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「転機」の振り返り

このエントリはiCARE Advent Calendar 2023の投稿です

こんにちは、iCAREの金原(きんぱら)です。
2023年という1年間は皆様にとってどのような1年だったでしょうか。金原にとって2023年は色々とありましたが、やはり「キャリアコンサルタント資格の取得」が一番大きなトピックスでした。
(本当は定期健康診断の γGTP値 が大幅改善!が一番大きなトピックスになるはずだったんですが、大変残念ながら執筆時点では結果が出ておりませんのでご報告ができません、いやー残念、ホント残念、マジ残念。)

資格は、色々な目的や背景から取得されるに至る経緯はさまざまだと思いますが、取得したことがいわゆる「転機」となり、資格を使って新たな仕事についたり、これまでの価値観が変わっていくきっかけになった、という方も多いのではないでしょうか。

と、いうことで。今回は「転機」についての考察と振り返りをしてみたいと思います。

「転機」といえば

転機、といえば、「別の状態に移るきっかけ」等のように「きっかけ」とほぼ同義で使われる言葉だと思います。
他方、キャリアコンサルティング・支援においては、シュロスバーグ、シャイン、ブリッジス、クランボルツ…などの理論家により様々な定義がされています(キャリアコンサルタント養成講座ではおなじみですね)。その中でも今回は、シュロスバーグの3つの転機、4Sに少しだけ触れてみたいと思います。

「予測していた転機」
「予測していなかった転機」
「期待していたことが起きなかった転機」

3つの転機 シュロスバーグ

Situation(状況)
Self(自分)
Support(支援)
Strategy(戦略)

転機を乗り越えるための4S シュロスバーグ

これだけだとわかりにくいと思いますので端的に言うと、訪れた転機(きっかけや状況)がどういう事なのかを見極め、乗り越えるためのリソースを点検、活用して行動しよう、という事だと捉えればよいかと思います。
(意訳・要約しすぎているので、詳しく知りたい方は「シュロスバーグ 理論」で検索を!)

最近の大きな転機

今回は、金原に比較的最近起きた転機について書いていこうと思います。何かというと「職域接種への参加」です。

今更言うまでもありませんが、COVID-19による影響は多くの人々のキャリアに影響を与えました。金原もそのうちの一人でして、まさにiCAREで働く「転機」が新型コロナウイルスによる緊急事態宣言でした(前職が小売向けのビジネスだったのですが、百貨店の休業や小売店の閉店等が相次ぎ転職を余儀なくされた…という状況でした)。が、今回はこの事をお伝えしたいわけではありません。

時は2021年7月、ちょうどiCAREに入社して1年が経とうとしていた頃でした。
「クライアント企業さまの職域接種をiCAREのオフィスで週末やることになったので、手伝ってくれるメンバーを募集します。また、管理監督者の中から当日の現場監督も募集中です」という情報が社内をめぐり、後先考えずに申し出ました。その時は「いい経験になりそうだ」ぐらいだったと思いますが、振り返るととても大きな転機だったなと思います。

なぜ申し出たのか なぜ転機になったのか

iCAREオフィスで実施した職域接種は、数カ月間・毎週末実施するという運営だったため、平日は通常勤務、週末はオフィスがクリニックに変身、というスタイルでした。
もちろん、普段のiCAREオフィスはクリニックではありませんので、クリニックとして医師、看護師保健師が居るわけではありません。当社の有志メンバーと、募集して集まっていただいた皆さまとで毎週末のシフトを組んで行ってました。金原はイチ現場監督役でしたので、運営そのものを行っていたわけではありませんが、担当する週末においては現場の責任者ということで、まったく未経験の身としてはそれなりなプレッシャーを持って臨んだわけです。転職のような心の準備も無く、いきなりクリニックの(1日とはいえ)責任者になるわけですから、それはそうですよね。

ただ、それは自ら望んだものでもあって、「せっかくiCAREで働いているのだから、専門家の現場に近いところで働いてみたい」という日々考えていた想いを実現できる場になりました。いつかこういう状況になるだろうと予測していた、とも言えると思います。

で、事前のレクチャーから本番を迎えてみると、当然初めての事だらけで「迷走神経反射?」「大名行列方式?」「接種券の後処理はこういう事をしないといけないのか」「”ワクチン廃棄”って報道では聞いてたけど、こんな絶妙な調整しないといけないのか」「こういうオペレーションでは予約時間より早く来てくれればいいってもんじゃないんだな」などなど、こういった状況で、その時だからこそ体験できることがたくさんありました。

転機のその後

そんな週末クリニック勤務も慣れてきた頃には終了。オフィスも金原も日常モードに戻ったわけですが、その転機を経て何が変わったか、表から見てわかることとしては資格取得に前向きに取り組むようになった、という事です。
どちらかというと「実践あるのみ」という風に考えていたところがあるので、「資格を取る」ことに重きを置いていなかったのですが、考えが変わりました。
プロとして仕事をする上では、プロであることが客観的に伝わったほうが安心感を与えられるはずという事と、資格を維持するための学習が自己研鑽になる、だから資格を持っているべきだ、という事、この2点を強く意識するようになりました。

最後に

今回は、金原にとっての予測していた転機について書かせていただきましたが、多くの場合、転機は予測せず望んでいないタイミングに訪れます。そういった時に備えておく必要があるわけなのですが、そういったときのために、4S(Situation(状況)Self(自分)Support(支援)Strategy(戦略))を点検しておく必要があります。とくにSelf、「自己理解」からはじめるのが大事、かつすぐにできる事なのかなと個人的には思っていますので、ぜひ自己理解を実践してみてはいかがでしょうか。
(自己理解のためのツールとして、厚生労働省が提供しているジョブ・カード、さらにネット上で手軽にできる16Personalities、有料ですが細かなレポートが確認できるストレングスファインダー等があります)

長々と書いてしまいましたが、最後にiCAREからのご案内です。引き続き募集しているポジションがありますよ(特に今はCSMを大募集中)、というところと、改めてiCAREのことを知っていただければとiCARE bookも随時更新をしておりますので、以下のリンクもご覧いただけると嬉しいです。

iCAREの採用情報はこちらを御覧ください。|iCARE公式サイト 採用情報

iCAREのことはこれを見ればわかります。|iCARE book 会社紹介資料

それではみなさま、よい年末&クリスマスを迎えるために、残りの時間を有意義に過ごしてまいりましょう!

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