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カンムっていう会社の社長です 1分で作れるVisaカード バンドルカードやってます 元エンジニアです Javasciprt/Python/SQL/ColdCallMaster https://note.mu/8maki/n/n387ea6eb973c

マガジン

  • 決済オタクの垂れ流し

    そうです、私がキャッシュレスおじさんです

  • カンムのこと

    株式会社カンムについて書くやつです。 https://kanmu.co.jp/ バンドルカードってのをやってます。 https://vandle.jp/

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FinTechとは何なのか?

みなさんこんにちは。バンドルカードというVisaプリペイドカードサービスを提供している、㈱カンムの@8makiです。今までマニアックなFinTech話を展開してきましたが、もっと裾野の広いことを書いていきますシリーズ。 #1 生活を変えてきたFinTechサービスとその系譜 #2 日本のキャッシュレス決済の歴史 #3 なぜデビットカードが日本で普及しないのか? #4 FinTech事業はBSの勝負 #5 FinTechとは何なのか? 今までキャッシュレスを中心にFinTe

    • FinTech事業はBSの勝負

      みなさんこんにちは。バンドルカードというVisaプリペイドカードサービスを提供している、㈱カンムの@8makiです。今までマニアックなFinTech話を展開してきましたが、もっと裾野の広いことを書いていきますシリーズ。 #1 生活を変えてきたFinTechサービスとその系譜 #2 日本のキャッシュレス決済の歴史 #3 なぜデビットカードが日本で普及しないのか? #4 FinTech事業はBSの勝負 #5 FinTechとは何なのか? 今回は歴史の話ではなく、事業のことを書

      • なぜデビットカードが日本で普及しないのか?

        みなさんこんにちは。バンドルカードというVisaプリペイドカードサービスを提供している、㈱カンムの@8makiです。今までマニアックなFinTech話を展開してきましたが、もっと裾野の広いことを書いていきますシリーズ。 #1 生活を変えてきたFinTechサービスとその系譜 #2 日本のキャッシュレス決済の歴史 #3 なぜデビットカードが日本で普及しないのか? #4 FinTech事業はBSの勝負 #5 FinTechとは何なのか? 今回は前回の続きみたいな話で、デビット

        • 日本のキャッシュレス決済の歴史

          みなさんこんにちは。バンドルカードというVisaプリペイドカードサービスを提供している、㈱カンムの@8makiです。今までマニアックなFinTech話を展開してきましたが、もっと裾野の広いことを書いていきますシリーズやっていきます。今日は日本のキャッシュレス決済の歴史を振り返ります。 #1 生活を変えてきたFinTechサービスとその系譜 #2 日本のキャッシュレス決済の歴史 #3 なぜデビットカードが日本で普及しないのか? #4 FinTech事業はBSの勝負 #5 Fi

        FinTechとは何なのか?

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        記事

          生活を変えてきたFinTechサービスとその系譜

          みなさんこんにちは。バンドルカードというVisaプリペイドカードサービスを提供している、㈱カンムの@8makiです。今までマニアックなFinTech話を展開してきましたが、もっと裾野の広いことを書いていきます。 #1 生活を変えてきたFinTechサービスとその系譜 #2 日本のキャッシュレス決済の歴史 #3 なぜデビットカードが日本で普及しないのか? #4 FinTech事業はBSの勝負 #5 FinTechとは何なのか? FinTechサービスは、日常生活と密接に結び

          生活を変えてきたFinTechサービスとその系譜

          予算(収益計画)を他の人が理解し活かすためにやったこと「スパルタン予算」

          近年、弊社の予算編成は、KPIや売上部分を私が、費用部分をCFOが各チームから取りまとめる方法で作っています。そして、決算確定時期に変更点を30分程度の説明で終わらせていたため、事業メンバーが内容を十分に理解し、各施策の優先順位付けに活かせていないと感じていました。なお、弊社の予算は、下記フォーマットをベースに作っています。 (弊社の予算はバンドルカードだけでも純利益に至るまで350行以上の項目に渡り、お互いの項目を参照しあってたりして割と複雑っぽく、この勉強会↓くらいじゃ全

          予算(収益計画)を他の人が理解し活かすためにやったこと「スパルタン予算」

          各キャッシュレスの取扱高推移(~2022/09版)

          カンムのアドベントカレンダーのやつです。明日だと思って忘れてましたので、いつものやつを、、、 各社IRから、主要キャッシュレスの取扱高を更新して、注目ポイントを列挙します。 感想としては、楽天カードはこの規模(年18兆円ペース)で、+27%はすごいですね。PayPayの伸びも言わずもがな。実はd払いも着実に伸び続けています。ZHDのPayPayとPayPayカード、ドコモのdカードとd払いどれも25%前後以上の伸びを示しており、KDDIも実数値は開示されていいないものの伸

          各キャッシュレスの取扱高推移(~2022/09版)

          オフライン中小企業領域のPayPayの新方針とリクルートとの新たな戦い

          先日、PayPayに関する記事を書きましたが、その後にZHDおよびソフトバンクがPayPayを連結に入れる発表の中で、新しい方針を打ち出されていました。 そこで発表された新戦略が、リクルートが推し進めようとしているオフラインSMB(Small and Medium Business=中小企業)向けのSaaS✕FinTechの絵にかなり似ていると感じ、今回はその2社を比較しました。下記絵は下の方で説明します。 PayPayの連結子会社化まずはとにかくPayPayの連結子会社

          オフライン中小企業領域のPayPayの新方針とリクルートとの新たな戦い

          楽天の「オンライン経済圏の確立」と「オフライン市場への進出」戦略

          前回の記事で主にPayPayについて分析しました。 実は同時に楽天も分析しておりまして、「オンライン経済圏の確立」「オフライン市場への進出」という軸で比較するべく、楽天についても書いておこうと思います。 楽天経済圏の数値「オンライン経済圏の確立」「オフライン市場への進出」の推進に当たり、楽天は既にオンライン経済圏は確立できている印象です。着々と楽天ポイントは発行され、楽天サービス間のクロスユースも進んでいます。 特に金融領域のクロスユースは完成されていて、顧客獲得が難し

          楽天の「オンライン経済圏の確立」と「オフライン市場への進出」戦略

          PayPayと楽天の「オンライン経済圏の確立」と「オフライン市場への進出」戦略の違い

          2019年に書いたこの記事について、最近あまりUpdateしてなかったなと思い、特に当時と大きく状況が変わっていて、今やコード決済の主役になっているPayPayについて調べてみました。 その中で見えてきたPayPay陣営(ソフトバンク/ヤフージャパン/LINE)の方向性と、構造として近いものを見ているであろう楽天の方向性とのアプローチの違いが少し見えたので、まとめました。 なお、あくまで外部から分かる情報から予想しているだけなので、中の人からすると的はずれかも。 とは言え

          PayPayと楽天の「オンライン経済圏の確立」と「オフライン市場への進出」戦略の違い

          Poolリリースではじまるカンムの「銀行機能のアップデート」について

          本日Poolのリリースをいたしました。 カードを使いながら資産形成していける、という体験を目指しています。なお、ちょっとこれ以上Poolの中身に触れるようとすると、広告規制により各所リーガルチェックが必要なので、各取材記事をご覧ください! (サービスの全体像を把握するにはこちらの記事が良き↓) (細かい法的整理や仕様を理解するにはこちらの記事が良き↓) そして以前、Poolリリースの狙いについて、noteで書かせていただきました。その際も規制問題で、具体的な仕様につい

          Poolリリースではじまるカンムの「銀行機能のアップデート」について

          2022年のFinTech注目ポイント

          以前、tweetした内容をもっと深く調べてみようと思います。もう既に2月ですが。 1. 成人年齢引き下げ 4月から成人年齢が18歳に引き下げられます。あらゆる金融サービスについて、18歳から親権者同意がなくても契約できるようになります。なお、貸金については、収入証明を提出させる等の対策を行う方針のようです。 また、今までに審査をしたことのない層になるため、審査ノウハウや実績がなく、カードローンの銀行保証を行っているノンバンクでは難色を示しているという記載もありました。こ

          2022年のFinTech注目ポイント

          収益計画を複数シナリオで比較したいとき

          かなり昔ですが、収益計画の作り方について、社内で勉強会を開きました。その時の内容は下記noteにまとめています。 弊社の収益計画も基本これに則っているものの、その後色々と進化を遂げており、最近確立できてきた複数のシナリオを比較したい時に使うフォーマットを紹介したいと思います。ベースとなる収益計画は、上のnoteで作ったウィルキンソン屋(社内販売)のものをそのまま使います。 先にアウトプットイメージを説明します。それがこのシナリオ比較部分でして、normal/positiv

          収益計画を複数シナリオで比較したいとき

          経営企画(実質 社長室長)募集

          先日、弊社初の経営企画のポジションをオープンいたしました。 バンドルカード / pool他事業の予算(PL)取りまとめ 各種KPIの予想、根拠の調査 各責任者と予算 目標数値を調整 各事業単位への予算配分の草案作成 職務内容はここに書いてあるとおり、予算策定の責任者という感じなのですが、他にも色々な意図があって募集しており、その背景について説明します。 ■単一事業体から複合事業体へ まず大きな背景として、近々Poolというサービスをリリースしようとしています(

          経営企画(実質 社長室長)募集

          Hard Valuable Fun (Affirm CEO Max Revchinの格言)

          今年もカンムのアドベントカレンダーです。 タイトルは、Affirm CEO, Max RevchinがSlideを売却し、YelpのChairmanを努めた後に作った、Startup Studioの名前です。 Max Revchinは、Peter Thielと共にPayPalのCo-founderとして創業したことで有名ですね。PayPalは、当時Confinityという名前だったMax Revchin/Peter Thielの会社と、Elon MuskのX.comが合併し

          Hard Valuable Fun (Affirm CEO Max Revchinの格言)

          Poolリリースの狙い

          「手元の資産形成に活用できるクレジットカード」というコンセプトでPoolという新しいプロダクトをリリースする予定です。本日、プレスリリースで発表した通り、事前登録を開始いたしました。 発表に合わせて、カンム社としてなぜPoolをリリースするのか?その狙いを書きたいと思います。このプロダクトで解決したい課題やユーザーニーズはプレスリリースに書いたので、ここでは事業としての狙いを中心に書きます。 ■ソフトウェアで管理できるお金のインフラが整いつつある世の中のデジタル化が進んで

          Poolリリースの狙い