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Wantedlyで最高のサマーインターンをしてきた

こんにちは、@kurikin です。8月22日~9月9日の3週間で Wantedly のサマーインターン(技術基盤コース)に参加してきました。
とにかく楽しかった上、たくさんの学びを得られたのでここに書き記しておきたいと思います。

志望動機と選考

もともと Wantedly はインターンを探すのに重宝していたサービスで、自分にとって馴染みがありました。
また、Wantedly のエンジニアは技術力が高いという話をよく見かけていたので、ぜひその環境に身を置いてみたいと思い応募しました。

選考の流れは、書類選考 -> 技術課題 -> 面接 です。

技術課題はかなり実践的な内容で解答を書き上げるのに苦労しました。
また、面接でも思考力を問われる問題が出されて結構テンパりましたが、何とかパスできました。

インターンでやったこと

Wantedly のインターンは完全就業型なので、初日からチームに配属されて社員の方と肩を並べてゴリゴリ開発を進めていきます。

僕が配属されたのは、推薦基盤チームです。
このチームは、エンジニアとデータサイエンティストが一緒になって、求人の推薦システムの精度を高めていくためのチームです。

僕は「データサイエンティストが使うツールを便利にする」というテーマで、3週間のインターンでの開発に取り組みました。

具体的には、推薦システムの検証をする際に用いるツールに不便な点がいくつかあり、それらを改善するために新たなツールの開発や機能の追加を行いました。

言語としては Go をメインに書きました。システムの複雑さに最初は苦戦することもありましたが、メンターの方の手助けもあり最終的には3つのタスクを終えることができました。

初めてマージをするとき、緊張したのは内緒です。

会社の雰囲気

オフィスは白金台にあって超おしゃれです。リモート勤務も OK だったものの、オフィスの居心地が良すぎて基本的に毎日出社していました。

会議室の名前が全てジョジョのスタンド名なのは面白かったです。CEO の仲さんがジョジョ好きなのが理由だとか。
他にもオフィスには特注の卓球台があり、仕事終わりに何度か遊びました。

Wantedly の社風として、しっかり成果さえ出せれば割と自由に過ごせるところがあると感じました。
僕はいつも集中力が切れた時には、ソファでリラックスしたり好きな音楽を聞きながらコードを書いていました。

ランチが美味しい

毎日、白金台の美味しいお店に連れて行ってもらいました。昼から焼肉を食べたり寿司屋に行ったりでランチはいつも楽しみでした。
特に、オフィス近くの裏路地にある和食料理の「麹屋」はおすすめです。

ただ白金台での食事はちょっと高いです。ランチ代は出るものの、インターン期間中は今までで一番ランチにお金を使った気がします。

強い人が多い

与えられた仕事は爆速で終わらせるエンジニアがいたり、外部のコンテストで優秀な成績を収めている人がいたりで、チーム問わずエンジニアのレベルがとても高かったです。

ISUCONで実質2位 だった人や Kaggle の世界大会に出場している人もいて、ランチなどで話を聞くだけでも色々な刺激を受けました。

また、メンターの方が僕とあまり年齢が変わらないのに関わらず超絶レベルが高くて尊敬でした。実装などで思い悩んだときには、いつも的確なアドバイスをしていただきました。

他にも、高度なコードレビューを受けられたのは貴重な経験でした。コメントの書き方や計算量の改善についてのレビューはとても参考になりました。

技術的に得られたこと

今回のインターンで特に学びが大きかったのは、gRPC と kube です。

gRPC 自体は知っていたものの、どんなメリットがあるのかはあまり理解していませんでした。
インターンでは API 周りをガッツリ触る機会があったため gRPC への理解を深めることができたとともに、スキーマが proto ファイルに統一されているという恩恵によってコードを読む時間が減り、効率よく開発を進めることができました。

また社内では、マイクロサービスの開発を便利にする独自ツールとして kube が広く使われています。
リクエストごとにルーティングを切り替えることで「各開発者が専用のクラスタを持っているような開発体験」を実現しているそうです。

初めて kube の仕組みを知ったときには、その便利さに感動しました。

難しかったこと

今回のインターンでは、根本的な問題を見つける難しさを実感しました。

A・B・C という問題点があったとき、自分はとにかく問題を闇雲に潰していこうとする傾向があるとメンターからフィードバックをもらいました。

それらは潜在的に潜む別の問題が原因で生じている場合もあり、問題を全て潰したところで根本的な解決には必ずしもならないということです。

表面上の問題をただ闇雲に潰していくのではなく、まず一歩立ち止まって柔軟な視点で問題を考えることが重要だと感じました。

終わりに

とにかく充実した毎日で、あっという間の3週間でした。

初めてのインターンということで最初は心配もありましたが、皆さんの支えもあり自信を持って最終日の成果発表会に臨むことができました。

メンターの nasa さんをはじめ、推薦基盤チーム・DX チームの皆さんにはお世話になりました。
最高のインターン経験をさせていただき、本当にありがとうございました!


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