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[Switch] スーパーマリオRPG クリア後の感想

リメイク?リマスター?作品に対して今さら何の感想を書く必要があるのかと思いつつも、プレイしたゲームの感想は書くことにしているのが最近のルールなので今回も例に漏れず書いていく。

前提

  • 1週クリア、ボス再戦はやっていない (そこまでのイベントまではやった)

所感

原作はプレイ済だけど、隠し宝箱など細かい要素がほぼ記憶から吹き飛んでいたため実質初見プレイの心持ち。
明るいストーリー・キャラが織りなす小気味よいやり取り・子供に殴りかかろうとするマリオ・陽気なBGM・程よいアクション性に懐かしさを感じつつ、時折発生するジョイコンのドリフトで(特にクッパ城の試練の時に)スリルを味わいながらクリアした。楽しかった。
スーパーマリオRPGはなんというか終始ハッピーな雰囲気が出ているので良い。日常系アニメのような安心感がある。

スーパーマリオRPGオタクの知人から聞いた話だとクッパの勝利ポーズやマリオの写真撮影のポーズが変わっていたりなど細かい修正があるらしく、このあたりは当時から現代までの社会の変遷における調整、いわゆるご配慮と思われるので仕方ないかなと思うけど、創作における表現の幅が狭まらないと良いなとは感じた。そういう風潮になってから皆言ってそう。
ちなみに自分は原作との差分がほぼわからず。本当にプレイしたのか??

ゲームの内容に関してはここで書く必要もない程のヒット作の基本的に忠実なリメイクなので省略して、ここからは個人のメモ置き場らしく雑文乱文を置いていく。

プレイしていて、RPGにおいて単純なレベル上げをするフェーズがないのが最近ありがたいなと感じてきた。
多少であったりゲームデザイン上の必然性があったり、ないしは寄り道要素などをやっていく内にレベルが上がっていくのなら良い。
生活の変化と娯楽の多様化によってゲーム以外に割く時間が増えているので体験の質の向上がより重視され、そういった意味でただの作業に感じる時間を避けたくなってきたのかもしれない。
昔はレベル上げも楽しくやっていたけど、人は変わっていくのである。
スーパーマリオRPGはさくさく進められるのがよい。

あとはプレイ時間が短めなのも良かった。
最近のRPGはクリアまでの時間が長くなっている気がする中、Sea of Starsは30h前後・スーパーマリオRPGは15h前後でクリアできるのが良い。
どっしり腰を据えてやる大作も好きだけど、このくらいの粋な小品もやりたい。

そういえばゲームの感想において、他の方の感想のようにキャラクターとシナリオの絡みがこうなっててそこで流れるBGMが相乗効果で激ヤバ!!みたいな話があまり書けないのだけど、それは自分の物語の楽しみ方としてキャラクター個人よりはシナリオ全体のテーマや物語世界の行く先の方が気になるからかもしれない。
例えば死んだ者とその世界に残されていった者達、託した者と託された者みたいな話も、キャラクターよりその在り方に感動するというか。
だからキャラクターの死も悲しいけどこの世界においては必要だったこと…とド凹みすることもないので、そのくらいの感情の振れ幅を持っている人は少し羨ましくもある。

ここまでレベル上げしたくないとかグラフィックにリアルさは求めてないとか書いてきたので、ゲームじゃなくて小説とか映画とかでええのでは??となったりする。
でもゲーム特有のインタラクティブ性による特有の体験も好きなので、ゲームもやめられんのよな!!ってなるのであった。
あと言語化することで自分に刺さるゲームが見つかる確率が上がると信じて。

最近だと、そろそろ人生の終わりや死について心構えをしておく段階になってきたし哲学でもかじるかと思っていたのだけど、FF14やFGOをやっていたらいつのまにかその心構えも整ってきた気もする。学問からではなくゲームから学ぶことでスッと身体に馴染むこともある。楽しむためにやっている娯楽から思いがけず学べることがあるって最高だ。

みたいなことを考えながら今日もゲームをやるのである。
次は他人の家の荷解きをする予定📦

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