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「痩せたい」が口ぐせだった私が、もうその言葉を言う必要がなくなったワケ


20代になって、いちばんの関心事は「好きな自分になること」。
最初は雰囲気を左右するお洋服から入って鏡の自分を好きになることから始め、最近は健康やボディケアにも興味がある。

こう言うと、ちょっと意識高いようにも見えなくもないけれど、自分が素敵だなと思う人はしなやかさがあってヘルシーな人で。そういう人って「これをしたら美しくなりました!」というわけでもなく、決まって日々の積み重ねをきちんとしている。
『美は一日にしてならず』まさにその言葉どおりだ。

今までは羨む気持ちで終わっていたけれど、少しずつなりたい自分像が見えてきて今行動しないといつするんだ!と思えるようになってきているので、口だけだった「痩せたい」を実現するべく本腰を入れ始めたのが2年ほど前だった。

最初こそ、痩せたほうが好きなお洋服も似合うようになるし、鏡の前の自分を可愛いと思えるために自信を持てるために頑張っていた。
何かを我慢して、食べちゃったらちょっと罪悪感になる。ほん数百グラムの変化に一喜一憂する。それではなかなかいい変化は起きなくて、「やっぱダイエットって辛いな~~」と思っていた。

そういう何してもなんか上手くいかない時期に心が折れそうになりながらも、毎日自分の身体と向き合っていると、ちょっと「なんか今日良い感じかも」という瞬間に出会う。そんな小さな成功体験を積み重ね、自分も周りも変化を感じるようになってきた頃、ようやくベストな身体の状態が感覚的に分かってきた。
体重という客観的指標がなくても、「今日はすっきりしている!」とか「なんとなくぷよっとしてきたかも…」と直感的にわかるというのは自分の感覚を信じていて結構心地よい。そして、そのベストな状態を維持・向上したい、という方へマインドが変わってきている。

すぐに目に見える結果がほしかったから、きっと食事制限をしても痩せないと嘆いてたんだろうけども、もっと長く見てごきげんに幸せに生きるかと考えると、これから先ずっと続けられることをしなきゃなと思う。
我慢だと思うことは長くできない。

基本は身体にいいものを食べて、軽い運動を続ける。
食べたいときは我慢せず食べて、そのあとは調整する。
自分が肩肘張らず身体も心もすこやかな習慣を手に入れること、その瞬間では「太った」としてもそんな自分を許してあげる気持ちを持つこと、それこそ前述した自分が素敵だな〜と思える人に近づけるような気がする。


余談だけど、「ケアしてあげる」と良い反応が得られるということに面白さを感じて身体のラインに限らず、今度は保湿ケアも自然と興味が湧いてるところ。


忙しいとなかなか自分と向き合う時間は取れなくて、どんどん心がささくれてくる。それは身体も一緒で、不摂生やケアを怠ると重く感じたり、かさかさしてきたり「なんか調子が悪い」と。
そして、美容モチベであるKPOPアイドルちゃんたちを見ては「なんで私はこうじゃないんだろう」と欠点ばかり見ていたように思う。

日々丁寧に関わるとちゃんと反応していることに気づけるようになってから、欠点だと思っていたところが「結構よいんじゃない!」って多少は思えるようになった。それには、自分の似た骨格や顔タイプの子を探したという自己分析も関係しているけれど、アクションを起こせば、いかようにも変われるんだとどこかで自信がついたようにも思う。
そして、違うタイプを目指そうと無理もしなくなった。
「痩せる」ということが1番よい方法だとは思わなくなった。

自分のことは自分がいちばん大切にできるし、日頃から向き合う余裕があることこそ、私には必要だったのかもしれない。


そんな積み重ねで、憧れを目指すところから自分らしさを磨く方向にゆらゆらと進めたらいいな。

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