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無理なく売れていく!最強の『ゆるぼ』必読マニュアル

はじめに

自分らしい集客を実践することで、無理なくラクに成果をだすことを伝えている、自分らしさ発掘家の松井創です。

20 年以上前からインターネットを使った情報発信を続けており、個人事業主としてスタートアップした方の社外広報と して、ペライチという簡単に作れる1枚もののWebサイト(ランディングページ)制作や、 動画や LIVE 配信を活用したプロモーション、そして電子書籍出版のサポートをしています。

また、イベント・セミナーの集客請負人としてのお仕事もしています。

たった1つの投稿で、大きな集客効果を上げることも可能にしてしまうのが、『ゆるぼ』 という方法です。

数年前のコロナ禍においては、リアルのイベントはほとんど開催されず、オンラインイベン トであったり、オンラインセミナーが開催の中心となった時期もありましたが、

『ゆるぼ』 はリアル開催、オンライン開催に関わりなく成果を出せることが検証されてきました。

例えば、コロナ前には、毎年京都ロームシアターにて開催されていた「セミコングランプ リというイベントがあります。

出場者が、自分の人生経験からオリジナルノウハウを作り 上げ、10 分セミナーの形で発表するというもので、グランプリは全国の地方大会、ブロ ック大会を勝ち上がってきた 7 名の決戦の場となる全国大会です。

この大会において、過去3年間、リアル開催700名を満員御礼にしてきました。さらに、 2021 年コロナ禍において開催された、初の有料オンライン開催においても 700 席の満 員御礼となりました。

この背景には、サポートスタッフのお一人お一人に『ゆるぼ』を伝えて実践していただい た、という事実があります。

70 名もスタッフがいれば、発信が得意な人もいれば、 Facebook をはじめとする SNS の投稿を普段はほとんどしていないという人もいますが、 正しいプロセスを踏んで実践していくなら、だれでも成果を出せるということが証明され ました。

このマニュアルでお伝えする内容を、実践していただくことで、自分らしい集客を実践してビジネスを伸ばしていく助けになれば幸いです。

どうすれば必要な人のもとに必要な商品を届けられるのか

マーケティングについて学んでいくと、必ずと言っていいほど出てくるのが
“ドリルと穴”の話です。

お客様はドリルを買いたいのではなく、穴を開けるという価値を買っているということです。

何に使いたいの?

この話には続きがあります。

穴を開けるには“目的”があるはずです。穴を開けるというのは、あくまで手段や目標に過ぎず、その先に●●したいがあるはずです。

誰が何の目的のためにドリルを買いにくるのか?

建築職人さんであれば、現場で家を作る材料を組み合わせていくために、ボルトを通す穴を開ける。

仕事で使うから、毎日のハードな業務使用に耐えうるようなものが必要でしょう。

日曜大工のお父さんであれば、趣味で自宅をDIYしていて、ウッドデッキを作るために穴を開ける必要がでてきたかもしれません。

趣味で使っているけど本格派で職人さんが持っているようなドリルが欲しいと思うかもしれませんし、週末しか使わないので“まともな”ドリルであれば
充分と考えているかもしれません。

あるいは

夏休みの宿題で木工作品を作りたい小学生とパパであれば、
ずっと必要なわけでなく、その日必要なだけなので、ホームセンターのレンタル品でいいかもしれません。

さらに、そのドリルが持っている特長や特性を考えてみると、

タフでハードな使用に耐えられる
回転スピードが速い
防水性能がある
充電が長持ちする
非常に軽い

などなどあります。

ちょっと整理してみましょう。

ドリル・・ 手段を叶えるためのツール
穴を開ける・・ 目的のために必要な手段
〇〇を作りたい、したい・・ お客様の目的

ドリルの特性・・ お客様の得られるメリット
それで何がいいの?・・ お客様の得られるベネフィット

例えば、回転数が速いけど、長時間の使用に耐えるタフなドリル
であれば

速いということは、作業が速くできるということ
どんどん仕事がはかどる

というのが、お客様のベネフィットです。

仕事で使う職人さんであれば、段取り良く仕事がはかどっていくのは
魅力的なベネフィットかもしれませんが、

日曜大工を楽しむお父さんにとっては、そこまで作業が速くできることが
魅力とはならないかもしれません。

しかし、夏休みの宿題である木工を子どもと一緒につくるパパであれば、
なんとか1日で仕上げてしまいたいので、作業スピードが速いというのは
魅力的に感じるかもしれません。



一言でドリルを売るといっても、
誰が、どんな目的で、何をしたいから、どのようなものを求めている

これが明確になっていないと、必要な人に必要なモノを提案することができません。


いきなり絞らずゆるく声をかけてリサーチする

毎日の仕事でガンガン使いたい職人さんから、ちょっとした作業を楽しみたい女性まで、誰もが使いやすいドリル

というものがあるとします。

ありとあらゆる“メリット”が盛り込まれている、万能ドリルのように思えるかもしれません。売れそうですか?

実は“誰にでも”マッチしそうな商品て“誰にも売れない。
という現実があります。

まさに
帯に短し、タスキに長し
となってしまう、落とし穴があるんです。

なので、自分が届けたい相手を絞り込むのは、非常に大事なのですが

もう1つの落とし穴が、いきなりガチガチに絞り込んで声をかけてしまうことです。

水に濡れることもある現場で作業する〇〇業の職人さん

みたいに、ピンポイントで絞りすぎると
市場における母数が少なすぎて、必要としている人がたどり着けない
ということも出てきます。

このバランスを上手にとることができるのが、今回お伝えする
「ゆるぼ」というやり方です。

「ゆるぼ」と「ガチぼ」

「ゆるぼ」という言葉を聞いたり見たりしたことはあるでしょうか?

直接的な意味としては「ゆるい募集」の省略として、Twitter を中心として拡がっ た言葉ですが、現在では、この指とまれ的なゆるい募集をして集客する手法その ものを指して使われるようになっているようです。

「ゆるぼ」というのは、単なるテクニックだけでなく、本質を理解して実践しな いと成果が出ない手法でもあります。

ガチぼとマーケティング


まず、ゆるぼと対比になっているのが「がちぼ」です。 「ガチな募集」という意味ですね。 何がガチなのかというと、企画の詳細を明記して明らかに募集しているから ガ チ募集 なんです。

最初に決めておく必要があることは何でしょう。
それは、マーケティング 11 項目というものです。

①誰が
②なぜ
③何を
④誰に提供する
⑤誰のために ⑥誰と
⑦いつからいつまで
⑧どのように
⑨いくらで
⑩いくつ
⑪どこで

柳生雄寛著『決める技術

例えば『ゆるめる・ゆるまる座談会』という企画の場合であれば
こんな感じです。

①松井創(主催者)が
②身体や心をゆるめることで自分らしく生きる人を爆増させるため
③ゆるめるをテーマにした座談会を
④座談会参加者に
⑤無理せず上手くいく生き方に関心ある人たちのため
⑥ゆるめることを仕事にしている専門家たちと
⑦2024年3月5日 5:30-6:30
⑧Zoomを使ったオンラインミーティング形式で
⑨無料
⑩定員10名
⑪Facebookイベントとして告知

といった感じです。

これをもとに作られたのが、このイベント告知です。


「ゆるぼ」と勘違いしがちなこと

ちまたに投稿されている、多くの投稿の中で、本当に多いと感じているのが、

「ゆるぼ」のつもりで投稿しているのだと思うけど、残念ながら、それが、 「がちぼ」ですよ、というパターンです。

ちなみに前述の企画を「ゆるぼ」と勘違いした「がちぼ」するとこうなります。

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身体や心をゆるめて人生ラクに上手くいくことに興味がある人向けに
ゆるめることを仕事にしている専門家たちとの座談会 を
3/5に開催しますが、興味ある人いますか?

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間違いポイント わかりますか?

この続きで、上記の「ゆるぼ」風が、なぜ成果が出ない投稿になるのか、
さらに、「ゆるぼ」投稿を作るポイント、「ゆるぼ」で本当に成果を出すための“アフターゆるぼ”について、詳しく解説していきます。

反応がとれる「ゆるぼ」には秘訣がある

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