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書くことは祈りだから

今日は目を覚ました時から怠くて怠くて、猫にごはんをあげたら気がついたら寝てた。日中1時間くらいしか起きてない。最近は惰眠を貪る頻度が減ってたからたまにはいいかな。怠いだけでなく、憂鬱さもひどくて。重たい気持ちに支配されて何も考えられなかった。
今日くらい毎日投稿を休んでもいいのかなって思ったけれど、ぼんやりしていると書きたいことや書きたい気持ちが持ちあがってきて、けっきょくこうして書くにいたる。

noteを始めてから20日目。毎日投稿も20日間つづいている。3日坊主のわたしにとって奇跡的だ。今日は珍しく書く気力がなかったけれど、基本的にはたのしんで書くことができている。noteに書くことをリスト化しているのだけれど、おそらく数カ月やそこらじゃ消費できないくらいストックはある。ただそのリストとその時のわたしの書きたい気持ちが一致するかは別問題なので、そこは難しいところ。
平均的な書く時間ってわからないし、早ければ早いほどいいというわけではないが、書くのは比較的早いほうだと思う。だから大して負担にもなっていない。あくまで目安だが、1000字くらいなら2、30分。2000〜3000字なら1時間弱くらいで書いている。書いては消し…書いては消し…という動作はしない。その動きをする時点で書くことにのってないし、自分が面白いと思えるものを書くことはできないと思うからそのテーマは捨てる。というかまた後日にする。
けして惰性で書いていないし、書きあがったものに対してある程度の満足感は覚えている。もちろん反省点はあるし、表現力を磨きたいと常々思っているけれど。それでも第一に自分が面白いと思えることが何より一番大事だと思っている。自分がいいと思えないものって、読んでもらう方にいいと思ってもらえるわけがないと思うので。
こうして3週間弱つづけるなかで、掴んだものもあるし、これからの課題もたくさんある。毎日更新はひそかに100日間つづけることを目標にしている(つづけられなかった場合しれっと気まま更新になります……)。100日間つづけること・100記事たまることで、何か見えてくるものや所感があるのではないかと。何もないならないでいいんだけれど、つづけたことに意味はないはずはないと思っているから、これからも書きつづける。

また読んでくれている方がいることが、すごくモチベーションになっている。今はまだ2桁〜3桁いくかくらいだけれど、それでもすごく力になっている。だれかに読まれていることがイコールだれかに届いていることではないけれど、わたしが書いたことに対して何らかのことを感じていてくれるのならうれしい。スキもめちゃくちゃよろこんでいます。ありがとうございます。

子どもの頃からずっと書くことで、いのちを維持してたきた。わたしにとって書くことは生きることで、生きるということもまた書くことだ。今ようやく発信する気になったけれど、これまでは一人でずっとただひたすらに書いてきた。孤独な惑星で、だれもいない宇宙空間にむかって信号を送りつづけるような日々だった。応答はない。それでも自分の気持ちや出来事をただひたすらに書きつづけてここまできた。人生でどれだけの文字を書いてきたのか想像ができないくらい、たくさんたくさん書いてきた。でも今日みたいな憂鬱な日は、書いて何になるんだろう……という気持ちになる。そしたらずっと放置していたメモのなかからこんな言葉が出てきて、わたしは自分の言葉に励まされてしまった。

言葉は自由で決して裏切ることがない。私がどれだけ惨めな人間でも、私から生まれた言葉は私だけのもので、考えるだけの生き物でしかない私にしか生み出せないもの。それはまるでぐつぐつに煮込まれすぎたジャムみたいで「美味しい」なんて形容できないものばかり、むしろ吐き出したくなってしまうものも多いけれど、それでも私から生まれた言葉たちを愛したいと思う。愛は祈りで、届かなかったとしても、愛するという行為が光だから。

鴨居のシンプルメモより


正直これを書いた記憶はなかった。自分が言葉についてこんな風に捉えていたことにおどろいたし、自分自身が言葉を愛していることを実感した。書くという自分を愛したいと思った。
なぜ自分で書いたものにこんなおどろいているかというと、言葉や考えを思いつくと走り書きをする癖があって、すごい勢いで書いて放置して忘れることがままある。どうやら書いたのは昨年の12月らしい。珍しく散文詩のようになっていて、これの他に3つ同じようなものがあった。表現するなかで何かに挑戦していた形跡がうかがえるんだけれど、全く覚えてないから、わたしがその意思を引き継ぐことにする(はじめから全部わたしだ)。昨年の12月はどん底だったので、お前諦めてないじゃんと思えてうれしかった。

そういうわけで、わたしはわたしを愛するために、生きていくために書くことをつづけますね。よかったらお付き合いいただけると、うれしいです。


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