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【3-4】ミツバチをお迎えする(〜747日目)

ミツバチを購入する

ミツバチを飼ってから、よく聞かれること。
「ミツバチってどうやって手に入れるの?」

日本ミツバチは、テレビなどで特集されていたりするので、身近に感じる人も多いだろうし、イメージも湧きやすいと思う。
巣箱を置いておいて、群れが入ってくるのを待つ。

セイヨウミツバチについては、あまり知られていないのか、巣箱を置いて捕まえると思われることも多い。

セイヨウミツバチとニホンミツバチの違いは、セイヨウミツバチは野良にはならない。
(と言われているけど、私は実験してないので、あくまでも文献によれば)

というわけで、セイヨウミツバチを飼育する場合は、知り合いの養蜂家さんに群を分けてもらうか、業者から購入するか、ということになる。

普段、養蜂家の諸先輩方から、群を分けて頂くことも多く、冗談抜きで恐悦至極なわけなんだけど、今年は自分で購入することにした。

埼玉県の業者さんで、この辺の養蜂家さん御用達の「熊谷養蜂」さん。

そして、遠方ではあるけれど、獣医さんもいてさまざまな情報を提供されている「俵養蜂場」さん

一つの業者さんと懇意にして、やり取りするメリットもあると思うけど、まだまだ始めたばかりで、いろいろなところから知識を吸収したいし、あえて遠方の業者さんから取り寄せてみたいという気持ちもあった。

ミツバチも、ずっと同じ群の子孫だけだと、近親交配になり、ミツバチ自体が弱くなると聞いた。
そんなこともあって、別の業者さんから3群ずつ購入することにした。

ミツバチの導入(熊谷養蜂さん編)

熊谷養蜂さんへは、車で向かった。
生憎の雨。
巣箱も一緒に購入したので、箱の中にミツバチが入った状態で準備されていて、それを車に積み込む。

中に群れがおります

本当は場長さんとお話ししたかったり、豊富な資材を物色したりしたいところだけど、今回は急ぎ連れて帰らなくてはならないため、積み込み次第出発する。

後ろでブンブンと羽音が聞こえてくる。
刺激をなるべく与えないように、神経を集中しながら運転する。
気がつくと呼吸が浅くなっている。

無事に養蜂場に到着したものの、雨足は強くなるばかり。一旦巣箱を置き、巣門を開けただけで、この日の作業は終了。

翌日、雨上がり。
巣箱を開ける。

群れ群れしてる

移動に備えて、釘を打ってあるので、引き抜く。
巣箱の中にいるはずの女王を探す。

女王発見

無事に3匹の女王を確認。
ホッとする。

ミツバチの導入(俵養蜂場さん編)

一日置いて、俵養蜂場さんからミツバチが郵便で届く。
近所の郵便局留めで、到着次第連絡をもらう算段。
いつもお世話になっている局長さんから、
「到着しました!」と連絡をもらい、すっ飛んで行く。

グワングワン言ってる

カウンターに置かれているミツバチ。
ブンブン唸っていて、流石に心配になる。
これまたいつも窓口を担当してくれている職員さん、いつも淡々とクールな印象だったのに、ミツバチに興味深々で怖く無いって言ってくれてて、なんだか嬉しくなっちゃう。
ミツバチパワー。

見える見える🐝

こちらはダンボールハウスで届いたので、巣箱に移し変えるけど、またもや雨が降りそうになり、一旦そのままで保留する。

ダンボールハウス

翌日、スッキリ晴れ渡り、ムンムンと気温も上がってきたので、大慌てで巣箱に群れを移し替える。
こちらも全ての女王を確認。

白っぽいモフモフは産まれたばかり

すったもんだしながら、合計6群。
とにかく無事に引っ越し完了。

引っ越しといえば

引っ越しと言えば。
妹が先日までラオスに行っていて帰国した。
お土産の布や籠を、ムッフンムッフン言いながら欲しいだけもらい、自宅に飾りつける。

カゴの中身は気にしないで…
障子を貼ってない建具
お古の食器棚

和の家にラオスの風味が加わると、妙にしっくりきて、アジアンテイストというよりは、和風寄りになる気がする。
古い建具も本来の使い方じゃ無いけど、工夫次第で素敵な飾り棚になる。

気がつけば10回以上の引っ越しをしてきたけれど、平屋の古民家に住むのはこの家が初。
狭いアパートはいかに物を減らすかが勝負だったりするけど、今は好きなように飾ったりできるのが嬉しくてたまらない。
これは都会では味わえない醍醐味。

協力隊の報告会

年に一度、協力隊としての活動を町民に向けて発表する会が開かれる。

活動の成果を発表する場でもあり、興味を持ってくださる方と交流できる場でもある。
今年はどんな交流があるかしら。

残り1年。
時の流れが速すぎて、溺れそうになるけれど、いざとなれば抗わずに行けるところまで行くという覚悟を決め…られるかしら。

2023年(2年目の今頃はこちらから)

2022年(1年目の今頃はこちらから)

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