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U.P.Lab (アーバンパーマカルチャーラボ) at 東京都江東区

U.P.Lab (アーバンパーマカルチャーラボ)

東京都・有明にある武蔵野大学•有明キャンパスへ行ってきました。
目的は校舎の屋上菜園!

案内してくれたのは大学で環境システム学科の教授を務める明石修くん。

育苗に関して語ってもらうとこの笑顔
心底楽しんでるのが伝わってくる

オンライン化が進んだこの2年の中でひさしぶりに屋上を訪れると、葉は生い茂り自然に育った桜の木は大きく成長していたそう。
世情が落ち着いてからの毎週の活動には他学科の学生や卒業生まで足を運んでくるようになっているんだって。

どこからかタネが運ばれて大きく育った桜の木
この場のシンボルツリーになっている

パーマカルチャーをベースに運営されるこの場は、畑仕事をがんがんに進めるわけではなくて場をゆるやかに味わったり休憩したり人と繋がりあうことを大切にしようとしているのが印象的。

苺が旬の季節
苺の隣にはコンパニオンプランツのにんにく
試し掘り
収穫間近
育苗を追求する治くんが育てたトマト
この日はレイズドベッドに夏野菜の定植
植えたばかりの柑橘の苗木のそばには
窒素を多く含み液肥にもなるコンフリー
桑の実 色づいてきてる
ブルーベリーはもう少しかな
ビルダーの中里修一作の道具小屋
コンポストには校内カフェの残食を入れている
長期休み中は量が少なかったり
授業の関係でお手入れは日々できるわけではない中いろいろ試行錯誤してるそう


目をひいたのは学生たち主体ではじまった養蜂。

セイヨウミツバチの巣箱

巣箱のお手入れの様子を見学させてもらう。
普段から関わっている学生たちはからは自然と「かわいいなぁ」なんてハチたちに対する愛おしさを感じてる言葉が出てきていた。

そんな様子をみて、はじめて内検の作業をする子やはじめて屋上を訪れた子も自然とハチとの関わり方を学んでいる様子が印象的だった。

煙を当てて蜂たちが巣から離れたところで
巣の中に様子を確認 
巣に女王蜂は一匹のみ
増やさないようにケアする

商品化に対しての動きも自主的で、もうすでに絞ったハチミツは校内にあるロハスカフェ青山ファーマーズマーケット・無印良品有明店のイベントなどでお取り扱いをしてもらっている。
その利益は屋上菜園の運営にまわっているそう。

見惚れる美しさ
自然のパターン
rooftop bee のハチミツ 
ロハスカフェ
リーフレットの中身
丁寧な言葉選びに想いが伝わってくる

すべてが順風満帆なことばかりではないと思うけれど、学生たちがやってみようと思ったことがカタチにできる物的環境があること、それをサポートする修くんみたいな教授がいること(人的環境)。

大都会の中でもこれだけ豊かに屋上で菜園ができること・蜂が蜜をあつめる自然環境があることに希望を感じた。

訪れた月の大学の標語
最高!

久しぶりにあった仲間たちに心地よさと喜びも感じられる時間でした!

パーマカルチャー仲間たち

U.P.Lab (アーバンパーマカルチャーラボ)
https://instagram.com/ariake.rooftop

rooftop bee
https://instagram.com/rooftop__bee

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