見出し画像

自分の無意識にお願いすると叶う?

僕はよく年の初めに叶えたいことを書きます。叶えたいことや目標をノートや紙に書くという行為は、「こういうことを達成して。そのためにいいアイディア教えてね」という自分の無意識への指示や命令です。それを無意識が受けとって、どうしたらそれが達成できるか道筋をたてやすいように書きます。

たとえば、「痩せる」という目標。これだけだと無意識が検索できないため、痩せるというのは一体何キロですか? いつまでに? どうやって? という情報が必要です。そうでないと「この道がいいですよ」というアドバイスのしようがないわけですよ。

ですから、夏までに何キロ。好きなものを食べながら、痩せる。といった感じで細かく書いた方がいいわけです。そうすると、その目標というものを無意識が受けて、「だったら、これがいいんじゃないの?」と提案をしてくれる。その提案の仕方が、フッと思いつくみたいなことなんですね。

「あそこにいいダイエットの方法書いてあったから、ちょっとそれ読んでやってみるかな」とか、「うーん、そっか。じゃあ寝る前に腹筋100回やろう!」とか。フッと思いつきます。それによって目標が達成されていくことを、僕は何度も何度も経験をしています。僕の目標達成のコツといえば、無意識を信じて、その無意識がアドバイスをおくれる形で目標を書くということをやっています。これによって僕は多くの目標を叶えることができました。

目標をつくるまでは楽しいです。だってワクワクするじゃないですか。「これが手に入る」とか「こういう自分になれる」とか「この目標が達成されたあかつきには、こんな生活が待っている」みたいなことをイメージするわけです。イメージしながら書くので、当然楽しいですよね。けれど、その目標に今度向かっていくとなると、これがつらい。なぜつらいかというと、できない自分に直面しなくてはいけないからです

わかりやすい事例として、たとえば語学。「今年の12月のTOEICで何点とる」もしくは「ビジネスで通じるぐらい英語を話せるようにする」と目標をたてたとします。けれど、僕はまったく英語が得意ではないです。

「さあ勉強するぞ!」と思った瞬間、できない自分に直面するわけです。これがつらいですよね。ギャップが激しすぎますからね。やることとしたら、「英語単語を覚えましょう」という場所からスタートして、オンラインで現地の人たちとやり取りするなどでしょうか。夢に燃えてやり始めましたが、できないですわ。まあ、何言っているかわからない。英単語を覚えていく努力もつらい、みたいなことがやってきますよね。ここをどう乗り越えるのかが、すごく大事になってくると僕は思うんですよ

僕はどのようにしているかというと、もうスモールステップです。12月31日にペラペラしゃべれるようになるためには、「10月にはどうなっているんだ」、「8月にはどうなっているんだ」、「6月には」、「4月には」、「2月には」と、どんどんブレイクダウンをしていき、今月どこまでいくか?をしっかりと自分の中で持つことをしています。

果てしない目標は、本当果てしないので心折れるんですよ。本当に心折れます。けれど、頑張れば手に届く目標であればいける。その頑張れば手が届く目標を少しずつクリアしていけば、最後にはちゃんと大きな目標に手が届くので、まずはスモールステップにしています。

そしてここからが、もう1つ大事なことです。目標を計画してきて「1月にこの目標を叶えよう!」と思って、その目標が叶って次の月に向かうときに、大きな変化がくる可能性があります。変化は「このままじゃいけないな」とか「これやっていてもダメなんじゃない?」と、フッとひらめいてしまうときが必ずあるんですよ。それが無意識からの信号です。「今のままやっててもダメだよ」、「こっちの道の方がいいよ」と進めば進むほどわかってくるんですよ。そういうときに偶然ポンッとやってくるものがあるんですね。

その「こっちの方がいいな!」というひらめきは正しいことが多いです。そのために無意識にわかりやすいように、アドバイスしやすいように指示を入れる。これが続けるコツですね。スモールステップを踏んでいき、ひらめいたら変更する。そしてまたスモールステップを続ける。ひらめいたら変更をする。これを続けていくと大きな目標が最終的に手に入ります。ぜひ、目標達成のコツとしてやってみてください。

いいねやフォローをありがとうございます。この記事はVoicy 『聴くだけで「使える」心理学』から抜粋し、読むだけで使っていただける記事として掲載しています。本編音声はこちらから↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?