【そろそろ星の話をしよう】４月９日　おひつじ座新月

４月９日　早朝の３時ごろ
おひつじ座で新月を迎えます。

今回の新月図は、冥王星が１２ハウスにあります。
そして
１ハウスに
火星、土星、海王星、金星、ドラゴンヘッド
２ハウスに
月、太陽、水星、木星
３ハウスに天王星。

ものすごいです。

【プライベートにしか、興味がない。】

という配置ですが、
星の意図は『自分を生きてください』ということです。
人じゃない。まずは自分。

星を読むときは、新月図だけ考えることって少なくて、
前回の月蝕の満月も、その前の春分も、その前の全天体順行スタートも
その前の冥王星みずがめ座入りも、
全部全部つながっていて、
今年は特に、
『新月図だけ』『満月図だけ』読むのはなんだか違うな。と思うような年です。

特に今回は、おひつじ座の新月なので、
『自分の在り方』にスポットライトが当たりますが、
そのおひつじ座には、もうずいぶん前からドラゴンヘッドとキロンがいて、
「自分に嘘はつけないよ。」
「上部だけ綺麗にしてもだめだよ。」と言っています。

もしあなたが
自分に嘘をついていたり、
誰かや何かを冒涜しているような場合には
この日食（新月）から先はとても辛いと思います。

もしあなたが
痛みも過去もすべて愛し、
魂を世界に響かせる覚悟をしたなら
この日食から先はとても明るいと思います。

この春からは
自分で自分の生き方に責任を持っているということは当たり前になります。

これは経済的にとかそういうのではなくて、
精神的に、です。
自分の幸不幸を、人のせいにしていないということと、自分の人生を自分で創造している、と本当に理解していること。

ですので、今の地球では、これから先は、男性性を使うことになると思います。
ここ数年は、女性性を開きましょう。という流れだったけどそろそろまた反転しそうです。

「そのままでいいよ。」という言葉を、
自分の男性性を使うことからの逃げに使っていた人は、その皺寄せがきます。

それらを踏まえて。

人の幸不幸にも手を出さない覚悟も必要だろうなと思います。

これが、きっと難しい。（私にとっては。ですが同じような人もいると思います）
誰かの役に立ちたいとか。地球意識でしんどそうにしている人をどうにかしたいと思ってしまう。

だけど、
学びとかとはまたちがった意味で、
魂の声を聞いて生きることをしない、という生き方を今世はしようと決めてきた人もいるわけです。

いつも人を信頼しようとしない人がいました。

「利用しようとしてるに違いない。」とか「スペックだけ見て近づいてくる。」って、誰のことも敵みたいに言う人でした。
しばらく私と話していると、いい人もいるとか、そういうふうに心の持ち方が多少変化してくるのだけど、またすぐに元の、疑って生きる所に戻るのです。

私は、こういう人のことを『もぐらさん』と呼んでいます。

もぐらは、太陽の光がとても眩しいのだそうです。
だから居心地のいい地面の中に戻ってしまう。

私から見ると、幸せそうに見えなくて、
太陽の光を真っ直ぐに受ける場所で生きてほしいと願いましたが、
本人にとってそれが幸せかどうかは、わからないということです。

私もかつては『もぐら』のような生活で、
私は太陽の下で生きることをとても憧れていました。
だけど太陽の下は眩し過ぎて、居心地がとても悪かったのです。

私は太陽の下で暮らす人生に変化して、今はそれが幸せですが、
私以外の誰かが、同じかどうかは、わからないということです。

同じ問題にいつも悩んでいる人や、
全方位幸せになりきらない人を見ると、
「こっちだよ」と言いたくなる。

これはエゴですね。

それを手放す時だということです。

ここで間違えるといけないのは、
それを分離に使わないということです。

あの人は私とは違う。というのは分離の意識です。
きっと自分を守るために、この考え方を使うと思うのですが、
それももう効かない世界が来ます。

今回のおひつじ座の新月は、
ある意味、
自分のいる場所がはっきりとする新月になります。

ですので、
考え方が合わない、なんかちょっと違うと言う理由で、
離れてしまう人間関係もあると思います。
（それが家族でも。です。）

自分の場所や在り方、
他人との距離感にもうすっかりカタがついていて、
困ることはないという方は、

『自分の魂の使い方』がテーマとなります。
本気で自分を生きる。ということを考えてみてください。

今回の新月のサビアンシンボルは
おひつじ座２０度
『冬に鳥に餌を与える少女』

自分の内側のスピリチュアリティを育てる、というサインです。

今年に入って、いくつもサインが来ていると思うので、
それらを全部併せ見て、地球での『私』という個体の使い方を考えてみてください。

みなさま素敵な新月を
愛をこめて

elly