見出し画像

電子カルテからの面倒なデータ収集を、Notion+音声入力で簡単に!

割引あり

今回はたくさんの症例データをまとめてPCに移す時、
Notion+音声入力が最強っていう話!

みなさんこんにちは!

さて、今回のテーマは音声入力によるデータ入力その2デス!

電子カルテからのデータ収集って、マジで大変
論文を書くにあたり、複数の症例のデータを登録するとなると、


カルテをひらいて、データを見て、症例のID入れて、PCにデータ移して、


画面見て、記録して、登録して、画面見て、記録して、登録して
マウス触って、テキスト入れて、マウス触って、テキスト入れて・・・

首が痛くなるし、PC2台をカチカチは本当にめんどくさい!

よく後輩に、読み上げてもらってそれを打ち込む作業をしたもんです。
二人で分担するだけですごく楽になりますね。

これを、音声入力+AIで一人でやってしまいましょう!

表記の揺らぎ、音声入力の不安定さはAIを介することで、ある程度解決します!

前回の、音声入力+ChatGPTで収集する症例報告データはこちら

ぶっちゃけこれくらいなら、ChatGPTでもNotionでもどっちでも同じです。

今回はNotionの真髄がお届けできると思います!
(GPTsでも無理をすればできる)


音声入力+AIの有効性

音声入力の精度は年々向上しています。しかし、医学用語も含めるとなると、なかなか完璧にこなすことは難しいです。

数字は結構得意ですので、ちゃんと発声すれば、大きく間違うことは少ないです。
Excelに音声入力できなくもないですが、いちいちセルをクリックするなら、あまり音声入力の意味をなさないですね。

理想系は
症例のカルテを開く
データ見ながら、必要な情報を見ながら、電子カルテ上を遷移しつつ
音声入力→AIがデータベースの適切な箱に入れてくれる。

これが一番です

電子カルテから指示したデータだけを、勝手に抽出してくれる未来もあるかもしれません。
個人的には、データ解析するのであれば、その一次情報には自分が触れておいた方がいいと思っています
(きっともっとビッグデータを拾う人は、そんなこと言っていられないと思いますが・・・)

ということで、それができるツール。
それがNotionです!

どういうことができるようになるのか!

これをセッティングできたら

Notionで症例登録のボタンを押して症例ページを作る
⬇️
電子カルテを見ながら必要な情報を音声で入力
⬇️
Notionでデータベース完成!

と簡単ステップでデータベースを作成できます。

そして、あとは必要時にCSVで出力すれば、お好みの統計ソフトで(ChatGPTでも)解析するだけです。

めっちゃ簡単!!

Notion AIのデータベースは唯一無二!

なぜNotionか。
他のAIは完全にChatのスレッド形式で、会話でデータを出します。
そのまま音声入力で症例の積み重ねまとめることは困難です。

さらに、まとまったExcelデータにして欲しい時は、前述の方法ではなかなかできません。

さらに途中で中断とか、適宜蓄積とかの対応も難しいですね。

ChatGPTはGPTsを工夫すればできそうな気がしますが、まだチャレンジしたことはありません。だって、Notionでできるんだもん!

Notionだけ(多分)がAIを組み込んだ上で、データベースが作れるツールです。(個人の意見)

Notion DBはCSV出力もできますので、最終的な細かい統計解析はExcelで出してから、ゆっくりやったらいいと思います!

Notionをセッティングしよう

まずはデータベースを作りましょう

入力したい項目を「プロパティ」に設定しましょう「患者ID」や「患者氏名」などの、患者個人情報の扱いには、十分注意しましょう

敗血症性ショックとDICの患者さんを想定して、
「年齢」「性別」「脈拍」「GCS」「収縮期血圧」「拡張期血圧」「FDP」「フィブリノーゲン」「血小板」「抗凝固・抗血栓薬剤の内服」「感染のフォーカス」「厚労省DIC基準」

もう、これ見ただけでうんざりですよね😭
患者基礎データ+採血結果+温度版+厚労省DICの計算・・・・

とりあえず、出来上がりを配布します。
あとは、自分のデータに合わせてプロンプトを書き換えてみましょう。

ここから先は

1,727字 / 14画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?