B League 観戦記〜宇都宮ブレックスvs島根スサノオマジックGame1〜熱狂Xmas in Tochigi 〜
1.もはや餃子よりも
気がつくと心地よい眠りに落ちていた。
『まもなく、宇都宮、うつのみや、、』
東京からやまびこで48分、旅路としては短いか。
宇都宮の駅ビル『PASEO(なぜかLUMINEでもアトレでもない)』入口は、クリスマスケーキを求める人で行列ができていた。
12月23日 昼時
カレンダー的にまだ救い主イエスは生まれてもいないが、日本人的にはもう『年末の祝祭』が始まっている。
私と夫は脇目もふらず駅ビル三階に向かっていた。
宇都宮といえば、餃子🥟、その代表格といえば、
ここだ❗️
心持ち早く着いたのか行列は短い。旗のように設置されたメニューに目を見張った。
おすすめメニューの餃子は🥟、
基本2人前😳😳なのだ❗️(6個✖️2=12個)
焼き餃子12個、もしくは焼き餃子6個+水餃子6個⁉️
私は普段一度に餃子を5個以上食べることはない。みんな、そんなに食べられるの⁉️
恐る恐るその通り注文してみた。もちろん、ライスは小にとどめたが。
あれ⁉️
私と夫は一口食べ驚いた。
意外とあっさり❗️しかも意外と薄皮⁉️
私達が思い描いた【みんみん】、
東京郊外の繁華街『吉祥寺』にある同名の名店は、【超もっちもち】の厚皮が売りだった。
もちろん、こちらのみんみんも『美味しい❗️』という事実に変わりはない⭐️⭐️
あっという間に12個を完食、なるほど、だから基本が2人前なのね💦
お腹を満たすと周りを見る余裕が出てくる。
クリスマスの駅ビルを彩っていたのはyellow & Navy のロゴと『黄色いクマ』だった。
私達もまた、聖なる期間を『彼ら』と過ごすためこの北関東の街にやってきたのだ❗️
2023/12/23 Bリーグ B1 第14節 game1 宇都宮ブレックスvs島根スサノオマジック@日環アリーナ栃木
これがW杯効果か、、😳😳
パセオ入口は、一際大きい彼の笑顔が人々を出迎えてくれる。
彼の写真を撮っていく人々は、必ずしも私達と目的地は同じではない。
もはや『ひえじ』はブレックスだけの、栃木県民だけのひえじではない。
あのスーパープレー、あのセレブレーションで魅せる【日本代表】の『ひえじ』なのだ❗️
駅ビル壁面を、頭上を一面占拠するブレックスのロゴと選手達、それをある種疑問に思わない『今』という状況、
バスケには、間違いなく猛烈な追い風が吹いている💨💨
2.もう一つのホーム
この日の会場は、宇都宮駅から徒歩圏の『ブレックスアリーナ宇都宮』ではない。
もう一つのメインホームアリーナ、
日環アリーナ栃木だ。
2022年『いちご一会とちぎ国体・大会』等のために建設された【栃木県総合運動公園】の一角にある。
試合日には、宇都宮駅からもシャトルバスが出る。
遠征民には、若干ツラいロケーションではある😢
随分と、長閑なところだ、、
宇都宮駅前は驚く程整備されているが、少し離れると典型的な地方都市の風景=車社会=人がいない、が広がる。
30分弱で突然視界が開け近未来的アリーナを目の前にした。
パンパンに膨らんだブレッキーが出迎えてくれた⭐️⭐️
館内は火気厳禁=飲食店が出せない⁉️のか、寒風に吹かれながら営業するキッチンカーの前に幾つもの行列ができていた。
寒い🥶
やはり内陸の栃木は風が冷たい🧊
急いで中に入り、物販コーナーに直行した。
おお、行列が、、😱
幾重にも蛇行した行列に並んだせいか、ようやく中に入ると目の前のものがみんな欲しくなる⭐️⭐️
しかも島根のグッズも売っている⭐️⭐️
それにしても、
ラグビーの試合で『シークレット』グッズとなると、原則『推しは当たらない』が(所属選手が50人以上いる)、バスケの確率は基本『○/12』だから、意外と容易に手に入れることができる⭐️⭐️
ひえじが2つも当たったぞ😳😳
会場はすっかりクリスマス仕様だった🎄
小さいお子さん連れもカップルも多い⭐️⭐️
Bリーグは、年齢性別の垣根を超えた一大エンタメに成長している。
会場は満員、一面黄色が広がる。しかもこの日は、
ブレッキーのお誕生日だった⭐️⭐️
試合前には、可愛い子供達のチアリーディングも披露され、会場は華やかな祝祭ムードに包まれていく⭐️⭐️
この日の相手は、山陰の雄【島根スサノオマジック】。
言わずと知れた西地区の強豪だ🔥🔥
昨季はブレアリで、なす術もなく破れる姿を見てしまった😢
島根を生で見るのは3回目だ。
青学体育館で初めて島根のプレーを見た時、その滑らかな連携の美しさと強烈な決定力にただ圧倒された⭐️⭐️
今季は昨季程の絶対的強さは見られないものの、依然西地区上位をキープしている。
ちなみに『鷹の爪団の吉田くん』は、島根自虐ネタを若干封印しチームのアンバサダーに就任したらしい。
ブレックスの選手達が入場、この日は、ツリー色🌲⁉️の3rdユニで登場した。
Go BREX❗️
黄色いプラカードが無数に揺れる🔥🔥
何かが弾けるような、キレのいいクラップ👏👏が始まった🔥🔥
ブレックスは現在東地区2位。
首位アルバルク東京を追いかける。このクリスマス2連戦は大切な試合だ🔥🔥
試合が始まった。ブレックスファンは総立ちでクラップのエールを送る🔥🔥
3.試合経過〜なにを支配するのか〜
私のような観戦初心者に、バスケの戦術は難しい😵💫😵💫
序盤は島根のペース、みるみる点差が開いていく😱
が、徐々に宇都宮は島根の攻撃を封じるようになっていく。その理由は、、わからない。
例えば、
誰を、誰が、封じるのか=守備
誰を、誰が、サポートするのか=攻撃
互いに相手を分析、戦術を組み立て臨む試合、時にハマり、時にハズれる。5人という人数の少ない競技だからか、その振り幅が大きいのかもしれない。
第1Qこそ両者競り合ったが、第2Qにはいると遠藤選手が3P成功🔥🔥
これを皮切りに宇都宮の攻撃力は増してきた。
ひえじはもちろん、今季大阪から移籍したニュービル選手の存在感が抜群だ🔥🔥この日の島根は、宇都宮の攻撃戦略に焦点を絞りきれなかったか。
結果ハーフタイムに入った時点で、宇都宮は8点というそれなりの差をつけリードしていた。
明らかに去年より攻撃力が増している。
ハーフタイム、ファンはブレッキーのバースデイを祝った⭐️⭐️
第3Qから宇都宮は一気に島根を突き放しにかかった。
驚くほど島根のシュートは入らない。この日の宇都宮は島根を中に入れさせず、外からもフリーで打たせず、盤石の守備だった⭐️⭐️
第4Qにはいると、一時8点差に詰め寄られるが、島根の反撃もそこまでだった。
終了間際、アリーナに一際大きな拍手が沸いた。
背番号0、レジェンド田臥がコールされた⭐️
フリースローを難なく2本とも決め、この試合を締めた⭐️⭐️
試合終了 83ー68
⭐️⭐️ 宇都宮ブレックス快勝⭐️⭐️
チームの勝ちを確信しながら試合を観戦できるとは、なんと幸せな事だろう⭐️⭐️
ヒヤヒヤする場面もほとんどなく、スリリングさは今ひとつだったが、最近そういう展開の試合(しかもラストは悲劇)を他競技で見続けていた。今の私にこの試合は心の保養そのものだった😭😭
とはいえ、
勝利の余韻に浸る暇はなかった。私はバス停にダッシュした。スポーツ観戦のあるある『行きはスムーズ、帰りは地獄』にはハマりたくない❗️
坂道かと思ったらゆるい階段だった下り道、夫婦で危うく転げ落ちそうになりながら、私達は発車間際のバスに滑り込み、無事アリーナを後にした。
一体、ここはどこだろう⁉️
漆黒、とまでは言わない。
しかし、街路灯の間隔がよほど広いのか、バスは黙々と、ほのかに人家が見える暗がりの中をいつまでも走り続けていた。
40分後たどり着いた宇都宮駅は、ケーキの販売も大方終わっていた。お土産を買おうとする私達をナベさんの笑顔が迎えてくれた。
〜あとがき〜
勝つって嬉しい❗️
やはりスポーツ観戦はそれに尽きます。
しかもブレックスは観客がチームと一体になって試合を創りあげます。この醍醐味が、私達を遠征に駆り立てます。
さて、バスケとは連戦のスポーツ、2日間通してのマネージメントも大切なのでしょう。翌日の試合、島根は生き返ったかのように宇都宮を圧倒しました。
連戦なら野球も同じ。
しかしバスケには『今日は山本由伸だから』みたいな展開はありません。ほぼ同じメンバーで戦い、なぜ結果はこうなるのか⁉️
でもここがバスケの魅力でしょうか。
『よくわからない。でも、わからないことが気にならない。』
だからこそ、来年も私たちはアリーナに出かけるのでしょう。
(試合中の写真は、年末で写真の加工が間に合わないので載せませんでした。)
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