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3. 家の片付けと解体

まえがき

前回の記事ではハウスメーカーをタマホームに決めた経緯を説明しました。

今回の計画では祖母の家のある場所に建て直すことになっているので、次にやるべきことは今ある家の解体です。


解体見積もり

特に知り合いの業者がいたわけではないので、解体はタマホームに紹介された業者に依頼しました。
まず業者が家に来て現地を確認されました。祖母の持ち家は母屋と離れの2棟あったのですが、その両方を解体の対象として見積もりを作成していただきました。
確認されたこととしては、建物の構造とサイズ感、外構と植木の撤去範囲、それと物置や金庫などの追加費用がかかるであろうもののを気にされていました。

数日して見積もりが出てきました。
2つ合わせて252万円の見積もりが上がってきました。
前に住友林業で土地の調査をして頂いた時に、住友林業の提案するマイホーム計画の資金計画も頂いたのですが、そこでは580万となっていたので実に良心的だと思ってすぐに契約を進めていただきました。

家の片付け

解体の契約のために業者の方がもう一度家に来たときに、家の中の状態を確認したいというので確認して頂いたところ、残っているものがとても多いと指摘がありました。
私は解体で家の中のものもすべて持っていってもらえると思っていたので、ちょこちょこ要らないものを粗大ごみで出す程度でいたのですが、残置物の処理費用が追加でかかると言われました。解体の時に残していいものは家にくっついているキッチンや洗面台等の設備だけだそうです。

残置物の量を確認されて概算された金額が170万円でした。
とても高額な想定外の値段でしたが、今考えると祖母の50年の思い出の品々(ガラクタ)が建物2棟と物置2つに所狭しと残っていたのだから仕方のないことです。
そんなに追加金額は出せないので、急遽解体を1週間遅らせて頂いて、会社を休んで片付けをしました。
片付け前の写真をコラージュしてみましたが、今見ても自分たちで片付け切れたのが信じられないくらいの量です。

物置の中身と離れに溜まった使ってないもので残置物になってしまったもの

片付けは何をしたかというと、テレビ台や机などの大きなものはすべて粗大ごみとして出す手配をして、トラックをレンタルして粗大ごみ収集所と家とを何往復もしました。
燃えるゴミや不燃ごみで回収できるものは片っ端からゴミ袋に詰めて、回収日に出しました。それでも頂いた一週間で処分できなかったゴミは仮住まいに持っていき、引き続き回収日に出して処理しました。

結局、粗大ごみ費用とトラックのレンタル費用と作業に必要な消耗品等で100万円ほどかかったので、あまり削減できた気はしなかったですが、70万円浮いたので良かったです。もうやりたくないですね。

解体本番

一週間遅れでいよいよ解体本番です。
まずは内装を崩していって、あとはユンボで豪快に壊していっていました。
植木も丁寧に処理していただきました。特に滞りなく、追加費用もなく1ヶ月ほどで解体が完了しました。

ユンボで素早く解体する様子。植木も撤去

滅失登記を申請

解体後数日して業者から解体証明と、業者の印鑑証明届きました。
建物を解体した場合、そのことを行政に伝えるために滅失登記をする必要があります。
そうしないと建物を建てた時に行う表題登記のタイミングで、その土地にはすでに建物があるということになってしまって、手続き面倒になるからです。
滅失登記は司法書士にお願いすることもできますが、書類を用意すれば個人で行えるので、私はネットで申請書をダウンロードして自分で行いました。
祖母の建物だったので祖母の委任状も必要でした。
その地域の法務局に提出すれば完了しますし、法務局の職員は丁寧に教えてくれると思いますので、余計な出費を抑えるために自分で行うことをオススメします。

あとがき

最後まで読んで頂きありがとうございます。前回の記事から時間が経ってしまっていますが、とりあえず解体までを書けて良かったです。
後から解体の見積もりを確認してみたら、離れの方は平屋として見積もりが作成されていました。
担当者に確認してみたら、業者のミスということで今回はそのままの値段作業して頂けたようでした。代わりに支払処理は新築の引渡しではなく、着工金と一緒に行ってほしいということで、利息がかかってしまいますが、申し訳ないという思いもあり了承しました。
見積もりは隅々までしっかり確認しないといけないですね。
次回は地盤改良と地鎮祭について書く予定です。

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