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2023.4 京都

とても久しぶりに旅行に赴いた。
いつもはTwitterへ日記・独り言がてら旅行について投稿しているけど、振り返りついでに旅程が終わったらnoteでまとめていくことにした。
Twitterからの引用をベースに一言二言書いていったらオーディオコメンタリーみたいな形式になった。

経緯

伊根の舟屋にずっと行きたくて、ちょくちょく宿の空き状況をチェックしていたらたまたま良い日程で空きが出ていたので勢いで予約。

行きたいと言い始めて5年越し。行きたくなったきっかけが思い出せないけど、冬の伊根の風景の写真を見たことだったような気がする。

しかしアクセスが

  1. のぞみで東京→京都 (約2時間)

  2. 特急で京都→天橋立 (約2時間)

  3. 路線バスで天橋立→伊根 (約1時間)

と5時間前後かかるのでそれならせっかくだしと、直行せずに京都を経由しながら楽しんできた。

出発前日に思いつきで行くことを決めたので、決定事項は1日目の京都の宿と新幹線の時間・2日目の伊根の宿だけであとは都度適当に決める気楽な旅。
電車+宿のパックも安くて良いけど帰りの時間が決まっているのが少し窮屈に感じるので、時間が長めに取れそうな時はいつもこの方針。帰りたい時もすぐ帰れて楽。

1日目

京都に着いた。
京都には数度訪れているけど、京都タワーに未だに訪れたことがない。

今年に入ってビリヤニを初体験した後、安心と信頼の@yoshi_perさんや@sakurasouさんが推していたので駅からのんびり散歩しながらINDIA GATEさんへ。2件目のビリヤニ体験。
ビリヤニ自体も良かったし、付け合わせが何食べても美味しい。ニラのやつと麻婆豆腐推し。
今後は京都に来たらまずここでビリヤニを食べることで京都に来た実感を湧かせることにした。

店員のお兄さんと少しお話もして、インディアゲートはバスマティ米の品種の名前であること、オーナーがそもそもお米が好きでバスマティライスで作る海鮮丼とかも試しているというのを聞いた。

ビリヤニでととのった後、また散歩しながらSUGiTORAさんでパフェ。
男性の店員さんの雰囲気や接客になんだか親近感。1Fでお菓子も売られていて、その香りが2Fのカフェまで届いてくるので待つ時間もにこにこ。

程よく腹八分目なので鴨川沿いを散歩。天気が良くて気持ち良い。
近所の散歩コースにほしい。

鴨川デルタに初めて来た。
最近の推し漫画であるクラフトビールと大人の青春物語「琥珀の夢で酔いましょう」の舞台が京都で、鴨川デルタも登場していた記憶なので聖地巡礼もかねて。
ここでビール飲めばよかった!

そのまま京都御苑を少し散歩して本日の宿、京都ガーデンパレスでチェックイン。回線速度が少しなんともな宿だったけどそれ以外は特に問題なし。
思ったよりお腹もいい感じだったので、少し周辺を散歩した後に宿でごろごろして1日目は終わり。

2日目

8:00頃に起きて、昨日の夜に調べて気になったロリマー京都さんへ電話で朝食を予約して移動。開店直後予約でも10:30,11:00くらいに空きがあって入れたので良かった。
食べている途中も客が入ってきたけど、予約なしだと入れなかったっぽいのでセーフ。
普段は電話予約絶対無理web予約させろマンだけど旅行中だと電話出来たので自分でもびっくり。社交性上昇バフがついている。
ひと味違う朝食を食べたいけど和食がよいな〜みたいな気分の時によいかも。京都駅からも近い。

ちょうどこの日、京都の旅行割が始まったので翌日の宿を開始直後に確保。
昨日の夜時点であと1部屋になっていたので賭けだったけど無事勝利。

朝食をいただいた後は京都駅から特急に乗って天橋立まで移動。
京都〜福知山〜天橋立と移動してきたけど、京都〜福知山間の特急きのさきだと車両の端の席にだけコンセントがあるっぽい?ので特急に乗る時は覚えておこう。
また福知山〜天橋立では特急を乗り換えたけど、座った席の椅子を回転させる機構が少し緩かったのか運転中にちょくちょく動いてさながら4DXだった。楽しい。

ここからはバス。
天橋立には初めて来たけど今回は経由するだけなので改めて訪れよう。

そういえばバス停で待っている時に英語じゃない言語、多分東南アジア系で会話している観光客が居て、質問されたのでさすがに英語以外はまったくわからんぞ…と思っていたらスマートフォンに日本語に翻訳済の文章を表示してくれていたのでYes/Noだけで会話できた。これが令和の時代。賢い。

バスに乗っていると江尻下というバス停あたりから海岸線沿いを走る。(動画は帰りに撮った)
海を眺めながら過ごしたい時は行きは右側・帰りは左側に乗るとよい。
窓を開けると潮の香りもして、普段海がない所で暮らしていると遠くに来た実感が湧く。

あとバス停でヤマトの宅配便も一緒に積み込まれていた。客と貨物を一緒に運ぶの、こういうところだと普通なのかもしれない。

というわけで到着。

まずは本日の宿、舟屋の宿 和光さんにチェックインしていざ散歩。

伊根では30分おきに出ている遊覧船か個人がやっている海上タクシーを利用して海から舟屋が見られる。
散歩中に海岸をうろうろしていたらちょうどやってきた観光客のおじさんと海上タクシーのおじさんが話しているタイミングに鉢合わせたので、流れで今回は海上タクシーを利用して海から眺めた。
遊覧船は結構人が乗っていた印象だったので、海上タクシーでゆったり見るのが良いかも。
途中でカモメの餌やりタイムがあるんだけど、餌やりを始めるとめちゃめちゃカモメが寄ってくるし見事にキャッチしてくれて可愛い奴め…ってだんだんなってくる。カモメかわいい。推しになっちゃう。

陸に戻り、近くにある道の駅まで散歩。徒歩だと230段の階段(Twitterに260段って書いたけど間違ってた)を使ってショートカットできるようなので登ってみたけど案の定中々に疲れるので良い子は正規ルートか車で来よう。

展望台からの景色がとても良い、画像でしか見たことないけどなんだか松島みたいな感じがする。
そして展望台のちょうどよい所に桜が1本咲いているのでどうにか良い構図で撮れないかといろいろ遊んだけど写真って難しい。
ここだけでなく、一帯にぽつぽつ桜は咲いているのでピークの時期に訪れるのも良いと思う。

宿に戻って一休み。
時間の流れがゆっくりに感じる。

そういえば宿のWiFi、最初はインターネット未接続だったけど帰ってきたら繋がるようになった。速度も申し分なし。FF14できそう。

夕食を予約した時間が近づいてきたのでぼちぼち歩く。
景色が良い。

月明かりだけになるとこんな感じ。
街灯が少ないので晴れていると星も綺麗に見られそう。
その分歩くのは怖いかな、と思ったけどなんだか落ち着く町並み。
伊根は内海なので波も穏やかで、夜の海もほっとする面持ち。

鮨いちいさんで夕食。
隣に海外の先客、19:00に予約したけど僕以降入ってくる人はいなかったので皆早めに予約するのかも。
地酒と地物をいただきながら1時間ほどまったり。
地酒はお店から2km弱のところにある酒造のお酒だから地酒も地酒。美味しかった。酒器もきれいなデザインでほしい。

海外客が帰った後に大将さんとぽつぽつお話。
今回の客は伊根に家を持っている人がいて、ちょくちょくアメリカの方を連れてくるらしい。
ただ海外客自体は台湾の人が多いらしい。何かでバズり申したか?
伊根、何もないでしょと言われ、何かあるかと言われたらたしかにそうかもしれないけど、でもこれが良いんだと思いますと答えた。
でもそう思えるのは都会で住んでいるからかもしれない。この日、お店は大将と高校生くらいの子の2人でやっていたけど、ここに普段から住んでいる10代の子達はどう感じているのだろう。ただ大将からは伊根に対する誇りみたいなものを感じた気がした。僕も伊根、好きになりました。

ほろ酔いで宿まで帰る。途中にある駐車場で海を眺めたり、夜釣りをしている2人組を遠巻きに見たり、楽しい道中。月明かりと数少ない街灯しか明かりがなくても綺麗だとわかる海。
宿に着いてからはまた海をぼーっと眺める。明かりに寄ってきたのか、日中よりウニが集まっている気がする。
寒くなってきたので2階でまた海を眺めて、良い時間になったので就寝。

3日目

起床してチェックアウト。とても良い宿だったのでオススメです。

バスでまた1時間揺られていくので海側の席を確保すべく、始発のバス停まで散歩。

町並みが本当に良い。すっかり好きになってしまった。

始発には自分1人だったので余裕で座れた。途中のバス停の伊根から結構乗ってくるので、帰りはそれより前のバス停で待機するのが良さそう。

そんなこんなで京都まで戻ってきた。
お昼を食べてなかったので駅近の貝だし麺きた田でご飯。
呑んだ後に良さそう。

その後は少し散歩して、昨日予約したドーミーインにチェックイン。
ドーミーイン系列すき。

程よい時間になったので夕食をいただきにまた外へ。
気になっていたビアバーに赴いたけど満席だったのでどうするかと一思案。
結果、気になっていたカフェへ行くことに。この時点でラストオーダーまで残り25分、徒歩で店まで28分。間に合うか。

間に合った。LOまで5分残しでチャレンジ成功。
出発前日にたまたま投稿されたことりっぷの記事を見て気になったGION NISHI CAFEさんへ。
観光地の八坂神社に程近いけどLOが近かったためか普通に入れた。穴場かもしれない。
記事に載っているシェフの方が見習いの子に作り方をレクチャーされていて、応援の気持ち。今度来た時にこの子がパフェ作っているの見たら泣くかもしれない。

雨の京都を散歩しながら、再度ビアバーへ。やっぱり人が多い。人気店。
別の場所で食べるかどうするかと悩みながら周辺をぐるぐるしていたらちょうど客がはけたタイミングになったので無事入れた。
海外客が多め、というか8割くらい。皆楽しそう。
しっぽり1杯キメて退店。スピードワゴンはクールに去るぜ。
宿に戻ってドーミーインといえばの夜鳴きそばをいただいて就寝。

4日目

8:00に起床してSPICE GATEさんで朝カレー。ととのう。
和食で始める京都の朝も良いけどカレーで始まる京都の朝も最高。

宿に戻ってチェックアウトまでごろごろして、お次は三年坂の方面へ。
結構な急斜面、そうそうこんな感じだったわ。運動になる。

前日に予約していたDORUMIRUさんへ。
店内の空間、パフェ共に今回の旅で1番好きパフェかもしれない。
客がしばらく自分1人だったのでポートレートで写真を撮ってみたり少し遊んでいた。
ここに来る時は絶対カウンター席が良いので開店時間に予約して1番乗りキメていきたい。

金沢に店舗があって、そちらが本家っぽい?

パフェをいただいた後は鴨川で等間隔に座りながらぐだぐだしたりお土産買ったり錦市場でぶらぶらしたり。
志る幸で汁物をいただいて旅を〆ようかと思ったけど御膳がお腹に入らなそうだな…と悩み、そうだ前に行った錦のすし屋 英で軽くつまんで帰るかと思い立ち、お寿司をささっといただいて〆。鮪といくらが美味しい。

伊根の舟屋に訪れた以外はだいたい散歩してご飯食べただけだったので、次回は寺社を訪れたり早朝の伏見稲荷をキメたい。
早朝伏見稲荷、観光客もほぼおらず清らかな雰囲気の中で鳥居を潜っていくのは心地よいのでオススメです。

あと東京〜京都間は約2時間と改めて訪れると思ったより近い。
精神的な距離もなんだか縮まったので頻度上げて訪れてもよいな、と感じた旅であった。また来るぞ〜

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