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妊活の準備をしようかなと思ったりなどしている

何事も準備が1番大切だよね。
と思って、妊活を開始するのはまだ先だけれど、準備として知識だけでも持っておこうかなと思い、最近少し勉強を始めた。

勉強というと大げさなのだけれど、私も夫も30代で、お互いに初めての妊活ということもあり、上手くいかないこともあるだろうし想像しなかったようなことが起こる可能性もゼロではない。
なので、知識だけでも備えていると少しは安心かなという、自分の精神衛生上の都合で調べ物をしている。

まあ、最低限の知識というか、もしかしたらみんなとっくに知っているようなことを今更調べているのかもしれないのだけれど。
高度なことはとりあえず置いておいて、基礎知識だけ検索してまとめてみることとする。
おおよそ自分のための備忘録だけれど、男の人にでもわかりやすく書くつもりだから、何かの参考になれば幸いです。

ではでは、本題に入る。

■妊娠周期の数え方

まず大前提なのだけれど、妊娠週数は最終月経開始日を0日(0週目、1ヵ月目)として数えるのね。
つまり、排卵日ぴったりに行為(受精)があったとすると、行為をした日の時点で妊娠14日目(2週目、1か月目)ということになる。あ、生理周期は一般的とされている28日で計算してるよ。
行為(受精)の日=0日目、ということではないから、注意しようね。

で、大体妊娠21日目(3週目、1か月目)で着床が完了して、そこから受精卵が人の形に育ち始めるらしい。
そして、妊娠28日目(4週目、2か月目)が一応月経開始の予定日になるはずなのだけれど、妊娠している場合は月経が来ないと。そこで初めて妊娠検査薬を使って、陽性が出た!って妊娠に気付いて受診するんだね。
つまり、妊娠が発覚した時点で、「おめでとうございます。2か月目ですね」となるわけだ。

https://www.babycome.ne.jp/ja/より引用


■妊活期間中(妊娠前~妊娠3週目)

いわゆる妊活中の人は、みんなこの期間に該当する。
妊娠しよう!って思ってから、妊娠が発覚するまでの期間だね。

この期間にできることは、いわゆる民間療法を除くと、基本的には下記の2つになると思う。
・排卵日を正確に知って、行為をすること
・妊娠時に必要な栄養素をしっかりと摂取しておくこと

まずは排卵日の調べ方なのだけれど、一番お手軽なのは基礎体温を調べることかな。毎朝起床時に、体温を測定して記録する。
体温は、月経周期が28日の人だと、月経開始日から14日後に排卵があり、体温が1℃くらい上昇する→月経開始日に体温が1℃ほど下がる、というふうな感じで繰り返し上下しているよ。
つまり、基礎体温が急に上がった!っていう日が排卵日ってことだね。
これを何か月か継続して記録しておけば、自分の排卵日が大体月経開始日から数えて何日後か、っていうのが統計として判断できると思う。
それでわかりづらければ、排卵検査薬(機械に尿をかけるだけ、排卵日前後に7日間くらい連続して毎日測定する)を使うのもありだね。

あとは、妊娠のしやすさには直接影響はしないけれど、妊娠した時のために、妊娠に必要な栄養素をしっかりと摂っておくのが重要だね。
よく言われているのが、葉酸。
葉酸は赤ちゃんの神経系ができ始める妊娠初期にたくさんの量が必要なのだけれど、上でも述べた通り、妊娠って気付いた時にはもう2ヶ月目だったりするのね。
だから、葉酸だけは、妊娠発覚時に飲み始めても、少し遅い。
推奨されているのは、「妊娠の1か月以上前から」「普段の食事に加えて、サプリメント等で400μg程度」を摂取すること。
つまり、妊活を始めようかな~って思ったら、実際に行為をする1~2ヵ月前には葉酸サプリを飲み始めた方がいいってことだね。
葉酸サプリは、よく1回で400μg摂取できるものがあるから、別に高いものじゃなくていいから飲んでおくほうが良い。

妊活中にできる特別なことといえば、それくらいかな。
バランスのいい食事や適度な運動みたいな、妊活中じゃなくてもしたほうがいいことに関しては触れていないけれど、そういうふうな規則正しい・健康的な生活ももちろん心掛けているといいね。
ああ、お酒と煙草も控えようね。妊活中から授乳が終わるまでの期間はずっと、少し長いけれど、お酒も煙草もダメだよ。
あとはできればカフェインも控えめにしておこう。妊娠中のカフェインの上限量は200mg(コーヒーで2杯分くらい)程度だから、コーヒーなら飲むのは多くても1日1杯。可能ならばノンカフェインの飲料がいいね。

あとはそれに加えて、(科学的な効果が立証されていないにしろ)自分が安心・満足できるような、妊活に良いとされている民間療法なんかも試してみるのが良いのではないでしょうか。

■妊娠初期(妊娠4週目~妊娠15週目)

この期間は、まだ安定期に入っていない、ちょっと不安定で過敏な時期だね。
妊婦のうちの10人に1人くらいは、この期間で流産してしまうこともある。言いづらいのだけれど、これはものすごーく低い確率ってわけではないから、安定期に入るまでは、旦那さんとかは妊娠をあまり多くの人に(喜びのニュアンスでは)伝えないでおくほうがいいかもしれない。
もちろんそれは個人の判断なのだけれど、何かあったときに一番傷付くのは、おそらく、妊婦本人だからね。

この期間のうちの前半、つまり妊娠4週目~7週目は絶対過敏期といって、胎児の体の重要な期間ができ始める時期だから、基本的には薬やサプリメントは控えた方がいいね。
その後の8~15週目は相対過敏期といって、絶対過敏期ほど過敏ではないのだけれど、やっぱり基本的には薬は控えた方がいいかな。

あとは、この期間はおそらく、つわりが一番ひどい時期だね。
吐き気と嘔吐がひどいせいで食事どころじゃないかもしれないけれど、食べられるときに食べられる量を、頑張って食べていくしかないね。
空腹と満腹はなるべく避けるようにして、この時ばかりは食事バランスとかは崩れても仕方がないから、とにかく定期的に食事は摂っていこう。

この期間も、葉酸はサプリメントで毎日400μgは摂取しようね。
チュアブルタイプ(噛んで飲み込むタブレット状のもの)で風味がついてるようなサプリメントもあるから、飲みやすいもので毎日続けていくと良い。

■妊娠中期(妊娠16週目~妊娠27週)

ここまできてようやく、安定期です。
妊娠22週目くらいまでは流産のリスクもなくはないのだけれど、妊娠初期に比べると大分安心かな。妊娠23週目以降は、早産の可能性が出てくるね。

この期間はお腹も膨らみ始めて、体重も増えてきて、つわりも落ち着いてきてご飯も食べられるようになってくる頃じゃないかな。
基本的に生モノは避けて、あとはバランスのいい食事を心がけよう。食べたいけど食べていいのかな?っていうものがあれば、食べる前に検索するか栄養士さんとかに聞いてみようね。

薬による奇形リスクは妊娠初期よりは低くなるけれど、早産に繋がったりする薬もあるから、飲まなくていいなら基本的には飲まないでおこう。
もし必要なものがれば、お医者さんか薬剤師さんに相談してみてから飲むようにしてね。

栄養素としては、この期間は葉酸の必要量は、サプリメントで1日240μgと少し減少する。
その代わりに、鉄分の必要量がものすごく増える。推奨されているのは1日に18mg程度だね。食事だけでこの量を摂取するのは少し難しいから、これもサプリメントに頼ることになると思う。
サプリメントごとに含有量が色々異なると思うのだけれど、1日18mg程度を目安に、過剰摂取を避けて毎日飲んでいこう。
飲めば飲むほどいいというものではないから、必ず用法用量を守ろうね。

あとは、カルシウムかな。
カルシウムは妊娠時に必要量が増えるというわけではないのだけれど、日本人はそもそもカルシウムが足りていない人が多いみたい。
妊娠中期では胎児が育つためにカルシウムは重要な栄養素だから、推奨量の1日650mgを目安に、食事やサプリメントでしっかりと摂取しよう。

■妊娠後期(妊娠28週目~妊娠40週目)

この期間になると、早産も含めて出産が視野に入ってくるね。
妊娠中期と同じように食事や体重管理に気を付けて、やっぱり早産に繋がる薬もあるから、飲まなくていい薬は基本的には飲まないようにしよう。
必要があれば、かかりつけ医からお薬の処方があるはず(ひどい貧血で鉄剤が出るだとか)だから、自分では判断しないように。

栄養素としては、この期間は葉酸の必要量は、妊娠中期と同じでサプリメントで1日240μgだね。
鉄分の必要量も高いままで、1日18mg程度。
出産すると葉酸の必要量は減少するけれど、鉄分の必要量は授乳中や月経再開後でも高いままだから、サプリメントを飲んでいる場合は多めに用意しておいても大丈夫。

あとはもう、出産に向けて心の準備をしていくだけだね。
とはいえ、不安も恐怖もあると思うし、私も実際にそのタイミングになってみないとどんな気持ちになるかわからないけれど。
少なくとも、ここまできたら「もう産むしかない」状況であることは確かなので、腹を括るしかないのではないだろうか。


と、長々と書いてしまったけれど、今回調べたのはこんなところです。
今回はどちらかというと、「サプリメントで摂取しておいた方がいいもの」「避けた方がいいこと」をメインで書いてみた。
食事や栄養素や運動については、理想となるものはもっと細かくたくさんあるはずなのだけれど、全部書くとキリがないからね。このくらいにしておきます。

まあ、これらのことを全部きっちり守ったからって、望んだ時すぐに・健康的で何の心配もない子供を産めるわけではないからね。
人事を尽くして天命を待つ、というか。
できることはして、あとは運に任せて、焦らずにやっていくしかない。

頑張ります。

ちなみにですが、筆者は医療従事者であり、文献を参考にしながら今回の記事を書いたので間違いはないと思うのですが、万が一おかしな点があればご指摘いただけると幸いです。

ではでは、今回はこのへんで。


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