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第一子長女の私に、第二子の娘が教えてくれたこと

娘は幼い頃から
「そんなこと考えるんだ!」
と私が驚くようなことをしてくれます。

私は2歳下の妹がいる第一子、
娘は2歳上の兄がいる第二子、
きょうだい関係の影響もあるのかもしれません。

観察力も、思考の傾向も、言動も、私とはまったく違うんですよね。

それがまた、面白い!

今日は、幼い頃の娘の天晴れぶりを思い出してみました。


第一子長女の私が第二子の娘を産んで驚いたこと

娘に驚かされたことのひとつが、失敗を認めない根性です。

娘の毅然とした態度が天晴れすぎて、怒る気にもなれないくらいです。

たとえば、おむつを卒業する間際のある日。

自転車のチャイルドシートから降ろそうとした娘が小声でつぶやくんです。

娘「ママ、ズボン、濡れてる」

私「え?濡れてる?どうして?」

娘「わかんない、濡れてる」

確認すると……ああ!おもらし!

私「おしっこしちゃったの?」

娘「(首を横に振って)違う、濡れてた」


ズボンが濡れているのは、おもらしのせいではない。

自分が関与しない理由で「なぜか、濡れている」
あるいは、「最初から濡れてた」。

自分のせいじゃない、という自己主張。


いやー、お見事!
私には想像もつかない娘の言い分に、笑っちゃいました。

第一子は失敗するのが怖い

おもらしと言えば……

第一子である息子は、第二子の娘とは対照的でした。

遊ぶのに夢中になった息子の足元に、水たまりが広がったことがあるんです。

それに気づいた彼は、リビングで茫然自失。

「・・・」

無言で立ち尽くしていたんです。

あまりのショックで微動だにしない息子の姿に、私は切なくなりました。

怒りの感情も起こりません。

<失敗する恐怖>
私にも覚えがありましたから。

「幼い頃の私みたい」って思いました。

私が叱ったわけでもないのに、息子はそれ以来、おもらしをすることがありませんでした。

「二度と失敗したくない!」
という想いが強かったのでしょうか。

第一子あるあるかも、と思いました。


第二子は失敗すると思っていない


そんな息子に比べて、娘が失敗して落ち込んでいたことは思い出せないくらいです。

おもらしをしても、ケロリ!ですから。

「失敗」そのものも、少なかったように思います。

第二子って、よーく見てますからね、第一子のことを。

娘からは
「兄ができることは、私にもできる」
という確信を感じました。

息子が何かしていると、
「娘ちゃんも!」(←自分の名前をちゃんづけ)
ってよく言ってましたもの。

今思えば、娘はエフィカシー*が高いんでしょうね。

*エフィカシー
ゴールを達成する自分の能力の自己評価

兄と同じことをする、というゴールを設定した娘には、
「私にできないことはない」
という自信がみなぎっていました。

失敗するのが怖かった私の幼少期とは、まったく違います。


娘が教えてくれたことは、「できるに決まってる」


娘の伸びやかさは、私にとって眩しいものでした。

「できるに決まってる」
という確信を感じさせてくれるんですよね。

「できるに決まってる」
なんて、かつての私には考えられませんでした。

私が子どもの頃から考えていたのは、
「一生懸命がんばらなきゃ、私にはできない」
ということ。

だから、

いろんなことをできるようになろうとして、毎日必死でした。

40代半ばでコーチングを学ぶようになって、初めて知りました。

私だって
「できるに決まってる」はずなのに、って。

なぜか子どもの頃からずっと、
「私にはできない」
って思い込んでいました。

「できないのは嫌だからがんばらないと」
って走り続けていました。



私にもできるに決まってる!
やってみよう!

そう思えるようになったのは、愛しい娘のおかげです♪


━━━+.☆゚・‥…━━━+.☆゚・

できると思うからできる。
あなたは何から始めますか?

━━━+.☆゚・‥…━━━+.☆゚・


今回はあえて、比較的強く出ている特性にフォーカスしてみました。

実際には、第一子にも注意深く観察する特性や、失敗を恐れない特性があると考えています。

「私は第一子だから〇〇」
なんて、自分を制限する必要はないですものね ♪

自分軸でしなやかに生きる専門家
あなたのドリームサポーター
御影石 千夏(みかげいし ちなつ)


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