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食事(離乳食や授乳量など)と子どもの睡眠について


睡眠コンサルテーション(見習い中です)をする中で、離乳食の進み具合(何回食か等)やどのようなものを食べているか、授乳回数や量はどのくらいか?などの質問をさせてもらうことがあります。

それは、食事が子どもの睡眠に影響があるからです。

どう影響するかと言うと、以下2つです。

①お腹が空いて夜中に起きる
②睡眠を妨げる食材を夕食や寝る前に摂取し、寝つきが悪い
(もっと言うと、睡眠にいい影響を与える食事もある)

今日は①についてのお話を、②については、また別の記事で書きたいと思います。

そもそもお腹が空いているかどうかわからない

そもそも言葉が喋れない赤ちゃん・子どもがお腹が空いているかどうかってわからないですよね。(そう言えば、だんだん赤ちゃんが何を求めているかわかるようになりますよーと以前言われたことがありましたが、私はいつまで経っても全然わかりませんでした。笑)

日中は、だいたい直前の授乳や食事からどのくらい時間が経っているかなどを見て、そろそろお腹空いているかな?って判断していると思います。

では夜間の場合はと言うと、睡眠の土台(以下のサイトマップの記事内から睡眠の土台について見れます)が整っていて、寝かしつけの癖(抱っこして寝入ってから寝床においている、授乳して寝落ちしてから寝床に置いているなど)がなく、体調面も問題ない。それでも夜中起きている場合、もしかしてお腹が空いて起きてしまっているかも?と考えられると思います。

ちなみに成長や発達が順調であれば生後6ヶ月くらいで約8時間、9−10ヶ月で10時間寝てくれる子も出てきます。例えば6ヶ月の子の場合、19:00に就寝して8時間でもまだ3時です。この時間に起きたらお腹は空いていると思います。

お腹が空いて夜中に起きる、改善策は?

□離乳食を進めて行きましょう
□寝る直前の授乳はたっぷりと、を意識する

ちなみに、2018年にロンドン大学の研究者が発表した論文では、離乳食を早く始めたほうが赤ちゃんが寝つきやすいという結果が出ているそうです。

日本では離乳食開始は5−6ヶ月からと言われていますので、体調面などで懸念がなければ離乳食は早く進めて行った方が睡眠にも良い影響を与えます。

離乳食開始と便秘

ちなみに離乳食を開始すると便秘になった!と言う話たまに聞きますよね。

便秘になると逆に睡眠に影響を与えてしまうこともあります。
もし離乳食を開始して便秘になった場合、そのまま放置せず、小児科に相談してくださいね。

治療として、薬を処方されたり、食事のアドバイスをしていただけると思います。

そして、食事面でアプローチするには、各自治体の保健センター(自治体などによって名称は違うかもしれません)に相談して見るのも良いかもしれません。


とても簡単な記事になりましたが、少しでも悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。







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