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202402_和歌山初上陸

予定がない週末があったのでどこか行こうかなと思っていたらタカさん(@tantakatanperc)もたまたま空いていたので一緒に旅行してきた。
未踏破の都道府県がいくつか残っているとのことだったので、今回はその中から自分も未訪問の和歌山へ向かうこととなった。

羽田空港で合流し、飛行機で南紀白浜へ。片道1時間しないくらいで思ったより早い。行ったことのない土地は精神面でも遠さを感じて行くぞと決断するまで一層の力が必要だけど、一度訪れるともう近所くらいの感覚になる。
また関東から新幹線で向かうと和歌山駅まで大阪で乗り換えつつ片道4時間弱と時間的な制約が発生するのもあるけど、途中で名古屋・京都・大阪と誘惑の強い土地を通るのも悩ましい要素だったので、ひと思いに飛んでしまうのが良いかもしれない。

南紀白浜に降り立ち、予約したレンタカーに乗って市街地へ。

冒険が僕達を待っている

空港から白浜の中心までは10分もかからずに着き、地方あるあるの空港と市街地が遠い問題がない。
なお、今回の手配は全てタカさんにお任せした上に車も運転してもらう体たらくである。運転ができる人はすごい。

昼時かつ朝から何も食べていないため、まずは目的の1つであったクエを食べに行くぞととれとれ亭へ。
あまり調べずに乗り込んだのでビュッフェであることに入ってから気づき、クエもなかった。初手から旅をしている感ある。
ただ漁業直営なので魚がおいしいし、君だけの海鮮丼を作り出せコーナーがある。

軽くご飯も食べたしと、目的その2であるパフェを食べにいくことに。
いくつかお店を調べて、今回は南紀白浜マリオットホテルへ。

向かう道中には近大の水産研究所の案内もあって、以前食べた近大マグロはこのあたりなのか〜と謎の感動。思いがけず聖地巡礼。

和歌山といえば苺や柑橘のイメージがあったので、さつまいものパフェかあと思いつつも地の食材だしと行って食べてみたらとてもよかった。
モンブランで盛り上がった後にスッと入ってくる梅ゼリー、ダイナミクスを感じる。パフェから学ぶ音楽。

その後は白良浜へ。ようやく観光地らしいスポット。

車で向かっている最中に眼前に浜が広がった瞬間の驚き、沖縄の古宇利島に向かう橋に入る直前のような感じの体験。リアルの体験からしか得られないものがある。
浜はオーストラリアから砂を持ってきて保全しているとかなんとか。

陽キャみたいな遊び

腹ごなしに浜を軽く散歩して、海沿いは松の木生えがちだよねと雑談していたらよい時間になってきたので夕日の名所と言われる円月島へ向かった。

円月は真ん中の空間部分のことらしい

この日は天気はよかったけど、日の入りの時間に雲が出てきて綺麗な夕日は見られそうになかったので早々に退散。
でもインバウンドの観光バスや観光客でそこそこ人が多かった。
和歌山、地理的に西側の海岸線が多いので夕陽の名所がいっぱいある。

満足したので今宵の宿、白浜古賀の井リゾート&スパにチェックイン。丘の上にあって、一昔前のリゾートホテル感がよい (褒め言葉)
イルミネーションの庭があって、ハウステンボスを思い出す。

部屋 (7F)からの眺め

タカさんが持ってきた幻想水滸伝3の漫画を読ませてもらいつつ、時間になったので夕食へ。

生きているとだんだんビュッフェで食べる機会がなくなってくる気がするので、久しぶりで楽しかった。
ライブキッチンもあり、夜はお寿司・お刺身・天ぷら・ステーキ・ピザなどを作ってくれる。お寿司おいしい。
郷土料理もあり、前々から食べてみたかっためはり寿司をいただけて満足。

子供の有無で着席するテーブルを分けてくれていたようで、ホスピタリティを感じる。

食後も漫画を読み進め、結局11巻あったけど読破した。
タカさんは横で練習していた。えらい。

幻想水滸伝は未プレイだけど3は相対的に1,2より評価が低めと聞いた記憶があって、読んだ印象だと逆裁4と同じようなケースかなとなった。
でも漫画を読んだ感想としては3もおもしろそうだし1,2も気になる。
精神的新作(?)な百英雄伝をクラウドファンディングで応援しているのでまずはそれを楽しみにしている。

新しい朝がきた

翌日、ちょうどよい時間に目覚めたので大浴場へ赴いた。
部屋はいわゆるハーバービューな展望だけど、露天風呂からの眺めも良い。
港の日常を感じる生活感と露天風呂に入りながら海を眺められる特別感が混じり合う。
露天風呂が深さ120cmの深湯なので立ちながら入れる。深湯に初めて入った気がする。座りもいいけど立ちもプールみたいで楽しい。
オフシーズンだからか人も少なかったので貸切状態だったし水温が程よくて無限に浸かれる。
早朝のこの露天風呂のために再訪まである。

朝ごはん

朝ごはんのライブキッチンはおにぎり・焼き魚・卵料理・洋食など。
梅のおにぎりがおいしくて無限に食べられる。
ちりめん山椒もおいしい。ちりめん山椒、天才の発明だと思う。

チェックアウトをして、千畳敷へ。

Twitterにも書いた通りだけど、火サスみを感じる (あれは東尋坊だけど)

観光客か地元の学生かわからないけど、岩に結構書き込みがあった。
景観的にアレなのはそうなんだけど、それはそれとして結構硬そうなのでどうやって掘ったのかは気になる。

思ったより高低差があって程よく運動になったところで、今度こそクエを食べるぞとマルキヨさんへ。

クエ丼 (刺身)

クエ、大きい魚なのに気品があるというか上品な味だった。
刺身・炙り・ミックスから選べたので炙りも気になった。

食後、まだ飛行機まで時間があるしと熊野古道の雰囲気だけ感じに闘鶏神社へ。
これがこの旅初めての長距離移動 (片道約40分)となった。
これまで基本的に目的地まで車で10分もしない移動しかなかったので、南紀白浜はコンパクトに収まっててよい。金沢に近いものを感じる。

さて、闘鶏神社に着いたものの熊野古道感があまりなかった。
近くの観光案内所に入って色々見ていたところ案内のお姉さんが話しかけてきてくれて、雰囲気だけ味わうならこの辺ですかね〜など色々教えていただいた。やはり旅行は現地の人の情報が1番信頼できる。

ということで道の駅熊野古道中辺路へ赴いた。

田舎の生まれは山を見ると安らぎを感じる

道中は山の中を進んでいく。秋に来たら紅葉が綺麗そう。

冒険の始まり

着いた。道の駅の向かいに入口がある。

案内では800mだけど、結構な高低差と石がごろごろしている道、また油断したら底に滑り落ちる危険性もほぼ付きまとう道中とさすがに古道というだけある内容。熊野古道体験版にちょうどよい。
歩いてみたいと常々思っていたけど実際に体験すると大変。全行程踏破するには準備と覚悟が要る。けどやっぱり体験してみて、踏破したい気持ちが強くなった。花粉がない時期に。

道中は苔もいっぱいある。
苔が好きなので写真を撮るために道草を食って更に時間がかかる。
苔っていいよね。

目標である牛馬童子の像までたどり着き、拝んだので帰路につく。
翌日どころか当日からふくらはぎにダメージを感じる。
熊野古道はふくはらぎが試される道。

安珍くんさあ…

闘鶏神社から道の駅に向かう道中には清姫の墓所があった。
宝物庫周回ではお世話になっております。

清姫つながりで、GWに開催されるFGO楽曲の演奏会に参加していますので皆様ぜひぜひご来場ください!
―――それは、音で紡ぐ物語。

最後にとれとれ市場で小休憩してお土産を物色。
とれとれ市場、和歌山県民全員ここに来ているのではと思うくらいに人が多い。スーパー銭湯?もあるし一種のアミューズメントパーク。
場内で流れているとれとれ市場ソングが耳に残る。メロディーがキャッチーすぎる。

そして空港でレンタカーを返して今回の旅は終了。
和歌山、初上陸だったけど楽しかった。南紀白浜は空港から宿泊施設も近いので箱根くらいの感覚で行けそう。南端にある半島(紀伊大島)も気になる。

旅はつづく。

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