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Tableauを勉強するにはどうしたらいい?1年独学して良かったものをまとめてみた!

こんにちは。
現在、Tableau DATA Saberを取得中のNahoと申します(DATA Saberって何?という方はこちら)。

Tableau歴は1年2か月で、転職後BIエンジニアとして働いている私ですが、新卒で入社した会社ではTableauが誰一人使えず独学をしておりました。そもそもBIツール?Tableau?なにそれおいしいの?という状態から、Tableauをそこそこ使えるようになってきましたので、Tableauを学ぶのに良かったものをまとめてみました。

Udemy:データサイエンティストを目指す人のための『ゼロからの Tableau 入門』

この動画はTableauを全く知らない人から、ちょっと触れるようになってきた人には本当におすすめです。

・Tableauとは何なのか?
・Tableauの基本操作(連続・不連続の概念からLOD計算まで!)
・書式の調整
・レベルが高めなチャートとその作成方法
・データの扱い(基本的な接続からJOINの概念、ピポットなど)
・演習問題と解答(30問)

…と、これ以上ないくらい丁寧なコンテンツです。
11時間以上もある動画ですが、間違いなくこの動画の内容を抑えれば中級者レベルになれるかと思います。
また、Tableauの使い方説明だけでなく、演習問題30問とその解説がついているコンテンツというのは、かなり貴重です。一通り動画を見終えた後、この問題集を解くことで、理解していたつもりの部分が炙り出すことができます。1度見たら満足しがちな動画コンテンツですが、この動画は定期的に見返したくなる良いコンテンツだと思います。

たまにPCのファンの音がうるさい時もありますが、慣れてください…笑


Udemy:はじめてのTableauデータ分析(入門・初級)~2時間でTableau Desktop Specialist資格対策~

この動画は、「11時間もずっと動画を見てられない!ざっくり基本操作を教えてくれたら後は使っていくうちに覚えるよ!」という方におススメです。タイトル通り、2時間でTableauの基本操作をなぞれるため、周りにTableauについて質問ができる環境にいる人は一旦この動画を見るだけでも良さそうです。

ただしタイトルのとおり、Tableau Desktop Specialistの資格対策講座のため基本的な操作がメインです。この動画を見ると使えるチャートの幅が広がる、ということはあまりないかと思います。Excelで作成していた資料をTableau化するのに、わからないところを検索できる程度の知識は身に付きますが、探索型ダッシュボードのような壮大なものを作るのはまだ難しいかな?という感じです。そのため、周りに相談できるTableauユーザーがいない方には少しもの足りないかな…と思います。


Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック ~データ加工からダッシュボード作成まで~

こちらは書籍です。ほかにも書籍をいくつか読みましたが、これが一番図解が丁寧でわかりやすかったです。基本のチャートの作り方からダッシュボートやストーリーの作成、ワークブックの保存形式の違い等が抑えられています。動画で学ぶのは操作が分かりやすくて良いのですが、知りたい内容が明確なときは検索に時間がかかってしまい不便ですよね。この書籍は読み物というよりは、辞典として一冊持っておくのがおすすめです。


note:Tableau 8つのハードルを越える。

こちらは無料で公開されているnoteの記事です。本当に無料でいいんですか!?というくらい丁寧に、基本のキを紹介してくださっています。特に、なんとなく分かっていた気になりがちな表計算データブレンドについては群を抜いてわかりやすかったです。Tableauに慣れてきたな、と少しでも思っている方は一度読んでみることを強く推奨します。

毎回読みやすい量に細かくまとめてくださっているので、電車の中など移動中にもおススメです。


Tableau極める 実践的な問題によるスキルアップのための演習

こちらはTableauに自信がついてきた方向けの無料のコンテンツです。問題集がTableau Publicで配布されており、問題の解答解説が動画で公開されています。これが本当に難しい!「自分はTableauができる!」と思っている方は是非ボコボコにされてきてください。こんなテクニックがあるのか!!!という発見がたくさんできて楽しいですよ。


おわりに

今回はTableauを学ぶのにおススメのコンテンツをご紹介しました。しかし、これだけ並べておいて言うのもアレなのですが、実際のところTableauユーザー同士で会話するのが一番勉強になるなと思います。Vizは見られるほど美しくなる、とKTさんも仰っていましたが、やはりユーザー同士で「こういうやり方・見せ方はどうか?」という会話をすると、今までやってこなかったような知識が増え、Vizの見せ方もワークブックの中身も洗礼されていくのを感じています。もし、社内にTableauユーザーがいなくても、Twitterにはたくさんのユーザーたちがいますので、交流してみてはいかがでしょうか?

それでは~


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