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コロナウイルス感染記

転んでもただでは起きないが、私のモットー。せっかく初めてコロナウィルスに感染しましたのでそれを記録に残します。とはいえ、火曜日の朝発症して今日は金曜日ですので、記憶に頼る部分もあります。感染源がわかっていませんので、個人が特定されない範囲で行動記録も残しておきます。

ちなみに、勝手な定義のもとで濃厚接触の可能性について書くのもどうかと思いましたのでこちらを参考にします。(ちなみに、5類になってからは”農耕接触者”という扱いがなくなったようです)
自分がどのあたりで感染したのかを理解したくなった、それだけです。恨みはありません。あるとしたら、誰かにうつしているとしたら申し訳ない、その方とどの時点で行動が重なったか、から言われている”発症の前2日から後5日に菌をばらまく”について確認しておきたいです。

濃厚接触者とは、陽性となった人と一定の期間に接触があった人をいいます。ここでいう一定の期間は、症状のある人では症状出現から2日前、症状のない人では検体採取時から2日前の期間です。
 この期間に、以下の条件に当てはまる人を濃厚接触者といいます。
・陽性者と同居している人
・陽性者と長時間接触した人(車内、航空機内などを含む。機内は国際線では陽性者の前後2列以内の列に搭乗していた人、国内線では周囲2m以内に搭乗していた人が原則)
・適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた人
・陽性者の気道分泌液や体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高い人
マスクなしで陽性者と1m以内で15分以上接触があった人

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202109_00005.html

発症-5日(2023/8/17)

人間ドック。自家用車で向かったので病院以外(公共交通機関)での人との接触はなかったような。
通常、マスクをすることはなくなっているのですが、院内は今でもマスク着用。マスクを外したのは、胃カメラ(経鼻)のみ。どうも、鼻の奥が胃カメラで傷ついたのが関係してるのではないか?というのが私の説。
もちろんカメラ自体は消毒されていると思うのですが、麻酔が切れると鼻の奥が痛い。花の奥自体は粘膜ですので菌がくっついてもきっと洗い流されるのだと思いますが。
昼食何食べたっけ?思い出しました。うおxxxxというお店で八角の塩焼きを食べたのでした。う、うまい!また来よう!


夕食はカードの利用記録を見ると、コンビニで何か買って自宅でさみしく食べたようです。まぁ、いろいろ事情があります。

濃厚接触の可能性のある人

夫→8/22の時点で異変なしが確認できています。

発症-4日(2023/8/18)

この日は前日気が付いたのですが、診察日の予定でした。人間ドックを受けて以降、病名がどんどん増えていきます。経過観察も含め。
尿酸値を下げるための薬、中性脂肪を下げるための薬を処方されており3か月に一度診察を受ける必要があります。
9:30からの診察だったので普段よりゆっくりしていたら、8:30頃電話がかかってきて、主治医がコロナに感染したので診察は延期したいと。えー?病院の医師でもかかるんだ、って思いました。それから急いで支度して出勤しました。出勤したらリモートミーティングに参加しました。リモートなので在宅勤務でもよかったのですが、会社に取りに行きたいものがあったということと、やはり仕事はオフィスのほうがしやすいので。
昼食は、同僚と一緒に取りました。メニューはなんだったかな?忘れました。食堂の黙食期限は終了しましたのでおしゃべりしながらいただきます。
夕食ですが昨日と同じ店でいただこうと思いましたが、このお店は9時閉店ということで行きつけの居酒屋に行きました。店内は店主以外全員マスクなしでしたが、1m以内に人はいなかったはずです。めちゃめちゃ込んでいましたが。ここは手作り料理の店で、すべて絶品です。刺身は絶対欠かせません。今回は、刺身の盛り合わせに加えい、タコのから揚げ、生トウモロコシの天ぷらなどをいただきました。

生トウモロコシの天ぷら。すでに一つ食べちゃっています。

濃厚接触の可能性のある人

昼食を一緒に取った同僚、夫

発症-3日(2023/8/19)

この日は、朝は英会話に行きました。英会話までは夫に車で送ってもらいました。10分程度です。英会話は、当然マスクなしです。45分間のクラスです。何を話したかなぁ。働き方改革の功罪についてだったと思います。

以前、時間外勤務禁止にしませんか?と上司に提案しました。まぁ、これって極論であるとわかっていて提案したわけです。多分、2020年頃のことでした。コロナ禍であまりこの時点では関係なくなっていたかもしれません。

ある女性曰く、自分が働きづらい理由として、男性は残業できても女性は子供を迎えに行くために早く帰らなければならない、そうなったときに上司はどちらを選ぶでしょうか?と。同じ能力だとして(なんてことはないのですが)柔軟に働いてくれる人(多くは男性)と、時間的柔軟性に欠ける人(多くは女性)、私だって急なトラブルにも対応してくれる人を選びます。ま、トラブルは別かもしれませんが。

これが起こってしまうのは、時間外勤務というのが認められているからだろうということで、時間外勤務の取りやめを提案しました。

ただし、懸念もありました。
私はここだけの話、めっちゃバリバリ時間無視して働いてきた人です。(ブラックではないです、ちゃんと報酬は得ています)
仕事に納得いかない時、例えば信号処理プログラムが動かない(プログラムは設計通りに動くもので、アルゴリズムかソースのいずれかに問題があるはずです)、システムが一日に一度バグる(static変数の初期化漏れが原因でした)、PLLが異常発振する、温度試験で発信停止するなど様々な事例があり、それに向き合っていると、17時です、帰りましょう!は受け入れられませんでした。まあ、当時はそんな文化もなかったのですが。

バリバリやってきたから今がある、と思っています。今やこの考えは通用しないかなとも思いますが。若い時に、思いっきりやって失敗も成功も経験するという機会をライフワークバランスという言葉で消し去ってほしくないと思っています。

上司への提案の結果?は、”そんなのできるわけないじゃん!理想的にはそうかもしれないけど、そんな簡単にできるものじゃないんだよ”の一喝でした。まあ、そうだろうな。この方には勝てないのです。いつものごとくぼっこぼこにやられました。ま、私にこうやって反対意見をもって打ちのめしてくれるのはほかにいませんのでありがたいことです。(この時点で若い人には受け入れられないかも)

そして、2023年どうなっているか、というと”働き方改革です!時間外勤務に頼る働き方はやめましょう!”となっています。同じ方の口から出たとは思えませんが、いろんな刺激があって考え方が変わったのでしょう。
もちろん、一斉に時間外勤務が0になったわけではないです。カスタマサポートとか、深夜でもお客様のサポートが必要な方もいますので。
気にしているのは、今頑張りたい!という人が思いっきりやれる環境が失われていることです。多様性を受け入れ、生かすためには、少数かもしれないばりばりやりたい人も輝けることが大事かと思います。

あ、話が長くなりました。

他に行ったところとして、ハムフェアがあります。ビックサイトでの開催です。途中、公共交通機関を利用しました。マスクなしで1m以内で15分以上の接触って多くない?しゃべらなくても”接触”扱いになるんだっけ?
現地では同じ会社の人たち(出展者)と話をしましたが15分以上話をしたことはないかな。帰りは途中まで車内で同僚と話をしました。時間にして11分。その前は屋外で駅までの移動中話をしていたのでそれも含めると20分ほどでしょうか?

夕食はまたもや残念なコンビニ食です。コンビニで適当なつまみとチューハイを買っていただきます。いろいろあるんです。

夜は、麦茶さんのライブを聞いて過ごしました。実はこの時点でちょっと弱っていた気がします。いつもならPCだと画面が小さいのでテレビに大写しにしてPCも横に並べてコメントをガンガン書きながら楽しませていただいているのですが、この日はなぜだか身が入りませんでした。眠くてかったるくてしょうがなかったのです。

濃厚接触の可能性のある人

夫、英会話講師Mさん、同僚Mさん→ご両名、8/26の時点で異変なしが確認できています。

発症-2日(2023/8/20)

この日は朝から親業訓練協会の講座(自己実現のための人間関係講座)を受講しに行きました。会社で受けたコンピテンシーアセスメントの中で、自己評価と他己評価を比べてみるというのがありました。圧倒的に他己評価が低かった”受容性”は自己評価では高得点にしていたところでしたのでショックでした。周りにそれを相談すると、”知らなかったの?”とのこと。皆さん知ってたのに私に隠してた!ではなく、どうせ言っても聞かないでしょ、ってことで放置していたとのこと。”私の人生私が主役”って当たり前でしょ?と思っているのですが、必ずしもそうでない、遠慮して生きている人(特に女性?)が多いらしいです。どちらかというと、私の場合はかなり自己中が過ぎるようで、”相手も自分も生かす”がテーマのようです。

こう見えても、悩みが多くうまくいかないこともたくさんあります。特に人間関係かな。あまり興味なかったし。粗末にしてきたので痛い目にあっています。

講座に通っているのは、

  • 学び続けたいから(上を向いていないと窒息しちゃう)

  • 心理的安全性が担保された環境で話せる、傾聴能力を高める

  • 自己を認識する

  • 講師とほかの受講者の方と時間を共有することの心地よさ

というような理由があります。今はこうやって落ち着いて文字にできますが、2年前は藁にもすがりたい気持ちで参加しました。この場では、現在の状況ではこれ以上書きませんし、親業についてはNDA相当の約束事がありますのでもしご興味あればDMでお願いします。

傾聴、癒しは現代の”サーバントリーダーシップ”でも重要視されるものですよね。

午後からIKEAに行きました。夫がパソコンルーム(半分、私の3DPルーム)にエアコンを取り付けるために模様替えをしました。なので、ラックを新調して、積みあがっている3DPのための材料、器具を収納し部屋を片付けようというものです。きたなくなるのは時間の問題だと思いますが。

どうしてもIKEAにこの日に行きたいと思った理由の一つに、IKEAでやっていたザリガニフェアの最終日であったためです。最終日だからないかも?の不安を吹き飛ばしてくれました。4匹で660円(確か)だったので本国より安いです。20年ほど前にFinlandでいただいたときには5ユーロ/匹でしたので。

IKEAでは濃厚接触にあたる人はいません。夫の考えでは、IKEAにいた感染者が触ったものを私が触って顔でも触ったのでは?ということらしいです。子ども扱い!、まさに子供と同じなので否定できませんが、発症時期からすると、きっともっと前に保菌したと思います。

濃厚接触の可能性のある人

夫、講座の講師、参加者Hさん→3人とも8/24の時点で異変なしが確認できています。

発症-1日(2023/8/21)

この日は出社しました。リモート会議と通常業務と面談1件。
昼食はいつも同僚といただきました。

濃厚接触の可能性のある人

昼食を一緒に取った同僚、夫→2人とも8/25の時点で異変なしが確認できています。

発症-当日(2023/8/22)

寝ているときからやたらと鼻が詰まって息苦しかったです。風邪を引いたわけではなさそうですが。私は風邪をひくといつも鼻から来ます。
起床時間まで何度も鼻がぐずぐずしながら寝れない夜を過ごし、朝何やら違和感を感じました。体が熱いのです。それで体温計で体温を測ると、38.7℃!おーっ!記憶している中で最高値!
そして体温計がスマホ連携タイプだったので連携させようとすると、説明書の内容が頭に入ってこない。この感覚は、ワクチンの副作用と同じ感覚です。まさか、と思って夫に相談すると、抗原検査をしなさいとのこと。はい、たくさん買わせていただきましたので。研究用も、県で指定されているものも、ハイ!で、唾液を採って20分後の結果がこちら。
ちなみに、Cが出なければテスト不良。Cだけなら陰性。CとTに線が現れれば陽性。うっすらTに線が.…夫に、これってお目こぼしあり?と聞くと、”明らかに陽性、子供(娘)の時には全く反応なかった”ってことで。

そのあと、同僚にメールで連絡を取り(といっても、プライベートメールから名前も書かずに連絡したことから不審がられていました、すみません!)
メールを送った後は、ダウンし、たまに喉が渇いてお茶をがぶ飲みし、トイレに行きを繰り返しながら体温が下がるのを待ちました。

ワクチンの副反応は実は1度しかありませんでした。1回目の時に、体温が37℃まで上がり、頭が働かなかったのです。
その日は、大事をとってお休みをいただき、ちょうどその3日前に届いたPrusa Mini+を組み立て、立ち上げました。だるいのでベッドの上で組み立て、取説を読んでいるつもりで理解力が超低下しているので何度も間違え、電源を入れたらキャリブレーションが始まるのですが、取り付け方が間違っていて(というか、取説もいまいちだと思いました)軸が動くとエクストルーダがガツンガツンとどこかにぶつかって壊れるかと思いました。
ぶつかったので電源入れなおして初めから説明書を見直して、間違いに気が付き修正して、ファームウエアをアップデートしようとしていたところ、途中で適当に取りつけていた電源コネクタが抜け、アップデート不能になって、働かない頭でどうしたらよいかを考え、途方に暮れ、考えても答えがないことに気が付き調べると強制的にUSB内のファームで立ち上げるモードがあることに気が付き事なきを得ました。
その時の感覚がよみがえってきました。

結局その日は、熱が38℃以下には下がらず、頭が働くことは全くなく、意欲もわかず、ほとんど横になって過ごしました。朝は食欲なく、昼も何を食べたのか食べてないかも覚えていません。夫は濃厚接触者扱いとなり、私に食料を用意してくれます。その代わり、私はばい菌扱いとなり、廊下側で接触が許されるのは自部屋とトイレ以外のノブのみです。あとのものを触ろうとするだけで(洗面所の蛇口とか)消毒をしたのか?と怒られ、2Fのトイレには”母専用!”張り紙が貼られ、軟禁状態という感じでした。
まだ火曜日の時点は味覚があったことを記憶していますので、何か食べたのだと思いますがまったく記憶にございません!です。記憶に残らないのは、コロナだからではなく単なる過労によるものかもしれません。

濃厚接触の可能性のある人

夫→8/22の時点で異変なしが確認できています。

発症+1日(2023/8/23)

この前日から、夫の顔しか見ていません。何食べる?との御用伺い以外の会話はありません。この日は比較的調子が良かった気がします。で、調子が良くなると欲が出ます。転んでもただでは起きるな!ということで、Vtuberになろうと思いYoutubeでいろいろ調べてみて、必要なツールをインストールしました。やりたいこととしては、Youtubeにたまに動画をあげるのですが、ナレーションを入れたりするのですが顔出ししないのでVtuber仕立てにできればと思ったまでです。
この日は、比較的元気だった(<38℃)のでいろいろやってみたくなっちゃいました。結局、OBSにキャラは取り込めたのですが、Fusion360の画面が取り込めなかったりしてあきらめちゃいました。やっぱり、健康って大事だと思います。気力が全く違います。前日は気力の前に思考が停止していましたのでそれに比べたらよっぽどましです。しかしながら、今考えると頭が発散して、気分の良い時にHiになってしまっていただけのようです。
この日は甘みを感じなくなっていました。

不思議な病人職

濃厚接触の可能性のある人

不在

発症+2日(2023/8/24)

この日は午前中はまだ調子が良く、たまったメールに目を通したりしていました。午後は会議にリモート参加しました。途中で眠くなるわ、なんでこんなに長いの?それ議論の意味ある?ってめちゃくちゃイライラしていました。この会議の後半から熱があがり、そのままダウンしました。今(10/20)覚えているのはそのぐらいです。あと、味覚がかなりおかしくなっていました。この日はたしか、酸味と苦みしか感じませんでした。
発熱し、ぼーっとなった頭で見始めたのは(大変失礼)オトコ中村さんの動画です。発酵食品を手作りされたり、鴨川のほとりで採取された植物を使った料理などを紹介されています。これは、治ったら絶対やりたい!と思いました。


濃厚接触の可能性のある人

不在

発症+3日(2023/8/25)

この日はだいぶ回復してきたので、リモートで会議に出席しました。PCルームへの入室も厳禁となっており、3DPrinterと戯れることもできません。なので、仕事をしていました。熱もないし、自宅から会議に参加はできます。残りの時間はYoutubeを見て過ごしました。(一応、休暇中)この日でオトコ中村さんの動画を見つくしました。

近所の喫茶店のランチ。病人職とは思えないボリューム
夕食を夫が作ってくれました。

濃厚接触の可能性のある人

不在

発症+4日(2023/8/26)

土曜日でした。熱は回復していたのでが、この日も3D Printerに触ることもできず、Youtubeをずっと見ていた記憶があります。オトコ中村さんの動画はほとんど見つくしてしまっていたところ(とはいえ、高熱の中でしたので記憶は定かではない)、こちらの動画を見つけました。フィラメントを草木染してみたいと思いました。

体調はほぼ元に戻ったものの、味覚障害はピークに来ており、ほとんど味がわかりません。この時には苦みしかわからない状態でした。なので、あまり食欲がわかず、お茶漬けをリクエストしました。

朝食
昼食。あっさりしたものをお願いしたらすごい量が届きました

夕食はまさかのマーボ豆腐でした。マーボ豆腐はさすがにしたがしびれましたがそれ以外の味を感じることはありませんでした。

夕食。あっさりしたものをリクエストしたら、
あっさりしていたのはふろふき豆腐と漬物だけでした

濃厚接触の可能性のある人

不在

発症+5日(2023/8/27)

発熱6日目(一日目を0と数えて)です。明日から出社できます。ということで、この日はYoutubeを見たり、メールをチェックしたりしてゆっくり過ごしました。
この日には、味覚障害はちょっと和らいでいましたが、さすがにお刺身の味はわかりませんでした。

出社前夜の豪華な晩餐

濃厚接触の可能性のある人

不在


最後の考察、感想

自分がコロナに感染することはないと思っていましたし、感染源はいまだに不明です。感じたことは(革新ではないですが)、コロナワクチンの副反応が強めに出ること、弱いところをやられるということです。これは、後日夫が感染した時にも、かなりの発熱(私と比較して、コロナワクチンの副反応が強く出ました)があったこと、朝からのどが痛い、風邪を引いた(夫はのどが弱いのです)と言っていたことからもそう確信しました。(真実はわかりません)
つらい時間だったのは確かですが、まぁ、一度経験しておいてよかったかもしれません。つらい人の気持ちもわかりますし。ということにしておきます。ご迷惑をおかけした、職場の皆様には申し訳ない、食事を作ってくれた夫に感謝です。


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