこまでわたしと向き合って描こうとしてくださっているのだろうと、違うどきどきも感じて、申し訳ないようなとても有難いような、ポッと火が灯るような気持ちをもらいました。

それだけでもじゅうぶん嬉しかったんです。

ついに、今日、清世さんから届きました。


こちらのnoteです。▼

ついにもらってしまったよ!

このままこの清世さんのnoteを読んでほしいぐらいです、ほんとにすごいの。

22作目って、それだけわたしと同じように他の方とも向かってきたんだと思うと、もうそれだけで胸がいっぱいなのです。


noteには、まず出だしで「ぞろ目!」と書いてあって、絶対わたしのstand.fm聴いてくれたやん…ってなりました。

あと、「絵を描く人から絵、2回目!!!どきどきするよう」と書いてあって、「たしかに…逆の立場だったらわたしちょっと嫌がるかも…」と思ってしまったので(…笑)、それでも描いてくださった清世さんには感謝です!!

今回は、泣いていいんだよの記事でお願いしましたが、それを通して"わたし"を描いてくださったように思います。


頂いた絵には、『とろけるなみだ』とタイトルをつけてもらいました。

おこがましいんだけれども、最初に思ったのは「わたしに似てる」でした。

記事と声だけでこんなに似せられるの!?ってなりました、本当にびっくりさせられっぱなしです。

なにかあるとすぐに毛布を抱き寄せる癖までバレてるのかな…ってぐらい、わたしそのものだなと感じています。



『とろけるなみだ』には、こう続いていました。

"毛布にくるまって泣いて、こころの安心や安全をつくっている静かで充足な時間です。"

そう書いてあって、本当に嬉しくなりました。


わたしは自分自身に泣くことを許すようになったけれど、さらにそれを掬い上げて、絵という形にして、許して、まるで包んでくれているようでした。

わたし自身が、こころを健康にすることをいちばんといってもいいぐらい大事にしているので、そんなところも汲み取ってくれているような、どこまで知ってくださったのだろうと不思議な感覚でもいます。

とても肯定してもらった気持ちになって、改めて泣いてもいいよって自分に心から言ってあげられるなと、そうしたいなと思えて、あったかい気持ちでいっぱいになりました。

絵という形の優しい処方箋をもらった気分です。


そして、わたしが99の質問という記事を書いていたから「背景の白っぽいぼやけた丸は遊びで、丸の数を99個にしてみました」とか、わたしがアクリル画を描くから「肌は出来る限りアナログ(日本画)に近い工程で塗りました」とか、隅から隅までの気遣いやらなんやらが本当に本当にすごいので、やっぱり清世さんの元記事を見に行ってほしいです。

ネタ出しの紙に対して、「ピカソってなんだ」と書かれていたけれど、わたしは"パルム"って書いてくれているのに対して、清世さんって全部逃さず見てくれていてすごい…ってなりました。


清世さんって、カウンセラーさんなのかなってくらいの寛大さと母のような優しさとで、描いて、書いてくれました。

まさに、会いに行く画家さんです。

貴重な体験をさせてもらいました。

あのとき尻込みしたままでいなくて、参加できてよかったです。

清世さん、企画おつかれさまでした。
本当にありがとうございました!

これからどうぞよろしくお願いします!




おまけ。

清世さんのnoteの見出し画像を見ると、描いてくださったお顔がアップでわかるのですが、口元が少し笑っているように見えるんです。

泣いたあとにはちゃんと笑えるんだろうなと思えて、それもまた嬉しくなって、この子が泣き終わったあとの笑った顔が見たいなあと思い、つい描いてしまいました。

画像2

清世さんの描いてくださった雰囲気に寄せたくて、鉛筆とそれから同じ色合いが出そうな水彩色鉛筆で描かせてもらいました。

絵で描く手は本人の手に似るものだと思っているのですが、清世さんの描かれていた手がシャープで、清世さんの手ってこんな感じなのかなあと思いました。

(見て描いたけれど手がいちばん寄せられなくて、ぐぬぬ…ってなりましたが見逃してください…笑)

改めて、清世さん本当にありがとうございました!!



追記。

書いたあとも気持ちがおさまらなくて、結局絵の具も塗ってしまった。

画像3

「オレンジの涙」 2021.06.20 (直径20cm)


(2021.06.25修正。)
まるすけ

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