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ついに、やりたいことが見つかりました

これまで散々「やりたいことがわからない」と書いてきた私、ついにやりたいことが見つかったかもしれません。

めちゃくちゃベタだけど、この本をきっかけにして見つけることができました。

やりたいことが見つからないと、これまで3年ほど悩んできたので、これは本当に目から鱗。この本がいかに体形立てて書かれているかがわかります。

ざっくり言うと、この本では

What(好きなこと)
How(得意なこと)
Why(大事な価値観)

のかけ算から、「やりたいこと」が見つかるとされています。

たとえば私は、

What(好きなこと)=心理学
How(得意なこと)=考える・書く
Why(大事な価値観)=楽しくはたらきたい・学びたい

でした。

そしてWhy(大事な価値観)については、自分の内側にも外側にも向けることができるとされています。つまり私は、自分が「楽しくはたらきたい・学びたい」し、自分以外の周りの人にも「楽しくはたらいてほしい・学んでほしい」という願いを持っていると考えることができます。

なので、以上のことをまとめると、
私のやりたいこととは、「楽しくはたらく・学ぶ人を増やしたいから、心理学の理論を用いてその方法を考える」ことだと言えそうです。

…この答えが見えたとき、とてもスッキリしました。

個人的にこの本のなかで特に参考になったのは、「やりたいこと」=「なりたいもの」ではないということです。つまりやりたいことは、「役者」とか「教師」とか、そういう具体的な職業ではないとこの本では説明されています。

ただ大抵の場合は、やりたいことを探す際には具体的な職業を思い浮かべているケースが多いと思います。そこで自分に問うてみるべきなのが、

その職業(たとえば役者)に就くことで、何をやりたいんですか?

という質問です。

たとえば私は大学を卒業した22歳の時に、「研究者になりたい」と思っていました。そこで「なぜ私は研究者になりたいと思ったんだろう?」と考えてみると、正直なところ内発的な理由よりも外発的な理由が多くて、自分でもびっくりしました(笑)。

そして上述の「楽しくはたらく・学ぶ人を増やしたいから、心理学の理論を用いてその方法を考える」という私のやりたいことから逆算して考えると、逆に「研究者」という職業とのズレも見えてきました。

たとえば、研究者はあくまで研究して論文を書き、研究成果を出すことが主なお仕事なので、その実践や社会実装は二の次になってしまう可能性があること。そして研究者はあくまで大学に雇われているため、大学の公務などもこなす必要があり、決められた制約の中で身動きする必要があることなどが考えられます。

だったらフリーランスとか起業家の方が、もちろんリスクは伴うもののすべて自分の裁量権の中で、自分の方法で動いていくことができそうです。なので、「楽しくはたらく・学ぶ人を増やしたいから、心理学の理論を用いてその方法を考える」という私のやりたいことに対してより直接的に、最短ルートではたらきかけていけそうな気がします。

ーー大学卒業からこれまでの私の主な悩みの種は、研究者になりたいのに狭き門だからなれる可能性が低いことや、そのための学が私にはないと感じていることでした。

「研究者になればきっと〇〇ができる」と職業の箱から夢をつくって、だけどどうがんばっても私にはその職業に就けそうにないから、ずっとくよくよ悩んでいたわけですね。

しかしこの本を用いてもう一度自分のやりたいことについて考え、整理をした結果、私のやりたいことは研究者という職業に就かずともきっと実現することができるし、むしろそれ以外の方法での方がより実現できる可能性が高いかもしれないと気づくことができました。

今後は、やりたいことを実現するための具体的なステップについて、考えていきたいと思います。

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