1000円の‘‘価値‘‘
先日、コンビニのレジに並んでいると、私の前に並んでいた少年がお会計に手こずっていた。
見たところ、小学校低学年くらいだろうか。泥まみれのユニフォームに野球帽を被っており、その手には1000円札が握られていた。おそらく、野球の練習終わりにご飯でも買いに来たのだろう。
少年と店員のやりとりに耳を傾けてみると、どうやらお会計が1000円を超えており、何かを諦めないとお金が足りないらしい。少年はどれを諦めるのか迷っていた。
私は少年が何を買おうとしているのか気になり、買い物の内