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5・3若者100人アンケートに参加した結果

概要

2024年5月3日。
今日は何の日?ということで、名古屋駅のナナちゃん人形前で毎年行われ、今年で29回目(2回やった年もある)になる。
参加者は15名程度。
中日新聞、朝日新聞、しんぶん赤旗の記者の方やテレビ愛知がテレビカメラを持って取材に来たりと中々に気合の入った企画である。

愛知県平和委員会青年・学生部が企画しているこの企画。
若者の憲法に関する意識調査のために行っている。
そうすることで、平和を広報する上でどういうアプローチが取れるか、どういう企画を打ち出すべきかということに繋げようというわけである。
目標は100人、無事集まりました。

ちなみに、筆者の読者の皆様ならご存知の通り、今日は憲法記念日である。

アンケートを集める筆者

若い人たちを対象にアンケートを集めるということで、中々に難航。
そもそも、このご時世ティッシュ配りもハケが悪い中、時間を取ってアンケートに答えてくださる方は本当にありがたく思う。

筆者の結果はと言えば、一人で声掛けしている限り集まらないので、集団で止まってくださった方に用紙を渡すという方向で集めて回っていた。
悔しいが、これが筆者の実力である。
他の人はそこそこ集めているようであった。

例年は、と言えば、待ち合わせの人がいるので、その人に渡してみたり、何人かの若い人たちが一人止まってくれたところを渡していくということで、それなりに集まるという。
ただ、今年の受け答えは悪そうとのこと。

もちろん、上手い下手があるので、一概には言えないが、筆者が道行く人の顔を見たり、観察してみると、険しい顔つきだったり、避けていったりとこちらの呼びかけにほとんどが警戒しているようだった。

アンケート集めの上手な人

まず、集まるのが上手い人は手当たり次第に声を掛けている。
下手でも下手なりに声を掛けていけば、誰かしらはつかまるだろうということだ。
実際、私の声掛けはそこまで多くはなかった。

集めるのが上手い人は、距離感が程よい。
グイグイ行っている印象。
一度「こんにちは、アンケートよろしくお願いします」と声を掛けるだけでなく、歩きながら声を掛けていっている。
そう思うと私はかなり距離感が遠く、歩きながら着いていく積極性には欠けていた。

憲法を擁護するために何ができるか?

実際のところ、現場に出て街の人々の声を聞かずに何かやろうとしてみたところで独善的な活動になるだけである。
色んな人々に意見を聞きながら自分たちに何ができるかを考え、それに合わせつつ、意見を闘わせつつ行動していくことはとても重要なことだ。

今回のアンケートでは、憲法9条があるから今の平和があるとの声や、被爆国故に戦争反対だとの声とかそういった若い人たちの声を聞くことができた。
若い人たちは若い人たちで関心を持っているのである。
ただ、憲法記念日だと答えられなかったり、戦闘機などの武器輸出の話は知らなかったりとまだまだ周知していくべきことは多いと思った。

その間を埋める活動を目指す。
そのような地道な活動が憲法を生活に活かし、戦争体制に抵抗するために必要なことだと思う。
憲法擁護の未来は決して暗いものではない。
若い人たちは戦争を望んでいるわけではないのだ。
その声を無駄にしないよう頑張りたい。

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