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高垣彩陽・豊崎愛生ツーマンライブ「twinklux」参加記

声優・アーティストであり、今年15周年を迎えた声優ユニット「スフィア」のメンバーでもある高垣彩陽さん・豊崎愛生さん

2024年4月28日にお二人のツーマンライブが行われたので参加してきました!
以下、前日までの予想や当日のライブの感想・考察などを書いていきます。
この記事を書き始めたのは、ライブから一夜明けた夕方頃。記憶が鮮明なうちに書きたいと思い、爆速でサクッと(?)書いています笑

1.素敵な新曲、事前のセトリ予想

このライブに先駆け、おそらくスフィアのメンバーでは初めてのお二人によるデュエット曲「トゥインクルクス」4月17日にリリースされました。
4月17日0時にサブスクでダウンロードして初めて聞いた時、「なんてキラキラしたエモい曲なんだ…!!」と思い、繰り返し聴いていました。
(この日は元々417の日に参加するので、その日行われた生配信はアーカイブで観ましたが笑)
愛生ちゃん・あやひーにしか出せない曲だなあ~と思い、28日のツーマンライブへの期待がますます高まります。

また、事前に私はセットリストの予想を立ててみました。
愛生ちゃんは久しぶりに歌う曲が多め、あやひーはベスト盤発売以来ライブが出来ていないので、ミニベストライブを意識した…との事前情報を踏まえてみました。以下の画像がセトリ予想。

あやひーはベスト盤を軸にすんなり決まりましたが、愛生ちゃんは結構悩んだんです。
愛生ちゃんが最近歌っていない曲を絞りに絞ってみました。(Camel Back Hallの日替わり曲も外したり…)

今回のライブは、「Twinkle」の名の通り、宝石のようにキラキラしたライブにしたい…というコンセプト。
これって、3rd Live Tourの「The Key To Lovin」銀河を散歩中の雰囲気と似ているんじゃね?という事に気づきました。
(この時、初めて愛生ちゃんのライブに参加したので思い出深い現場でした。)

なので、急いで2016年の銀河を散歩中Tシャツを押し入れから掘り起こしたのであった。
ライブTシャツではなく、当日はこれを着て行こう!…そう決めたのであった。

(後に、銀河を散歩中Tシャツやセトリ事前予想を参考にしてくださった方がいらっしゃったとの事で、ありがとうございます🙇‍♂️)

ちなみに…後述するけど、あの舞浜アンフィシアターで聴いた「銀河ステーション」がどれだけよかったことか・・・
360度ステージ、天井が黒くて宇宙にいるような感覚、会場内の事も含めてマッチしすぎていたんです。。。
もしかすると、聴けるかな?…そう思い「銀河ステーション」は予想筆頭候補に。
あと、作曲が「トゥインクルクス」のミトさんつながり、かつ、2016年のツアー以降歌っていない事も挙げられるかな!

・・・という感じで、作曲者繋がり・ライブテーマ・事前情報をもとに事前セトリ予想を選定していました。

それでは、当日の話へ。

2.いよいよ当日!

世間一般はGW前半3連休の中日(なかび。ちゅうにちではないw)。
今回の会場のある東京・立川では、あやあきツーマンの開催を祝福するかのような快晴。

今回の物販は、アクリルスタンドキーホルダーセット(あやひーが愛生ちゃん、愛生ちゃんがあやひーのイラストをそれぞれ書いたもの)、よだれむしキーホルダー、目隠しガチャ2個というギリ5000円を超える感じで購入してみました。
ステッカーも欲しかったので!笑

そして…開演前から多くのフォロワーさんとお話しできて、既に楽しい!!

スフィアポータル500円会員限定のオリジナルチケットも頂きました。
めっちゃ良いデザインです!

①開演〜豊崎愛生さんパート

会場に入ると、あやひーや愛生ちゃんの楽曲が流れていましたが、予ベルが鳴り始めて少し経つと、愛生ちゃんの「それでも願ってしまうんだ」が大きい音量で流れ始め、場内クラップが起こり、会場が盛り上がっていきます。

この間にバンドメンバーも入場。(ギターの方は山本陽介さんと一発で分かりました笑)

そして、音楽が止まったと思いきや、キーボードの聞き覚えのあるメロディーが!
その直後に、黒を基調としたキラッキラな衣装を身に纏った豊崎愛生さんが登場され、
「ライオコレオグラファー」が始まるのです。

予想外の始まり方に驚きました!

しかも、愛生ちゃんの衣装カッコよくないか??肩出しまであるとかやべえっすよ!
普段のライブと衣装のテイストを変えてくる愛生ちゃん流石だよね~
いきなりダンスフロアへと様変わりしたし、初っ端サビで飛んでいた笑
予想外でもありつつ、衣装やステージが様になっている「ライオコレオグラファー」でした!

さらに、「Cheers!!」が続きます。割れんばかりのクラップと共に、この会場をおしゃれな空間へと染め上げた瞬間でした。
この2曲だけを見ると「Camel Back Hall」が懐かしいぜ!と思った人は少なくないはずです。

MCを挟んだ後は、照明が暗くなって無音の時間が。
すると、ステージ中央に青い照明が灯ったと思うと、印象的なイントロと共に「true blue」が歌われます!これは久しぶり!!

愛生ちゃんは、スローテンポやミディアムテンポの曲をライブで表現して魅せるのが本当に天才なんだよなあ!圧巻でした、、、
(ちなみに「Dill」とか見ていてもそう感じます)

そして、ミトさん提供曲の「銀河ステーション」が続きます!ステージ後方には、星をイメージしたキラキラした舞台装置がセットされます。
立川ステージガーデンは黒やグレーを基調にしたシックな色合いになっている事から、ステージ演出も相まって、2016年の舞浜アンフィに近い感覚で「銀河ステーション」を聴くことが出来たように思いました。
あと、この曲はコード進行的にも銀河の浮遊感を楽しむ曲だと思うんですよね。
常にツボをついてくるというか。
本当にミトさんの名曲っぷりは流石です、、
ライブテーマ・会場内の色合い・ステージ演出の全てが合致した、エモい瞬間となりました。。
銀河を散歩中のTシャツを着ていった自分からすると、まさに歓喜の瞬間です!!
(ここで初めてセトリ予想が当たってホッとしていたw)

さらに、「叶えたまえ」が続きます!
ギターに陽介さんがいるからセトリにいれたと愛生ちゃんがMCで話されていました。
こちらも久しぶりで盛り上がりましたね~!
某ティータイムとは違う"トヨサキロック"を堪能できた!…と言えましょうか。

ここでバンドメンバーの紹介がありました。今回は、あやひーバンドを中心に、お二人とも初めてご一緒される方もいらっしゃるそうです。

ギター:山本陽介さん(ヒヨコ労働組合でもお馴染み)
ベース・バンマス:山田章典さん(「山田~!押忍!」でお馴染みw)
キーボード:野崎洋一さん(心地よいキーボード演奏だった、、)
ドラム:伊吹文裕さん(声優さんのライブは今回が初めてとの事!)
そして…マニピュレータは、「拓様」こと菅原拓さん(寿美菜子さん・夏川椎菜さん・halcaさんの音楽プロデューサー、及びマニピュレータでもお馴染み)

そして、愛生ちゃんパートラストの曲は「一千年の散歩中」
3rd アルバムのラストの曲でもあり、数年前のおからじ(豊崎愛生のおかえりらじお)のエンディングでもありました。
再びキラキラした舞台装置がセットされ、今度は緑に光りました。
「いつもありがとう!これからも、のんびり頑張っていこうね!」…というメッセージが込められていたのかなと(勝手に)解釈していました。

(これも銀河を散歩中Tシャツを着て良かったな~と思えた瞬間。)

ここまでのイメージは、ふと散歩していると緑に輝く宝石を見つけてほっこりしたような、そんなステージ・照明演出だったのかなって思います。

久しぶりの曲が多めで、とても満足感のあるセットリストでした!
愛生ちゃんは表現が神過ぎるなあ・・・と。
愛生ちゃんの歌声にどれだけ元気をいただいた事でしょうか。。

そして…やっぱり、今回の愛生ちゃんパートの自分なりの最適解は「銀河を散歩中Tシャツを着て今回のツーマンライブに参加する事」だと思いました!

愛生ちゃんから「この後やべーのくるよ!」と話があったあと、5年半ぶり(個人的にはがっつりソロライブを観るのは初めて)の高垣彩陽さんが登場されます!!

②高垣彩陽さんパート

ピンクのサイリウムの海に揺れる中、最初に披露されたのはデビューシングル「君のいる場所」
早速きたああ!!!という感じです。場内はボルテージが一気に上がります!
なんか、歌い始めからオーラが違いました。
やっぱり、あやひーは歌が上手すぎるなあ…って思います。

さらに、「トゥインクルクス」作詞のriyaさんのつながりで、2ndシングル「光のフィルメント」も続きます!
独特なriya語、そして、あやひーの神々しい歌声が素晴らしいし、生で聴けて満足です!

MCでは立川にまつわるダジャレの披露も交えつつ、「ミニベストライブのようなセットリストを組みました。」「早速だけど、ここからクライマックスです」等の話があり、期待がさらに高まります!!

あやひーパート3曲目は「愛の陽」
作曲は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン、葬送のフリーレン、鎌倉殿の13人等でお馴染みの人気音楽家・Evan Callさん。
なんと、Evan Callさんは、リリースされた当時はエレガ(Elements Garden)に所属されていました!
ポップスとシンフォニックの両方を書ける方にお願いしたいという想いから楽曲制作に至ったとの事ですが、イントロから壮大で、サビはドラムでメタル曲にありがちなダブルキック奏法(多分)が使われていたり、最後はカデンツァ(ソリストが自由に独唱・独奏をする)もあって、歌う側も演奏する側も難易度が鬼高い1曲に。

2014年のスフィアのライブで初めて聞いた時、あまりの迫力に鳥肌が立ってヤバかったのを覚えています。

イントロが流れた瞬間、膝から崩れかけたし、翼を授けるかのような舞台装置が出てきて、まるでシン〇ォギアを彷彿とされるような演出が、まさに某アーティストさながらのラスボス降臨を想わせてくれました。
当然歌唱は段違いだったし、最後のカデンツァでは目から汗がブワっとあふれてきました、、
久しぶりに生で聴けて嬉しかったです。。感無量です。。

カデンツァの前、誰一人拍手しなかったのは偉い!

さらに続きます!
なんと、「戦記絶唱シンフォギア エンディングメドレー」(ベスト盤に収録)を披露!
「Meteor Light」~「Next Destination」~「Rebirth-day」~「Futurism」の4曲を、作編曲の藤田淳平さんがリミックスされた6分半ノンストップメドレー。

そう!このステージに「クリス」が降臨したのです!!

安心と信頼のエレガサウンド、あやひー(クリス)の圧倒的歌唱と熱をさらに帯びる生バンド演奏が重なり、会場内は大熱狂でありました!!
高まりすぎて、サビではずっと飛んでいたもの笑

4曲もやってくれるなんて神現場や~
…と思いきや、さらに「Lasting Song」がフルコーラスで続きます!!
生で聞くのは初めてだったので、やっと聞けた!という想いと、やっとコールできて嬉しかった!という想いが両方出てきました。

「Lasting Song」は、あやひーが作詞を担当されるも、相当苦労されたとのエピソードがあるそうです。
これでシンフォギア歴代5曲は、何らかの形ですべて回収。

これ、愛の陽からここまでノンストップなんですよ?エグくないっすか?
あやひーの歌唱力の凄さを再確認した瞬間です。
改めて、エレガ藤田さん×あやひーのコンビは素晴らしいな~と思いました。

あやひーパート最後の曲は、ベスト盤発売後まだライブで歌っていなかった「Dear One」です!
作詞をあやひー、作曲を上松範康さん、編曲に藤田淳平さん。つまり、「あやひー×エレガ」の盤石のコラボレーション!
「みんなとの約束だからね。」…こうあやひーは事前に話されていましたが、ついにこの日が来ました。
おそらく、観客みんな「Dear One」の初披露を楽しみにしていた事でしょう。

あやひーのアカペラから始まり、上松節全開のストリングス編成の壮大な音楽、そしてアーティスト活動の想いなどが綴られた歌詞や決意が垣間見えるような旋律、そして、最後はあやひーのアカペラで締める。
…10周年を迎えた想いがこの5分に詰まっていました。超感動です!!

こうして、歌唱が素晴らしくて神々しい歌姫・高垣彩陽さんのパート、及びツーマンライブの本編は終了しました。
圧倒的にギラギラ光ったピンクの宝石が、そこには表現されていました。

③アンコールは、高垣彩陽さん×豊崎愛生さんのコラボ!サプライズも?


アンコールは、ツーマンライブならではのあやひー・愛生ちゃんのコラボパートでした!
「全部歌える曲だよ~」とアナウンスがあった時、特にあやひーは何を歌うのだろうと思いましたが…

アンコール1曲目は「letter writer」
田淵さんのカントリーテイストの曲って珍しいよね~と思いましたが、2013年なんですよね。11年経った今でも色褪せない名曲です!
間奏後やラスサビの合唱ができて嬉しかったし、新緑の季節のごとく、優しい緑に包まれたような感じがします。

そして、2曲目は…なんと「夢のとなり」がきました!!
こんなんイントロが流れた瞬間膝から崩れ落ちるやん!笑
合唱枠を田淵祭りでくるなんて思わないやん!となっていました。
愛生ちゃんとあやひーのそれぞれの優しさを掛け合わせて、私たちは夢のような時間を目の当たりにしていました。間違いなく。。
自然とうるうるするしてしまいました…
ラストの合唱もみんなバッチリ!!
ちなみに、田淵史上最長時間の楽曲らしい(約6分)
セピア色に褪せた絵に光が灯った…という感じです。

3曲目は「トゥインクルクス」だったのですが…
なんと!ここでサプライズゲスト!!
(愛生ちゃんがゲストの呼び込みを噛んじゃって、TAKE2があったりしましたがww)

「トゥインクルクス」作曲者のミトさん(クラムボン)が登場!!

流石にびっくり!!しかも、ベースを弾いてくださるとの事で、予想外の展開に驚きました!!
ミトさんによる楽曲制作エピソード(拓様とのやりとりなど)、けっこうタイトな期間での制作となったとの話がありました。
また、ミトさんから関係者席にいらっしゃったriyaさんを呼ぶ一面も!笑
さらには、ミトさんの話の流れから、愛生ちゃん…いや、平沢唯がマイクを使わず「けいおん!」と言うシーンも!

そして、ミトさんのベースで「トゥインクルクス」披露!!
田淵さんとはまた違ったあらぶり方でベースを弾いているミトさん、めっちゃカッコよかったです!!いや、レアな瞬間に立ち会えて感無量です。。。
あやひー・愛生ちゃんの二人にしか出せないキラッキラな歌唱やバンドサウンドに、こっちまで幸せになりました!
ステージ上の皆さんで、客席内に幸せな魔法をかけていたよね。
私も幸せな魔法にかかりました!笑
多幸感あって、エモさもあって、なんて幸せな良い現場なんだろう…こう思いました。
最後の「riya語」もしっかり歌いました笑

また、二人が背中合わせにして歌っていたり、最後手を繋いで歌ったりと、印象的なシーンが沢山あって素敵でした!!

ちなみに、トゥインクルクスは6月にCD発売するとのこと!
カップリングは、お互いの曲を1曲ずつデュエット。楽しみに待ちたいです!!

ここで終わりと思いきや、もう1曲あるとの事!アンコール4曲は豪華!!
最後は「春風 SHUN PU」をコラボで披露!
ステージ上には、下手側にピンク、上手側に緑が並ぶ照明演出。
もちろん、ピンクと緑の宝石がキラッキラに輝いているよという意味かと思うけど、どこかホッとするようにもわくわくするようにも見えて。

桜が咲いて(ピンク)、春風(はるかぜ)と共に桜が散って、次は新緑の季節がやってくる(緑)・・・
「4月」という時期を考えると、桜から新緑に移り変わりも表現していたのかな…と思ったりしていました。
なんでピンク⇒緑の並びなんだろうと考えると、このような考えに行きついてしまいました笑(←この言い回しが本記事最大の怪文書かとw)

「春風」は、愛生ちゃんのライブではお馴染みの合唱曲。この曲にも幸せの魔法がかかっているようにも思いました。
ラストの合唱もみんな息ピッタリで、最後までみんなで幸せ空間を作り上げることが出来ました。

3.終演・おわりに

こうして、約2時間15分によるあやあきツーマンは幕を閉じました。

愛生ちゃんは久しぶりの曲多め、あやひーはミニベストライブ、コラボ曲で田淵祭り・ミトさんゲスト・春風〆…という大満足のライブとなりました!
(事前のセトリ予想は、愛生ちゃんはほぼハズレ、あやひーはほぼ当たりという結果でしたw)

今回はマジで良い現場だったので、参加して心から良かったなあ…と思いました!!

表現力や歌唱力が神がかっていて、キラッキラでエモい景色を魅せて下さった高垣さん・豊崎さんの二人に拍手喝采です!!!

今回のツーマンライブを開催してくださり、ありがとうございました!!
全ての関係者の皆様、参加された皆様、大変お疲れさまでした!!

そして、怪文書満載でしたが、最後までお読みくださりありがとうございました!!

サクッと書くと言いながら、ふと気付けば字数が約7000字でした笑
これでnoteの連続投稿記録が7ヶ月に伸びました。ふぅー、間に合った笑[完]





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