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4. 地鎮祭と地盤改良

まえがき

前回の記事では解体する家の片付けと、解体について綴りました。

更地になったらすぐ新しい家を建設するということにはなりません。その土地に予定している家を支えられるだけの力があるのか地盤を調査して必要な改良を行うことになります。また人によっては地鎮祭を行うこともあると思います。私の場合も地鎮祭を行ったので、今回は地鎮祭と地盤改良についまとめてみます。


神社選び

最近では地鎮祭を行う人は少なくなっているらしいですが、一応タマホームでは地鎮祭を行う場合に神社を紹介してくれるようです。
私の場合もタマホームから地鎮祭を行うなら宮司さんを紹介できるという話がありましたが、祖母がお世話になっている神社があったのでそちらの宮司さんにお願いすることにしました。
地鎮祭をやりたいというのも祖母の希望だったので、そこは全て祖母の意見を通すようにしました。

地鎮祭

10月に入って地鎮祭を行いました。
地鎮祭で使うお供物は依頼した神社で用意していただきました。地鎮祭用の祭殿を囲うための竹は、祖母が植えてたものを解体時に取っておいたのを使いました。砂はタマホームの方で用意していただきました。

地鎮祭で使うお供物と玉串(榊の枝から紙を垂らしたもの)

前日が雨だったので土がぬかるんでいましたが、宮司さんは慣れているようで長靴を用意して祭殿を用意していました。
私達はビニール袋で靴を覆って敷地に入りました。

祭殿を用意している様子

地鎮祭の執り行い方については始まるときに宮司さんが丁寧に説明してくださいました。
とはいえ全く無知なのも失礼だと思っていたので、私は以下の動画で軽く予習していました。

一通り祭儀を終えたあとに、片付けを終える頃の宮司さんにお礼の挨拶と共に初穂料を渡しました。
地鎮祭のときは玉串が用意されるのでそれの代金ということで玉串料でもよかったようですが、初穂料なら間違わないだろうということで初穂料としておきました。
10時頃に地鎮祭が始まってせいぜい1時間程度かかったと思います。流れで地縄(家が建つ位置に沿って張られる縄)が正しく図面通りの位置になっているか指差し確認をして、午後には会社に出社できるようなスケジュールでした。

祭殿に玉串を納めている様子

地盤調査

解体が終盤に差し掛かったあたりで地盤調査が行われていました。

黄色い機械で地盤調査を行っている様子
奥では解体の終盤の作業が行われている

1.土地を購入する で触れましたが、土地を購入する前に予め地盤調査を行って入るのですが、その際は祖母の家がまだ建っていて、敷地の境界付近での地盤調査しか出来ていませんでした。

今回の地盤調査では家が乗っかる敷地の中心でも計測が行われ、より正確な改良費の見積もりができるようになります。調査費用を浮かせたいために、前の調査を元に地盤改良費を見積もってほしいと言ってはみました、タマホームでしっかり調査したものでないと地盤保証する上での信用問題もあるということだったので納得しました。

地盤調査の機械
杭を打ち込んで地面の手応えから地耐力を測定する

地盤改良

地鎮祭を行って2週間ほど何も作業がない期間があって、その後地盤改良行われていました。
地盤の強度や建物の大きさや立地などで、どの工法で地盤改良を行うかが決まるそうです。
私の場合はRES-P工法というので行いました。
地盤改良を行うかどうかは、土地の地耐力と建てる家の大きさによりますが、私の場合は土地が軟弱地盤だったので高額な地盤改良費がかかりました。

金属の杭をたくさん打ってる様子

あとがき

最後まで読んで頂きありがとうございます。
地鎮祭はやらなくてもいいことですが、家を建てる前に現場監督や営業の方と現地で顔合わせができるので「私の家をよろしくお願いいたします」と念押しするいい機会でした。

せっかくなので地盤調査結果のデータを参考として載せて置きます。
次回は基礎と上棟について書く予定です。

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