紗耶

1996 鈍感な社会と私。孤独を掴む。 駆け出しの役者。映像制作スタッフも。 家族とか…

紗耶

1996 鈍感な社会と私。孤独を掴む。 駆け出しの役者。映像制作スタッフも。 家族とか恋愛とか、生きにくさとか。

最近の記事

負傷の産物

失ったもの、傷ついた心、許せないあいつとかあの時のわたしとか。 ワンピースのジンベイがルフィに言った「失ったものばかり数えるな」が今更刺さる夜に遭遇。 たっぷりと疲労の湯につかりきった心ですが、そんな中でも大切にしてくれる家族は残っていて、恋人もいて、駆けつけてくれる友達もいて。 大丈夫でっせ〜!と思うのは一瞬の連続で安定感がありゃしまへん。 母と兄妹が一番自分のことを大切にしてくれている存在だけれど、恋人がそれを超える勢いで私を守ってくれる。 「どれだけ抱きしめても僕を

    • 恋とか愛とか

      恋人、4年、現在進行形の7年。 仕事も夢も恋も長続きするたち。 めっちゃええやん。な事ばかりではないよね。 皆さんはお付き合いがどのくらいのスパンで進んでいくのかな? 逃げたらダメ、正面衝突も惜しまず向き合い続けたいし解決したいしで、なんとなくダラダラ続いちゃうことはマイナスポイント。 時間が経っても褪せない恋最高。いまここ。 10年くらい恋人のいる暮らしなのに浴衣でお祭りデート処女、を去年脱却。 私は好きな人を少し離れたところから眺める時間が好き。わたしのだけどわたしの

      • 喪失とか期待とか

        沢山失って失って傷ついて選んで捨てた。 去年の10月から今にかけて半年間、睡眠薬と精神安定剤の力借りて生き抜く毎日。 寝ている時間だけは考えなくて良いので寝る時間が待ち遠しい。今は薬で寝れるもの。 心を安定させることがとても難しい。 次から次へと問題はやってきてナイフで刺されては傷が塞がる前にまた刺されるような。 そんな毎日のなかでも生きた。 生きたくはないけど死にたくはない、それだけ。 十分だと思ってしまう。 大事な人がまだいる、守りたいものを守る。 自分を守って生きてい

        • 深夜バスのメロウ

          あまり元気がない。 一瞬元気だったのは、大好きヒグチアイのライブに行った2週間前。 彼女も元気がないと言っていた。 そして元気のハードルを下がるようにしていると言っていた。元気に繋がるちょっとした出来事にハッと嬉しくなったりするもんね。 5月1日〜5月末までまるまる1ヶ月。 東京から地元兵庫県に帰省。 帰る意味とか生きる意味とか、何かにつけて理由をつけたがる性分はおいてきたつもり。 それでも毎晩考える。 俳優も映画制作の仕事も、生活も、恋愛も、何もかも向いていないんじゃな

        負傷の産物

          近くて遠い

          今日も今日とておはようなのかおやすみなのか 分からない時間帯、只今4:26 19歳の夏の終わり、20歳になる1ヶ月直前に上京してきてまもなく27歳になる。 日々悶々と、俳優の稽古、たまに仕事、ドラマ映画の制作スタッフも並行しながら東京でなんとか息継ぎをしている。 Twitterの関連記事に、神戸新聞に掲載された父親が出てきた。 「中学校野球部で指導、軟式野球チーム総監督退く。教え子にプロ選手も」と まぁこれらは事実であり、面白くて気前の良い、怒らせたらやばいおっちゃん、通

          近くて遠い

          独立前夜

          地獄の最中、好きな映画も好きな音楽も、その時だけは身体に沁み込まない感覚が拭えない。 娯楽を有意義にするには、観客側も一定ラインの受け皿を用意しないといけないね。 どこにも自分の物語は転がっていなくて、救ってくれる娯楽は存在し得ないのかしら、とずれた期待を抱きながら「ナイトミルク」だいしゅき〜!いい曲〜!ばぶ〜!って赤ちゃんみたいな気持ちでコンビニに入る。 いつだってこの一瞬を救ってくれるのは フェースツーフェースな状態や、信頼できる人間の温度がある言葉だ。 普段買わな

          独立前夜

          恋とか愛とかだけ言っていたい

          笑えない時に笑わなくてもいいよと声をかけてくれる人がいたり 冷めた心に温かい飲み物を差し出してくれる人がいたり それだけで十分な幸せだと思うのに。ここにいちゃいけないと思う。あるからこそ止まれないのだけど。 好きな人の理想に少しでも近づきたくて悩んだり、何を着よう、短い髪を伸ばしてみようか 誰かの1番になるのは容易くなくて 苦しいけれど、全然そのほうが何十倍も甘酸っぱくて気楽で健全だ。 誰か1人の理想のために伸ばす髪に栄養が行き渡らない。行き渡らなくて髪を切りました。 あ

          恋とか愛とかだけ言っていたい

          真夜中とか幸福とか

          世界一幸せな動物として知られるクアッカワラビー 誰が言い出したんだよと思うんだが 人間界で勝手に世界一幸せとか思われてんの、ウザくね?あんたらにはあんたらの地獄があるようにこっちにはこっちの地獄があんだよ。 って私がクアッカワラビーだったら思うんだがね。 デフォルトで笑顔にみえる顔面の作りというだけで、世界一幸せと称する人間界。実に浅はか。 クアッカワラビーに限った話ではなく、表面的で少ない情報と、各々の固定概念で間違った認識をされている人や、事柄が沢山存在していて悲しくな

          真夜中とか幸福とか

          どうなんでしょうか、恋人

          抑えきれない愛情が溢れ出したとき、きっと幸せなのに私だけが一方的に好きでいて愛していて、片思いなのかと寂しくなることないですか?勝手に1人でやめてしまいたくなりませんか?この世の人間関係は全て片思いと片思いなんじゃないですか?

          どうなんでしょうか、恋人

          私も私を知らない

          面倒見がよくて物分かりのいい気の利く いわゆる”いい子”な幼少期を過ごしてきた仲間はどのくらいいるのだろう。 いい子だよという方は是非挙手をして私とオンライン飲みヴァージンを卒業ですね。 本題に戻ります。 私がまだ母親に抱っこされて眠りにつくとき、やっと寝たと思いきや、腕から離すと泣き出す抱っこじゃないとなかなか眠らない赤ちゃんだったようで、さぞ睡眠不足の日々だったろうなと思う。ありがとう、オカン。 物心がつきだして、保育園に通う。 赤色の可愛らしいバスがお迎えにきてくれ

          私も私を知らない